ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

マイ・ブルーベリー・ナイツ(ネタバレ)

2008年04月15日 | 映画
平日に映画行けなくなってしまったので、金土日と3日連続でたまってた映画鑑賞してしまいました・・・(汗)ブログ更新できないので余計にネタが溜まってしまう(汗)
というわけでさくさくと3日連続鑑賞の第一弾を。
ウォン・カーウァイ初の英語作品、ですが、ナタリー・ポートマン目当てで行きました(汗)
ウォン・カーウァイって映像や雰囲気はいいけど、なんかよく意味からわからない・・・というイメージなんですが(いやちゃんと観たの「2046」だけなんですけど)、舞台がアメリカだからなのか、結構わかりやすくて、それでいてウォン・カーウァイのテイストもしっかり出ていて、なかなかいい作品になってたなーと思いました。
なんだか、アジアならではの湿っぽさがなくて、カラッとドライな感じになっていたのかな? それで香港映画だとドロドロしてしまうところが、観やすく綺麗にまとまっていたのかも、という気もしました。
初主演どころか演技するのも初めて、という主演のノラ・ジョーンズ、使い方も上手かったのでしょう、なかなか良かったです。監督が彼女の持ち味を理解して撮った結果なのでしょうね。
上手いなあと思ったのは、主人公が旅の途上で出会った人々のドラマを見守る形になっていて、難しい役どころはちゃんとキャリアのある役者たちがやっていたところですね。
彼らのドラマを見守る演技は、多分素のままに近いものだったのでしょう。素直に良かったです。
前の記事でも書いたけど、「ポストマン」も彼を主演にするのならこういう風にすれば良かったのになあ、と思いましたよ。
ジュード・ロウは、あの髪型いいですねえ。普段もああいう髪型にすればいいのに(爆)
行きずりの客の鍵を預かって瓶に入れて・・・というのも面白い設定でしたね。またその鍵の由来をひとつひとつ全部覚えているのがすごいと言えばすごいですが。
しかし、ああいういかにもアメリカ~なカフェって美味しいとは思えないんですが・・・(汗)私だったら絶対入らん・・・
あのブルーベリーパイもおいしそうには思えないんだけど・・・(汗)しかもアイス添えって甘すぎ! アイスがパイの上で溶ける映像は気持ち悪くなりました・・・(甘いものそんなに得意でないので・・・特にクリーム系)
ジュード・ロウがケーキホール食いしてたのもなんか観てて気持ち悪くなりました・・・(汗)まあ、とてもアメリカっぽい光景だなあとは思いましたけど、ブルーベリーパイにしても。
お目当てのナタリー・ポートマンは、「マゴリアムおじさん-」がいまひとつだったのであまり期待してなかったんですが、久々に良かったです。
彼女、真面目な役よりもこういうちょっとスレた感じの役の方がいいよなあ、なんか。はっ、そういえば「レオン」のマチルダもそんな感じかも・・・(汗)
エピソードとしてもナタリーのエピソードが一番良かったですね。父親に会いたいけれど、素直に会えない。一人では勇気が出ないから、と嘘をついてエリザベスを誘った彼女(名前忘れた・・・)の心境に、真実が明らかになった時にちょっとグッと来ました。
エリザベスにN.Y.に戻ろうと思わせるだけの説得力のあるエピソードだったと思います。
エリザベスとジェレミーのラブストーリーには別に・・・だったんですが(汗)エリザベスの旅の途上のエピソードと、それを真摯に観つめるエリザベスの人間的で暖かいまなざしが良かったなあと思いました。
というわけで、結構好評価です。ナタリーが良かったのがやっぱりポイント高いかも(笑)

てなわけで、今年見た映画の順位。
1.マイ・ブルーベリー・ナイツ / 2.エリザベス ゴールデン・エイジ / 3.スウィーニー・トッド / 4.転々 / 5.奈緒子 / 6.L Change the World / 7.マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 / 8.ポストマン
いきなり一位! なんか減点法で行ったら減点がほとんどなかったので、という感じの一位ですが。ナルニアに抜かれるかな?
なんか最近「転々」が良かったような気がしてきていて・・・順位もっと上げてもいいかも?
コメント
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