犯罪防止のための「愛」の定義2

2006-08-07 17:32:26 | 防犯論議
恋愛は拒絶、愛情は受容・・・加藤諦三さん・・かな?
その人以外は拒絶、夢中になるけど、自分の意に反することは拒絶:恋人の何気ない所作にも敏感に拒絶反応。えっ~そんな人だったの!あんたなんか嫌い!
一方、愛情の定義は・・・物事全て〇X△あって当たり前。優れたる部分も劣る部分も、あって当たり前の部分も・・・そういう意味の〇X△。人は美しくもあり、醜くもある。誠実であったり裏切ったり・・・だけれども、あるがままのあなたを全て受け入れます・・が受容の愛。
物事の価値は、己の〇X△をあるがままに認識して、Xや△を〇にしようとする姿勢が〇だということの理解で見えてくるかもしれません。また、Xの人や〇の人が存在するわけではない。(でも、現実社会では〇の人とXの人という認識で対人関係がありがちなのかも)
こうした考えは、現象学の認識方法でもあるかもしれません。「判断停止」して、あるがままの事実を認識することから始めよう・・・愛の理解に使えそうです。
罪を憎んで人を憎まず・・・にも繋がる考えかもしれませんね。
話を戻しましょう。かくして恋愛期を過ぎて恋人たちは、お互いの〇X△が否が応でもさらされる夫婦になります。その時にこの言葉を思い起こして、「あるがままのあなたを全て受け入れます」
犯罪者の更生には・・・全ての人はXをもっているが、「Xの人」はいない。Xを認識して、少しでも〇に近づけようと努力する行為が〇なのです。
犯罪防止と愛の定義・・・思いは伝わりますかしら?

犯罪防止のための「愛」の定義1

2006-08-07 12:53:08 | 防犯論議
犯罪防止のために、共通認識として「愛」の定義があった方がいいわね
最近の犯罪で報道の頻度が多いのは、親子愛、家族愛、夫婦愛・・・
愛がないから起きる犯罪・・・そこでいう愛って、何?
みんな一人一人違う言葉で、愛の定義をもっていると思いますよね・・・
でも、ないかもしれない・・・
(親子愛)
動植物の世界では、親は子の自立を目的として行動する存在であるように見えます。少なくとも私にはそう見えます。一つだけ例を挙げると、親鳥は子が飛べるようになったら巣に餌を運ばない。
親は明確な目的として、子の自立(巣立ち)のために行動します。
不確実な未来のために、親が尽くす最大の愛の行動-自立させること。
ほとんどの教育制度もそうだったはずですよね
(学校の愛)
ついでに学校教育についての共通認識をひとこと・・・
中学校までは義務教育だから、教え育む(教育は教師が主語)責任の比率は高いけど、それ以上の学校では、学び問いかける(学問は学生が主語)責任が高くなる。
学び問いかける姿勢を育てること・・・これも自立させるということ。
ここで一区切り。言葉の定義の共通認識が、犯罪防止の議論において大切なことが、自分でこの文章書きながら見えてくる・・・ような。


ちょっと愛

2006-08-07 10:53:15 | 防犯論議
今日から自画像は、「まろん」(1歳半の女の子、ビション・フリーゼ)
犯罪の防止とコンパニオンアニマル・・・な~んて話はいやだけど、同じ愛の話ということでは繋がりがあるかも。
まろんは、とにかく陽気!食べることよりも遊ぶことが好きみたい。初対面でも人が好き、犬が好き、おもちゃが好き。何でも遊び相手!
親と会話がなくなる年頃の子供たち、不平不満ばかりが話題の妻、仕事のストレスかかえた不機嫌な夫・・・どこにもある家庭内風景。そんな家の中にまろんは「愛」と「幸せ」をもたらしてくれました。家族に会話が戻りました。とても明るい話題。どんなことをしても、みんなで「かっわいい~!」
家族には「共通の話題」が必要だったのですね。
人の本姓は「愛したい・愛されたい」という心だと思っています。その心を実践することは簡単なことではないかもしれません。でも、それをまろんは自然に行動で示している・・・家族全員の目に、そう見えているのです。
ねっ!幸せでしょ