ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

南へ、ただひたすら南へ、

2014年11月18日 | 自転車の旅 海外

ティマルを過ぎたあたりからは、平野ばかりではなくなってきます。
国道1号線(SH1 メイン サウス ロード)を、ただひたすら南へ走り続けます。


11月15日、ワイマテの町。
SH1から8㎞内陸に入ったところにあります。
観光客が立ち寄らない町、ニュージーランドの由緒正しい田舎町、僕の好きな町。


久しぶりに食糧袋をひっくり返してみました。
結構、持ってるなー。


食べる!


11月16日、再びSH1に戻る。
めっちゃ目立つ!
何年か前、コレに釣られて立ち寄ったなー。
それがワイマテとの出会いでした。
また来るよ!



南へ


南へ


民家の生垣。(笑)
卵に見立てた丸い石は、モエラキ ボールダーといって、このあたりの海岸で見られます。


たまには自画撮りパチリ。
ハンプデンにて。



11月17日、ハンプデンから少し南へ走ったところにあるモエラキの海岸。
10年前にもこのベンチで休んだことを思い出しました。


いい波だなぁ。


ただひたすら南へ


メイン サウスロードSH1沿いの、かわいい町。
パーマストンといいます。
活気があって小粋なかんじ。
次に来たら泊まりたいなと、思いました。


釣り人が鉄橋歩いてます。
いいなー、僕も歩きたい。


11月18日、SH1を海側に逸れます。
この先、絶景。
だけど、めちゃキツイ。


絶景です。二つ目の丘の頂上にて。


風が強いっちゅうねん!
南緯45度強風圏にいることがよくわかります。
風は写真に写らないので、こういうのがあると伝わりますよね。


うねうねうねうね…。
この先、標高100m前後の丘が幾つも連なっています。
南へ、南へ、はぁはぁはぁ…

(本当は素直にSH1を進んだほうが断然ラクです。)


海が、きれいだなぁ。
あの向こうが南極っていうのが、実感湧きません。


鉄橋の下をくぐります。
っていうか、鉄橋違うやん。
木橋?

いったんSH1に合流して、また分かれます。
この先SH1は自動車専用道(都市高速道路みたいなもの)になるので迂回路を進みます。


はいはい、行きましょう。
つまり、カーギル山の登山道路です。


日本の山道みたい。
実際、ニュージーランドにしては勾配が緩めで日本の峠レベル、
ニュージーランドでは割と楽な峠道です。
難易度はアーサーズパスの3分の1くらい。

標高0mから登りはじめて標高400mちょうど。
標高も、よくある日本の国道の峠みたいですね。

峠を一気に下ったら、もういきなりダニーデンの町の中心部に降りてきます。所要時間は2時間位。


ダニーデン駅です。
変なのが写ってますけど気にしないでください。


駅に、こんなのが居ました!


後ろ。カッコええええー!


うおーーー!


鉄分補給だーー!


ダニーデン滞在15分。(笑)

さっさと出発です。長居無用。
風が強いです。
これからさらに標高100m前後の丘をいくつか越えて行かなくてはいけません。

ガンガン行きます。

中略


隣町のモスギルまで来ました。
スーパーマーケットがある!

昨日はビーチに泊まり、ろくに食べてなかったので空腹でフラフラ。
スーパーマーケットでひたすら買いまくり、そして食べまくります。

やっと落ち着きました。ふう~


明日からも、
ただひたすら南を目指して僕は走り続けます。


11月18日、モスギルにて