クイーンズタウンは忙しい町なので、朝は行き交う車も多い。
それでも路側帯は広く、自転車レーンのマーキングもあるから安心して走れる。
真正面にリマーカブルの山々。
これでしばらくは、クイーンズタウンとはお別れだ。
空港があるクイーンズタウン入り口の町フランクトンから先は交通量も減った。自転車が軽やかに転がり始める。
カワラウ川に沿って、ひたすら東へと走るが、
途中、Hayes湖の美しい湖畔や、バンジージャンプ橋を見物したりと結構忙しい。
周囲はワイナリーが点在するブドウ畑だ。
昔はずーーーーっと牧場だったような記憶があるのに、
谷はひたすら、ずーーっと、ブドウ畑になってしまった。
今やオタゴ地方産のNZワインは世界で評価される銘品になったのだ。
なにしろ、ここで創られるワインなのだ。
美味くないはずがないではないか。
こうして牧童たちはワイナリーオーナーへと転職していくのだろう。
短パンに長靴だったのに、
スラックスに英国製の革靴とか履いちゃうのかな?
まあ許す。
どんだけ上から目線なんだよ俺。
世界をあっ!と言わせる、
美味いワインを作って欲しい。
頼むよ牧童!
さて。
やがて道路は、深い渓谷を走る。
道は平坦ではない。
常に登ったり下ったりするが、ニュージーランドは大抵そうなので慣れてしまった。
クイーンズタウンからクロムウェルまでは62km.
登ったり下ったりは地味にキツイが、短いので4時間かからないだろう。
クロムウェル!
インパクト大!
昔、巨大ダム建設の公共工事の町だったこの町は、今はフルーツの生産拠点になっている。
夏になるとアルバイトが沢山ありワーキングホリデー・メーカーに人気だ。
ダム建設工事の宿舎はいまはバックパッカーになっていて、フルーツピッキング従事者が定宿にしているらしい。
フルーツな仕事、楽しそうじゃないか!
しかし、その仕事はかなりキツイという。りんご狩りやブドウ狩りとは訳が違うだろう。そりゃそうだろう。
農家の手伝いをしている人ならば容易に想像がつくだろう。もれなく、ひどい日焼けと腱鞘炎が待っていることも。かぶれ、虫刺され…。
ま、余計なお世話だが。
何でも経験しなければ経験値はあがらない。よって武勇伝のない無難な人生になる。
つまらん!
ときには全力でぶつかることも、むしろ楽しい。
さあ。
チャリダーもフルーツピッキングに負けないくらい忙しいぞ。
明日はでかい峠を越えなければならない。
標高460m、ダニーデンのカーギル山相当の生ぬるい山と、
標高970m、その倍以上のチャリダー半泣き峠「Lindis Pass」
ニュージーランド主要峠のひとつ。こいつはでかい峠だ。
うわー。
ふたつの峠を越えて、さらに距離は110km走行になる。かなり走らなければならない。
長丁場なうえ、ヘビィときた。
かなり、キツイ。
辿り着くのか、俺??
きょうは楽勝だったから、その分むしろ、しっかり整えて明日に集中しようと思う。
為せば成るさ。
のんびり行こう。
人生に武勇伝は、やっぱ必要だ。
爺さんになったとき、
孫に話してやるのだ。
旅はきついが、
これだからやめられない。
それでも路側帯は広く、自転車レーンのマーキングもあるから安心して走れる。
真正面にリマーカブルの山々。
これでしばらくは、クイーンズタウンとはお別れだ。
空港があるクイーンズタウン入り口の町フランクトンから先は交通量も減った。自転車が軽やかに転がり始める。
カワラウ川に沿って、ひたすら東へと走るが、
途中、Hayes湖の美しい湖畔や、バンジージャンプ橋を見物したりと結構忙しい。
周囲はワイナリーが点在するブドウ畑だ。
昔はずーーーーっと牧場だったような記憶があるのに、
谷はひたすら、ずーーっと、ブドウ畑になってしまった。
今やオタゴ地方産のNZワインは世界で評価される銘品になったのだ。
なにしろ、ここで創られるワインなのだ。
美味くないはずがないではないか。
こうして牧童たちはワイナリーオーナーへと転職していくのだろう。
短パンに長靴だったのに、
スラックスに英国製の革靴とか履いちゃうのかな?
まあ許す。
どんだけ上から目線なんだよ俺。
世界をあっ!と言わせる、
美味いワインを作って欲しい。
頼むよ牧童!
さて。
やがて道路は、深い渓谷を走る。
道は平坦ではない。
常に登ったり下ったりするが、ニュージーランドは大抵そうなので慣れてしまった。
クイーンズタウンからクロムウェルまでは62km.
登ったり下ったりは地味にキツイが、短いので4時間かからないだろう。
クロムウェル!
インパクト大!
昔、巨大ダム建設の公共工事の町だったこの町は、今はフルーツの生産拠点になっている。
夏になるとアルバイトが沢山ありワーキングホリデー・メーカーに人気だ。
ダム建設工事の宿舎はいまはバックパッカーになっていて、フルーツピッキング従事者が定宿にしているらしい。
フルーツな仕事、楽しそうじゃないか!
しかし、その仕事はかなりキツイという。りんご狩りやブドウ狩りとは訳が違うだろう。そりゃそうだろう。
農家の手伝いをしている人ならば容易に想像がつくだろう。もれなく、ひどい日焼けと腱鞘炎が待っていることも。かぶれ、虫刺され…。
ま、余計なお世話だが。
何でも経験しなければ経験値はあがらない。よって武勇伝のない無難な人生になる。
つまらん!
ときには全力でぶつかることも、むしろ楽しい。
さあ。
チャリダーもフルーツピッキングに負けないくらい忙しいぞ。
明日はでかい峠を越えなければならない。
標高460m、ダニーデンのカーギル山相当の生ぬるい山と、
標高970m、その倍以上のチャリダー半泣き峠「Lindis Pass」
ニュージーランド主要峠のひとつ。こいつはでかい峠だ。
うわー。
ふたつの峠を越えて、さらに距離は110km走行になる。かなり走らなければならない。
長丁場なうえ、ヘビィときた。
かなり、キツイ。
辿り着くのか、俺??
きょうは楽勝だったから、その分むしろ、しっかり整えて明日に集中しようと思う。
為せば成るさ。
のんびり行こう。
人生に武勇伝は、やっぱ必要だ。
爺さんになったとき、
孫に話してやるのだ。
旅はきついが、
これだからやめられない。