ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

朗読CDその18

2009年01月04日 | 指輪物語&トールキン
9連休、この上もなくだらだらと過ごしてしまいました・・・(いや掃除とかもしてたはずなんですが、だらだらしてた記憶しかない・・・)今日鏡を見たら、今まで見たこともないほど白目が白くなっててびっくりしました(笑)睡眠が足りると充血ってなくなるんですね・・・(笑)
そのおかげで?朗読CDも少し進んで、「西に開く窓」が終わりました。このペースでずっと行けば年内に聴き終われるんだけど、無理だろうなあ・・・
というわけで、久々の朗読CDの感想です。なんと昨年3月以来・・・!?
TTTも後半に入り、いよいよファラミアが登場して来てます。
考えてみたら、今までの感想も新しいキャラクターが出てきた時に書いてたような・・・ということは次はデネソールが出てきた時か?(汗)
Rob Ingrisさんのファラミア、なかなか良いですねえ。クールで知的で静かな話し方で、どこか悲しさもはらんでいて。
結構ナレーションの部分の話し方とも似てるので、実は地の声に一番近かったりして?
ファラミアの声はラジオドラマの人も良かったですが、エオウィンを口説くシーンになったら突然メロメロな感じになってガッカリだったものですが、Rob Ingrisさんはそんなじゃないことを祈ります・・・
ボロミアの舟が流れてきたときの場面の語り口(というかファラミアの台詞なんですが)が、静かでどこか悲しげで、良かったですね~。この情景の美しさをしみじみ感じさせて、なんかとても感動してしまいました。
その後のヘンネス・アンヌーンでのフロドとサムとの会話も良かったですねえ。
サムの失言でフロドが一つの指輪を持っていることを知ったファラミアが、「そなたたちの国は平和で満ち足りた国土に違いない。そしてそこでは庭師は非常に重んじられているに違いない」という台詞が一番好きな台詞だったりするんですが、そのあたりはさらっと言ってましたね。(もうちょっとサムに対するユーモアみたいなのがあってもいいかなーと)
でも、その前の、「ボロミアにとってなんと辛い試練であったことか」というあたりの台詞が良かったなあ。しみじみしました。
そして、フロドがファラミアに、指輪を滅びの山まで持っていくことを話し、「よもやそこまでたどり着けるとは思わないのですが」という時の心細げで静かなトーンもとても良かったです。
この間のサムの語り口もいいんですよね。合間合間に「Do you understand me?=おらの言うことわかってくださるだか」が挟まるのがいいですよね。
サムの朴訥な語り口と、ファラミアのクールで静かな語り口が申し分なくイメージどおりで、もともと好きなシーンでしたが、なんかすごく良かったですねー。
Rob Ingrisさんのファラミアの今後の出番も楽しみです。ってRotKの出番はまだまだ先ですが・・・いやまだTTTでも別れのシーンの名台詞が残ってますが。
コメント
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