友の訃報が届いたのは、1月半ばの事でした。
ご主人からのお葉書です。
思い起こしますと、昨年9月中旬
「進行性の胃がんだったの」と彼女から電話があり、しっかりした口調で今の状況をしゃべると、そこから先は泣き声にかわり電話の向こうとこっちで泣きつづけました。
電話を切るときに友は「絵手紙頂戴ね。繋がっていたいの。
特にあのパステルの柔らかくて明るいのが欲しい・・・」と。
私は友にパステルアートを中心に月に2枚の絵手紙を送りつづけました。
その次に友からの電話がかかってきたのは、12月の半ば過ぎ。。。
驚くほど明るい声で「よく生かされて生きるって言葉を使うけど、何かに生かされてるだけあって、死ぬこともできずまだ生きてるの。
昨日はいよいよと思うくらい苦しくて苦しくて・・・
でも、今朝起きると、とても気分がいいので今のうちにあなたに電話しておこうと思って・・・」
どのくらい何を話したのでしょうか。
驚くくらい、病気に関係ないいつものおしゃべりをしました。
電話を切るときに「また気分のいい時は電話頂戴ね。待ってるからね」というと、
「分かったわ。バイバイ」
この電話が最期となりました。
訃報のハガキが届いて数日経ったある日、
友のご主人が、我が家を探して訪ねてきてくださいました。
「マンションの下に降りてきてください」の言葉通りに降りていき、
「家に上がってください」の言葉に、
「いえ、ここで・・・」とここ数か月の事をことを話してくださいました。
その中で「12月の末、あなたの処に野菜を届けてほしいと言ったのですが、
あのころは特に一刻も目が離せない状況で、あなたの処は勿論、畑にもいく余裕なんてありませんでした。
妻が亡くなって2週間、やっと彼女の言った通り野菜を届けることができました」と抱えきれないくらいの野菜渡されました。
車の見えなくなるまで見送り、
ご主人からお聞きした友の最期の言葉を心の中で反芻し、
友の遺言通り大好きだったボレロの曲の中でのご家族だけでの密葬という、なんとも彼女らしいお別れと、
抗がん剤治療は受けない! 最期は家で。。。
と貫き通した友とご主人に改めて深々と頭を下げました。
今日の絵手紙です。
筆を持ち、墨で描くなんて久しぶり。
数か月ぶり?もしかしたら1年以上も描いてないかも・・・
ご主人からのお葉書です。
思い起こしますと、昨年9月中旬
「進行性の胃がんだったの」と彼女から電話があり、しっかりした口調で今の状況をしゃべると、そこから先は泣き声にかわり電話の向こうとこっちで泣きつづけました。
電話を切るときに友は「絵手紙頂戴ね。繋がっていたいの。
特にあのパステルの柔らかくて明るいのが欲しい・・・」と。
私は友にパステルアートを中心に月に2枚の絵手紙を送りつづけました。
その次に友からの電話がかかってきたのは、12月の半ば過ぎ。。。
驚くほど明るい声で「よく生かされて生きるって言葉を使うけど、何かに生かされてるだけあって、死ぬこともできずまだ生きてるの。
昨日はいよいよと思うくらい苦しくて苦しくて・・・
でも、今朝起きると、とても気分がいいので今のうちにあなたに電話しておこうと思って・・・」
どのくらい何を話したのでしょうか。
驚くくらい、病気に関係ないいつものおしゃべりをしました。
電話を切るときに「また気分のいい時は電話頂戴ね。待ってるからね」というと、
「分かったわ。バイバイ」
この電話が最期となりました。
訃報のハガキが届いて数日経ったある日、
友のご主人が、我が家を探して訪ねてきてくださいました。
「マンションの下に降りてきてください」の言葉通りに降りていき、
「家に上がってください」の言葉に、
「いえ、ここで・・・」とここ数か月の事をことを話してくださいました。
その中で「12月の末、あなたの処に野菜を届けてほしいと言ったのですが、
あのころは特に一刻も目が離せない状況で、あなたの処は勿論、畑にもいく余裕なんてありませんでした。
妻が亡くなって2週間、やっと彼女の言った通り野菜を届けることができました」と抱えきれないくらいの野菜渡されました。
車の見えなくなるまで見送り、
ご主人からお聞きした友の最期の言葉を心の中で反芻し、
友の遺言通り大好きだったボレロの曲の中でのご家族だけでの密葬という、なんとも彼女らしいお別れと、
抗がん剤治療は受けない! 最期は家で。。。
と貫き通した友とご主人に改めて深々と頭を下げました。
今日の絵手紙です。
筆を持ち、墨で描くなんて久しぶり。
数か月ぶり?もしかしたら1年以上も描いてないかも・・・
今日は立春で暦の上では春が訪れましたが寒い日が続く様なので風邪を引かない様にお互い公私共に頑張りましょ~!
