ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

降りそそぐ百万粒の雨さえも

2011年11月08日 | ミュージカル・演劇
キャラメルボックスの新撰組モノ「風を継ぐ者」の続編というので見てきました。
一番楽しみにしていたのは阿部丈二さんの銀太夫さんだったんですが(笑)
さて、「風を継ぐ者」の続きで、江戸に出てきてから函館に追い込まれることになるまでを描いたこの作品ですが、正直「風を継ぐ者」に及ぶほどではなかったなと・・・
そしてそうなってみると、別に続編なくても良かったんじゃないかなあと思ってしまいました。沖田総司の最後の日々は結構感動的ではあったんだけど、別に「風を継ぐ者」の終わり方でも充分だったかなと。それは新撰組の最後についても同じで。
「風を継ぐ者」で充分完結していたのに、別に続きはなくて良かったんじゃないかなあというのか正直な感想でした。別に悪くはなかったけれど「風を継ぐ者」を超えるほどではなかったから余計に。
あとすごく違和感があったのが、銀太夫さんが語り手になっていたことですねー。「風を継ぐ者」の小金井兵庫のように。
なんかちょっと阿部丈二さんにあて書きなのかなーと思わなくもなかったですが、ちょっと銀太夫さんが真面目に語っちゃうとなあ・・・。なんか土方の腹心みたいな扱いになってたのも違和感ありでした。
でもまあ、銀太夫さんの独演会?は期待通り堪能しましたが(笑)「たけのこ」にはやられました(笑)やっぱりただ者じゃないですね(笑)
コメント
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