TTTサントラ完全盤のブックレット、ようやく読み終わりました~(汗)
というわけで昨日の続きです。
「旅の仲間のテーマ」関連では、ギムリが角笛城で槍の中に飛び込むシーンで流れたのが、旅の仲間のテーマの変奏だと知ってちょっとがっかり(汗)ギムリの曲だと思ってたのに・・・
まあギムリの音楽はレゴラスと共に「旅の仲間のテーマ」で表されているので、ギムリの音楽でもあると言えばあるのですが。
この変奏、Fellowship in Rohanという名前がつけられていて、この他にエオメルとアラゴルンたちの遭遇の場面と、エオウィンのシチューの場面に使われているそうです。
エオウィンのシチューの場面は、ゴンドールのテーマが出てくる前にオーボエが吹いてるあそこか、とわかりますが、エオメルと会った時にそんなメロディ出て来てたっけ・・・?(汗)ちょっと聴いてみましたがよくわかりませんでした。また今度探してみます。
あと、昨日も出てきた「アラゴルンのテーマ」なんですが、Evenstarのバックのコーラスに使われているという話でしたが、その他にBreath of Life(シーラ・チャンドラーが歌う、アラゴルンが川岸で目覚める場面の曲)ではメロディ自体がアラゴルンのテーマなんだそうです。うーん、そんなの全然気がつきませんでした(汗)
そして、アラゴルンがブレゴに乗って角笛城に向かうシーンで流れる勇ましい音楽、あれもアラゴルンのテーマなんだそうです。そういやアモン・ヘンの最初と似てますね。これは納得。(でも全く気がつかなかったけど・・・(汗))
このあたりで、アラゴルンはアルウェンとのつながりを感じることでゴンドールの王への道を進むことになったとかなんとか書いてあって、うーん、映画設定ですけど(汗)
そうするとあの崖落ちも映画的には意味のあることだったんですな・・・気がつきませんでしたよ(苦笑)
あと、白の乗り手のテーマですが、これはin Fellowshipとin Natureの二つに分かれるそうです。前者が、ガンダルフが飛蔭に乗って走っていったり、ヘルム峡谷での鵯越(汗)のシーンでかかった音楽で、後者はファンゴルンでアラゴルンたちと再会した時の3連符の少年合唱で歌われる音楽ですね。
このWhite Rider(in Nature)は、映画では「自然のテーマ」に置き換わっていた、アラゴルンが角笛城でガンダルフの言葉を思い出す場面にも使われていて、この完全盤ではそっちのバージョンが採用されてます。ブックレットの註でも、ショアははガンダルフを表すためこのバージョンを作曲した、というようなことが書いてありました。
このWhite Rider(in Nature)のコーラスの歌詞は古英語で、ガンダルフがローハンで果たさなければならない使命があることを表しているのだとか。(いや、これかなり意訳ですけど(汗))
ということでRotKには出てこなかったのかな。
ムマキルのテーマは、やはりこの1回しか出てこなくて、繰り返し使われることが多いLotRサントラのテーマの中でも珍しいとか。
個人的な収穫?は、このメロディ、コントラバス、チェロの他、ディルルバも一緒にメロディを弾いている、ということでした。
これで私の長年の謎だったサーランギー・ディルルバ問題にも終止符が(笑)ロスロリアンのテーマで使われていたのはサーランギーで、ディルルバが使われていたのはこのじゅうのテーマのところだけなんですね。後の方の楽器の解説でも、TTTで初めて使われたと書いてありましたし。
楽器ついでに、これも謎だったモノコードですが、ロスロリアンのテーマのほか、Breath of Lifeで、びよよ~んという音を出していた楽器だということもわかりました。やっぱりロスロリアンのテーマでメロディを弾いていたのはサーランギーだったんだなあ。ようやく全ての謎が解けました。
あと、前にもちらっと書きましたが、黄金館にガンダルフたちが乗り込むところで流れたコントラバスのメロディ(チェロとコントラファゴットとチューバもやってるらしいです)、グリマのテーマだったんですね~。びっくりです(笑)個人テーマがあるなんて破格の扱いですよ(笑)
その後の音楽が5拍子になるのは、セオデンがサルマンに支配されているさまを表しているそうです。
モルドール関連では、先にちょっとサントラ公式サイトのANNOTATED SCOREを読んだ時に出てきたThe Way to Mordorというのが、死者の沼地でナズグルが現れたときに流れた3拍子のメロディだということがわかりました。これナズグルのテーマの変奏だと思うんだけど・・・
このThe Way to Mordor、ゴラムが黒門への案内を引き受ける場面でも流れているらしいですが、これも確認できず・・・また探してみます。
後は、「自然のテーマ」については、なんでローハンの場面で使われたのかの謎はRotKに持ち越しになりましたね~。RotKでは最初から「自然のテーマ」を使うつもりで作ってたと思うので、そのあたりどういう意図なのかぜひ知りたいものです。来年までお預けですが・・・
てなわけでブックレット読み終わりました。FotRよりも新事実が多かったような気がします。読み応えありましたね~。
さて、これからさらに読み応えのあるANNOTATED SCOREを読んでいきたいと思います!
