ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

迪化街の猫

2009年06月01日 | 旅行
太魯閣に行った翌日は平渓の天灯祭に行ったのですが、午後から行けばいいため、午前中は迪化街に。妹がいつも乾物を山ほど買い込むんですよね。今回も通りがかりの日本人に「業者の方ですか?」と聞かれたらしい(笑)
その間暇な私はブラブラ歩いていたら、近くの店先に猫がつないであるのを発見。
生後3ヶ月くらいの小さいけど超元気な子ネコ。油か何かの4リットルボトルに紐がつないであって、近くにはトイレと、寝床用なのか横倒しの空ダンボール箱が。でも違うところで寝てましたけどね(笑)
なかなか人懐っこい子で、すぐによってきてすりすりマーキンクしたりするんですが、なかなかなでさせてくれないんですよ。手を出すとはっしと両手(前足)で掴んで、噛み付こうとする(笑)
写真撮ろうにも動き回っていてなかなか撮れなくて、遠く離れてようやく撮ったのがトップの写真です。あとは皆ブレてた・・・(汗)

4日目になって、妹が買い忘れた乾物があるというので、また迪化街に。
あの猫いるかなーと思ったら、この日も同じように繋がれてました。

寝床用ダンボール箱ではなく、空き袋を入れておくケースで熟睡してました(笑)
が、私が近づくとすぐに起きて、出てきて遊んでくれました。


しゃがんでいるとじゃれつかれて写真取れないので、高いところから・・・

かわいかったなあ。私はトラ猫派ですが、黒猫もいいかも、と思いました(笑)
まだあそこにつながれてるのかなあ。もう大きくなってると思いますけど。
そう言えば、台湾は犬もネコも黒いのが多いような気がしました。なんでだろ。
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ゲド戦記「さいはての島へ」「帰還」

2009年06月01日 | 読書

なかなか書く暇がなかったのですが、ゲド戦記シリーズ再読終わっていたので、感想を。
なんとなく2冊ずつ書いて来たのでこの2冊の感想を書きますが、この2冊をまとめて、というのは何か違うような・・・(汗)物語の時間軸としてはほぼ続いているんですけどね。

まずは「さいはての島へ」。
1,2巻の感想を書いた時に、ハイタカは1巻のあと主役を降りている、と書いたんですが、あらためてこの3巻を読んだら、実はやっぱりハイタカが主役じゃ・・・と思えました。
というのも、初読時からそうだったんですが、どうもアレンに感情移入できないというか、何考えてるんだかよくわからないというか・・・
一見王になるアレンが主人公に思えるんですが、どうもアレンはむしろハイタカの最後の活躍を見守る語り部として登場させられているような気がしてならない・・・ハイタカの魔法使いとしての最後を見届けさせる存在として。
話の筋としては、以前読んだ時も筏の民と出会ってからが面白かったような記憶があったんですが、やっぱりそうでした。
ソレグの子孫の兄妹とか、自らを犠牲にして死者の国への道を開いたオーム・エンバーとか、終盤には結構感動的なエピソードが詰まっていて、素直に面白かったです。
そして、自分の力を棄てて世界を救うハイタカと、ハイタカを支えて生の国への辛い道を辿るアレンと。
ただ、この3巻を最高傑作とする人も多いようですが、私はあんまりピンと来ないというか・・・やっぱりアレンがよくわからないからかなあ(汗)

で、「帰還」です。
この4巻以降は、「ファンタジーに現実のフェミニズムを持ち込むな」みたいな感じで批判している人も多いようで、確かにそうかなあと思う面もあるのですが、私は結構好きだったんですよね、この話。
今回読み返してみて、やっぱり単純に面白く読めました。ファンタジーとしてどうとかではなく、一つの物語として。そういう意味では1~3巻よりもずっと面白かったかも。
虐待された子供であるテルーと、そのテルーに愛情を感じてやまないテナーのエピソードだけでも感動的ですし。
フェミニズムについては、確かに家事をやるのがどうとか、ロークの長たちが女だというだけで話を聞かないとか、現代でもまだ残っているような問題(?)が出てくるとちょっと引いてしまうのですが、古代からどうやって女性が社会から排除されてきたのか、なんてあたりを示唆していると思われるあたりの話は、なるほどなあと興味深く読めました。
2巻でテナーを登場させた時は、そこまで描こうとは考えていなかったと思いますが、テナーの存在があってこそ書けた話だなあと思ったりもしました。
テナーとテルーのエピソードはもちろん、コケぱぱと心を通い合わせるようになるあたりも良いですね。ごく普通の中年女性になったテナーの心情を細やかに描いていたのが、素直に感情移入できたし、面白く読めました。
ただ、ハイタカが力を失ってあまりにも抜け殻になってしまっているのに違和感が・・・。そのくらい覚悟してやったのだと思っていたのだけれど。そのあたりが3巻から続けて読むと違和感あったかな。
最後にテルーが竜だとわかるあたりの爽快な感動もいいですね。

