ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

各メディアでのキャラクター比較その3

2006年09月28日 | 指輪物語&トールキン
少し間が空きましたが続きです。闇の勢力を忘れてたので・・・(汗)

サルマン
原作>映画>ラジオドラマ>ミュージカル
クリストファー・リー様のサルマンは良かったです。もうリー様の声でしか想像できないくらいに・・・(笑)
問題がないわけではないのですが、全ては脚本のせいですので・・・(汗)
あの映画のサルマン、どう観てもサウロンを出し抜こうとしているようには見えなかったし、そんな展開は一切なかったのに、リー様の解釈では原作どおりサルマンを出し抜こうとしていたことになっていたのが嬉しかったというか悲しかったというか・・・
ラジオドラマのサルマンは、リー様に聞きなれてしまうと、声の威厳はあまり感じられず(汗)言葉巧みで狡猾な感じはしましたが・・・
ミュージカルのサルマンは、まずスキンヘッドにびっくりしますが(汗)でも、キャラクターが違う、と思うまでの出番がなかったかな(汗)ちゃんとホビット庄の掃討まで出てきてましたけど。

グリマ(蛇の舌)
映画>ラジオドラマ>原作
唯一原作が最下位のキャラクターですね~。ミュージカルには登場しません。
原作の蛇の舌は(原作だと「グリマ」というイメージがあまりない・・・というか映画だと「グリマ」という人間の名前の認識があるのかも)、サウロンやオーク並みに愚かな存在として書かれていて、救いがなかったですねえ・・・ゴクリやサルマンほどは力を入れてもらえなかったというか(汗)
映画のグリマは、ブラッド・ドゥーリフの名演技もあって、気味の悪さと同時に哀れさや人間らしさも感じられて良かったですね。グリマのイメージを変えてくれました。原作より良かった唯一のキャラクターかもしれません。
ラジオドラマのグリマも、映画ほどではないけれど原作よりは人間らしさを感じました。やはり生身の人間の演技が入ると変わりますよね。

サウロンについては、私はキャラクターとしては認識していません。
昔は人間の姿形を取っていたのですが、それってどうも怖くないんですよね(汗)
「指輪」のサウロンは、最期まで姿を現さないまま倒されてしまったのが良かったなあと。
サウロンの力も、じわじわと人の心に恐怖と絶望の影を忍び込ませ、自滅?させることにあったわけで、そういうのも良かったなあと・・・
なので、実体化させた時点で映画はうーむ、でした。原作どおりなんだけども(汗)
「瞼のない目」のイメージは上手いなあと思ったものの、RotKでサーチライトになっちゃうとはなあ・・・うーむ(汗)
ちなみにミュージカルの御目は、いいのか?というくらい映画の御目の造形に酷似しておりました・・・(汗)まあ実体化して出てこなかったのはいいのですが。
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