ああしかし、サントラ考察、FotR完全盤で知った新事実もまだupできてないという・・・(汗)早くしないと忘れてしまいます。(まあそのためにブログに書いてるんですが(笑))
早いとこクリーヴランドとニュルンベルクのコンサートレポをupしないと・・・(汗)
TTT完全盤の映画バージョンと違うところの比較表も作りたいし。ああ、暇がないまま計画倒れになりそうです・・・(汗)
というわけで昨日の続きです。
「旅の仲間のテーマ」関連では、ギムリが角笛城で槍の中に飛び込むシーンで流れたのが、旅の仲間のテーマの変奏だと知ってちょっとがっかり(汗)ギムリの曲だと思ってたのに・・・
まあギムリの音楽はレゴラスと共に「旅の仲間のテーマ」で表されているので、ギムリの音楽でもあると言えばあるのですが。
この変奏、Fellowship in Rohanという名前がつけられていて、この他にエオメルとアラゴルンたちの遭遇の場面と、エオウィンのシチューの場面に使われているそうです。
エオウィンのシチューの場面は、ゴンドールのテーマが出てくる前にオーボエが吹いてるあそこか、とわかりますが、エオメルと会った時にそんなメロディ出て来てたっけ・・・?(汗)ちょっと聴いてみましたがよくわかりませんでした。また今度探してみます。
あと、昨日も出てきた「アラゴルンのテーマ」なんですが、Evenstarのバックのコーラスに使われているという話でしたが、その他にBreath of Life(シーラ・チャンドラーが歌う、アラゴルンが川岸で目覚める場面の曲)ではメロディ自体がアラゴルンのテーマなんだそうです。うーん、そんなの全然気がつきませんでした(汗)
そして、アラゴルンがブレゴに乗って角笛城に向かうシーンで流れる勇ましい音楽、あれもアラゴルンのテーマなんだそうです。そういやアモン・ヘンの最初と似てますね。これは納得。(でも全く気がつかなかったけど・・・(汗))
このあたりで、アラゴルンはアルウェンとのつながりを感じることでゴンドールの王への道を進むことになったとかなんとか書いてあって、うーん、映画設定ですけど(汗)
そうするとあの崖落ちも映画的には意味のあることだったんですな・・・気がつきませんでしたよ(苦笑)
あと、白の乗り手のテーマですが、これはin Fellowshipとin Natureの二つに分かれるそうです。前者が、ガンダルフが飛蔭に乗って走っていったり、ヘルム峡谷での鵯越(汗)のシーンでかかった音楽で、後者はファンゴルンでアラゴルンたちと再会した時の3連符の少年合唱で歌われる音楽ですね。
このWhite Rider(in Nature)は、映画では「自然のテーマ」に置き換わっていた、アラゴルンが角笛城でガンダルフの言葉を思い出す場面にも使われていて、この完全盤ではそっちのバージョンが採用されてます。ブックレットの註でも、ショアははガンダルフを表すためこのバージョンを作曲した、というようなことが書いてありました。
このWhite Rider(in Nature)のコーラスの歌詞は古英語で、ガンダルフがローハンで果たさなければならない使命があることを表しているのだとか。(いや、これかなり意訳ですけど(汗))
ということでRotKには出てこなかったのかな。
ムマキルのテーマは、やはりこの1回しか出てこなくて、繰り返し使われることが多いLotRサントラのテーマの中でも珍しいとか。
個人的な収穫?は、このメロディ、コントラバス、チェロの他、ディルルバも一緒にメロディを弾いている、ということでした。
これで私の長年の謎だったサーランギー・ディルルバ問題にも終止符が(笑)ロスロリアンのテーマで使われていたのはサーランギーで、ディルルバが使われていたのはこのじゅうのテーマのところだけなんですね。後の方の楽器の解説でも、TTTで初めて使われたと書いてありましたし。
楽器ついでに、これも謎だったモノコードですが、ロスロリアンのテーマのほか、Breath of Lifeで、びよよ~んという音を出していた楽器だということもわかりました。やっぱりロスロリアンのテーマでメロディを弾いていたのはサーランギーだったんだなあ。ようやく全ての謎が解けました。
あと、前にもちらっと書きましたが、黄金館にガンダルフたちが乗り込むところで流れたコントラバスのメロディ(チェロとコントラファゴットとチューバもやってるらしいです)、グリマのテーマだったんですね~。びっくりです(笑)個人テーマがあるなんて破格の扱いですよ(笑)
その後の音楽が5拍子になるのは、セオデンがサルマンに支配されているさまを表しているそうです。
モルドール関連では、先にちょっとサントラ公式サイトのANNOTATED SCOREを読んだ時に出てきたThe Way to Mordorというのが、死者の沼地でナズグルが現れたときに流れた3拍子のメロディだということがわかりました。これナズグルのテーマの変奏だと思うんだけど・・・
このThe Way to Mordor、ゴラムが黒門への案内を引き受ける場面でも流れているらしいですが、これも確認できず・・・また探してみます。
後は、「自然のテーマ」については、なんでローハンの場面で使われたのかの謎はRotKに持ち越しになりましたね~。RotKでは最初から「自然のテーマ」を使うつもりで作ってたと思うので、そのあたりどういう意図なのかぜひ知りたいものです。来年までお預けですが・・・
てなわけでブックレット読み終わりました。FotRよりも新事実が多かったような気がします。読み応えありましたね~。
さて、これからさらに読み応えのあるANNOTATED SCOREを読んでいきたいと思います!
ああしかし、サントラ考察、FotR完全盤で知った新事実もまだupできてないという・・・(汗)早くしないと忘れてしまいます。(まあそのためにブログに書いてるんですが(笑))
早いとこクリーヴランドとニュルンベルクのコンサートレポをupしないと・・・(汗)
TTT完全盤の映画バージョンと違うところの比較表も作りたいし。ああ、暇がないまま計画倒れになりそうです・・・(汗)
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