料理の素材を科学する!ってほどでもないけれど

食材や料理についてまとめてみました。
クイズや脳トレもありますよ。

田草

2022年01月13日 | グルメ
【1月14日は何の日】
1602年 狩野探幽、生まれる
1875年 シュバイツアー、生まれる

【前の答】伊勢海老
Q1,ボクの生産量日本一はどこでしょうか?
    a,鹿児島  b,愛媛  c,三重  d,静岡
     →c,三重26%、千葉18%、和歌山12%となっています。

Q2,ボクは春のもみじである、と記したのは誰でしょうか?
    a,井原西鶴  b,松尾芭蕉  c,近松門左衛門
     →a,『世間胸算用』に、年末は高くてとても買えない、と言う話が載っています。
      『日本永代蔵』には小判五両すると述べられているので、
      現在の価格にすると、何と、何とですよ、20万円にも相当するんです。
      今以上に高かったのは、今ほど流通が多くなかった関係でしょうね。
      それにしても、20万円ですよ・・・、金持ちしか食べられませんね。

Q3,お腹の黒いヒレ(腹肢)が大きいのは、どっちでしょうか?
    a,オス  b,メス
     →b,オスの倍くらい大きいです。
      それは、メスはここで卵を抱え、保護するからなんですよ。
      そして、メスは卵の世話をするために、5番目の脚の先がハサミのようになっています。

Q4,ボクには、目の隣に1対のツノのようなものがありますが、どちらが国産でしょうか?
    a,体とツノが同じ色  b,体とツノが別の色
     →a,国産の伊勢海老は体とツノは同色で、輸入物はツノだけが黒色です。

Q5,次のうち、正しい文はどれでしょう?
    a,輸入物はすべて養殖である
    b,輸入物の約半分は養殖である
    c,輸入物はすべて天然物である
     →c,伊勢海老の養殖は研究されていますが、まだ実現されていません。
      ですから、すべて天然物です。

Q6,ロブスターもボクの一種です。〇or✖?
     →✖。伊勢海老はエビ目イセエビ下目で、
      ロブスターはエビ目ザリガニ下目と異なります。
      簡単に言うと、ロブスターはザリガニの仲間なんです。


【脳トレの答】モツ鍋


【今日の話】
ボクの見た目は里芋に似た球形です。
原産地の中国と日本しか食用として栽培していないようで、
その色から中国のものを白ボク、日本のものを青ボクって言うんだ。
もう一つ、吹田ボクもあるよ。
ボクの名前は鍬芋の略で、
地上に出ている葉と茎が鍬(くわ)に似ていることに由来してると一般的に言われているけど、
藺草(ゐぐさ)に似ているので食える藺(ゐ)という意味で
クワイになったという説の方が有力なんです。
ボクは一つの根にたくさんの子がつき、
その形が子供を慈しみ哺乳している姑のように見えることから、
慈悲深い姑に例えてボクの字があてられたと言われているのさ。
(普通は母だと思うのですが・・・。なぜ姑なのか、疑問が残ります。)
また、勢いよく芽を出すことから、
縁起物としておせち料理によく使われるんだよ。
アクが強いので、皮を剥いたら10分ほど水につけて下さい。
その後、米のとぎ汁と一緒に20分ほど下茹でしてほしいんだ。
ちょっと手間がかかるけど、目出度いものですから手間暇をかけてつくりましょう。

Q1,ボクの生産量日本一はどこでしょうか?
    a,鹿児島  b,広島  c,茨城  d,福島

Q2,ボクは京の伝統野菜でもあり、京のブランド産品でもある。
    a,両方正しい
    b,京の伝統野菜だけ正しい  
    c,京のブランド産品だけ正しい
    d,両方正しくない

Q3,吹田ボクの名前は地名に由来します。さて、どこでしょうか?
    a,大阪  b,京都  c,埼玉  d,群馬

Q4,ボクの保存方法で正しいのはどれでしょうか?
    a,冷暗所に広げて保存する
    b,乾いた新聞紙に包んで冷蔵庫に入れる
    c,湿らせた新聞紙に包んで冷蔵庫に入れる


【今日のひと言】努力で自信が生まれ、それが成功につながる

【今日の脳トレ】


【今週の話】
何かが始まるとき、
今がそのスタート地点だと意識できることなんて、
ほとんどなかった。
そのとき始まったと思っていたことは、
後から考えてみると、
もっと前から始まっていたりするし、
始まったと思っても実は始まっていなかったりする。
スタート地点は、ハッキリ分からないのが人生。
ここから頑張るぞ、って気合を入れた瞬間が、
その人にとってのスタート地点で。
もしかしたら、それが、
他人に比べれば、だいぶ遅いとしても、
そこから、注げるだけの力を注いで頑張ればいいのだ。
他人よりスタートが遅れたから、
やる気が失せてしまうなんてことを
自分の心に選択させていたら、
本気でやるものなんて、
ほとんどなくなってしまうだろう。
世の中を見渡せば、
自分より早くスタートしている人は、必ずどこかにいる。
あるいは、スタートに見えない形で、
いい準備をしている人もいる。
スタートは、自分次第。
心にスイッチが入ったら、そこから、がんばる。
ほかの人より遅いと思ったら、
できる限りのことをすればいいし、
ほかの人より早いと思ったら、
油断しないで、着々と進めばいい。
今日が、またスタートです。

  中村航『あのとき始まったことのすべて』より

青春時代の気持ちに戻りたい時は、
ぜひお読み下さい。
コメント (2)
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