もっといろいろ思うところがあったような気がするのですが、時間が経ったので忘れてしまったなあ・・・(汗)
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今週のグイン

2009年06月01日 | グイン・サーガ
暇なのでアニメのグインの感想など。
11時前からずっとテレビつけてたので、BSアニメ劇場のキャラクターの番組紹介?も見たんですが、「グインまた捕まっちゃったの?」とか言われているのがなんかウケてしまった・・・(笑)確かにそうだよなあ。

さて、今週はいよいよイシュトヴァーンによるマルス伯丸焼き(汗)の一件になるんですが・・・
えーっ、焼き殺したのマルスさん一人ですか??? マルス一人のためにあそこまで手の込んだことしたの???? 青騎士隊壊滅させて戦力削ぐ作戦じゃなかったの・・・?????
あれじゃあ、マルスが強すぎて普通には倒せないから、わざわざ焼き殺したみたいな・・・(汗)グイン姑息すぎるよ! ということになってしまう・・・
そりゃイシュトヴァーン恨まれるわな、という感じですかね・・・
まさか、兵士たちたくさん描くの面倒だから少人数にしたとかじゃないだろうな~(汗)
毎回ツッこみながら観てますが、今回は笑うというよりも唖然としてしまいましたね・・・

どうもこのアニメ、そもそもクオリティが低いとは思うんですが、戦闘シーンがお粗末なのが悲しすぎる・・・特に集団戦がね・・・
原作では、セムの奇襲とかすごく面白かった記憶があるのに、アニメで観てると何やってるんだかよくわかんないし。
観てて萎えることが多いのですが、それでも気になって観てしまうんだからしょうがないですね・・・

そう言えば、公式サイトで新しいキャラクターとかがupされていて、ミアイルとかフロリーとかかわいくて、ヴァレリウスなんか結構カッコ良かったりして、ほほうと思いながら観ていたんですが。
ふと思ったんですが、どうもキャラクターとか衣装がアニメっぽくて好きになれない、と思ってたんですが、もしかしてそれってリンダとレムスだけだったりして・・・(汗)
そのことに気がついたら、またまた萎えてしまいました・・・それ一番ダメじゃん・・・(なんだかんだリンダとレムスが一番好きなので・・・)
なんであんな不自然なミニスカなんですかねえ。せめてレムスのワカメちゃんヘアだけでもなんとかならないかな・・・後姿観るたびにドン引きしている私・・・
あと、リンダのキャラクター造形も、なんか原作のお姫様故の世間知らずでちょっとお高いところとか、レムスに高飛車なところとか、そういうところが描かれてないので、ただのいい子になっちゃってて、観ていて結構ムカつくというか・・・(汗)原作では一番好きだったのになあ。
レムスも、現実的なだけでそんなに気弱には見えないし。
そして、双子もっと仲良かったと思うんだけど・・・そんなに仲良さそうに見えないのが・・・(汗)
なんか、双子が一番好きだったので、その二人が一番原作と違うように思えて、釈然としないのでした。まあ、それでも最後まで観ますけどね。

しかし、クオリティ低いながら、グインが結構いいなあ、と思ってます。絵柄とか表情も結構カッコイイなあと思うし、声優さんもいいですね。主人公が良いのは救いかなあと思います。戦闘シーンちょっとプロレスだけど・・・(汗)
しかし、今回のアニメは16巻までらしいですが、途中でグインいなくなるよね・・・(汗)どうやって最後まとめるのかなあ。
妹は、16巻の後にあたる、外伝2,4巻あたりの三人の放浪者シリーズが一番面白かったと言ってましたが、確かにあのあたりは面白かったなあ。イシュトヴァーンとマリウスの犬猿コンビ+グインといのがなかなか楽しい取り合わせでした。
まだマリウス本編に出てきてもいませんが、そういうの観られたらちょっといいのになあと思いました。なんだかんだアニメ楽しみにしてるのかな・・・(汗)
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