@('_')@お友達のご逝去にお悔やみ申しあげます。
愛するものと別れる事は辛いものですよネ。
わざわざご主人が来て下さった事は有難いですね。
懐かしい友との思い出を大切にし気を落とさず頑張って下さい。
:('_'):今日は西国33観音霊場のショットとお寺で聞いた法話をコラボさせDBにしましたのでお付き合い頂ければ幸せます。
!(^^)!ご覧になった感想などを頂くのを楽しみにお待ちしていま~す!それではまた:バイバ~ィ!
お聞きしたお友達のことですよね。
その時もなんて辛い話だろうと思って
胸が痛みましたが
お亡くなりになられたのですね。
辛い闘病生活の中で
guuchanさんの絵手紙が
救いになっていたと思います。
guuchanさんのお気持ち
きっとたくさんたくさん
お友達や家族の方に届きました。
御冥福を心からお祈り致します。
思いっきり描けましたね。
虚しさが残りますが、きっと空の上まで
届くと信じています。
私は先月でした。
覚悟のいる病気では無かったのですが
年賀状を見直してみたら「あなたと友達で楽しかった、、、、」と添え書きがあったのです。
やはり絵手紙は良いですね。
今年は私も"下手でもいい"に励まされてみようかな。
西国は一昨年巡礼したので嬉しいです。
一年がかりで33ヵ寺でしたので、
心のゆとりもあり、もう一度訪ねてみたいところです。
絵手紙教室で、気付いたら二人が会費を集めたり
画材を並べたりしていました。
「役員が決められたわけでないのに、何で私らがしてるんやろ~」って笑ったことも・・・
だから絵手紙教室には、友との思い出が残ってて
行くのがつらいのです。
これから、自分も含めてこういう事が増えてくるのでしょうね。
明日の事は誰にも分かりません。
だから今日を精一杯生きていかないと・・・とつくづく思いました。
でもね、嬉しいことに彼女を想う時浮かぶのは笑顔ばかりなのです。
淋しい限りですね。
お友達も気にかけていらしたお野菜が
あなたの手元に届けられて安堵しておられることでしょうね。
こうしてguuchanに絵手紙にしてもらうことが夢だったのかもしれません。
どの絵手紙もどっしりしていた迫力満点です。
私より2歳若い方でした。
お洒落な人でね、素敵なセンス。。。
絵手紙教室で逢ったとき「まぁ、今日も素敵よ」と云うと。
その場でくるっと回って見せ、ポーズを取り・・・なんて
茶目っ気のある友でした。
絵手紙教室に行くのがつらいです。
お気持ちお察しいたします。
優しいパステル画、届けてあげられてよかったですね。
どれだけ慰みになったことでしょう。
まぁ沢山の野菜、筆がいいわぁ!
新鮮さが伝わってきます。
友にこの絵手紙届けてあげたかったですねぇ。
教室・・。お友達の笑顔がきっと待っています。
ご主人もお友達のこと思い出しながら、収穫してくださったのね~~。
guuchanへお野菜が届いて、お二人ともホットなさっていますね。
あなたのパステル画がどんなにかお友達を、守ったことでしょう。
お野菜の絵も拍手してくださっているわ。
ご冥福をお祈りします。