ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

原作読書6回目その7

2007年06月29日 | 指輪物語&トールキン
あんまり読み進んでないんですが、ネタもないので・・・
ヘンネス・アンヌーンに到着したところまで読みました。これからファラミアとじっくりお話、かな。
前回の続きからですが、黒門前でまたちょっと新発見。というか今まで何で気がつかなかったの、という感じですが・・・
ゴクリにしたがってキリス・ウンゴルに行くかどうか迷っていたフロドが決断できたのは、サムのじゅうの歌のおかげだったですね~! サムってやっぱりすごい!
笑ったことで心が軽くなって決断ができた、というのもいいなあと。
トールキンは間違いなくユーモアのセンスがある人ですが、「笑い」というものがもたらす力をよく知っていたんですね。そう思うと、トールキンの人間性の一端に触れたような気がしてちょっと嬉しいですね。
「笑い」の力ってすごいものなんですよね。とても大事なことなのに、間抜けなサムは嫌だった、なんて言っていた某氏・・・。やっぱり映画のサムは違うなあと、しみじみと思ってしまいますです。
イシリアンに入るとホッとするのは毎回ですが・・・。ここ、荒れ果てた土地の描写に疲れたトールキンが、鬱憤を晴らすように緑豊かな土地の描写をしているように思えるんですが・・・(笑)
イシリアンという土地だけでなく、ファラミアとの出会いも、フロドとサムの旅の中でホッとさせてくれる場面ですね。モルドールに入る前の最後のやすらぎというか・・・まあ、それなりに緊張感はありましたけれど。何を言っても戦時下ですからね・・・
初読時以来しばらくは、ファラミアの出来過ぎな人格に不満?を持っていた私ですが、今回はもっとじっくりとファラミアという人について読めるかな、と思っています。
サムとファラミアのやりとりも楽しみです!
原作ではファラミアは最後はほとんど出てこなくて、フロドとサムとも全く会話するシーンはないのですが、ラジオドラマでは最後にフロドに声をかけてくれて嬉しかったものです。
でも、サムとも話して欲しかったんだよなあ・・・。
ファラミアはその後、サムよりもピピンと親しくなってしまったのがちょっとさびしいような気もする私なのでした。まあ、ロージーとエラノールと一緒にゴンドールに行った時には、きっとファラミアとも交流があったと思いたいですが。
・・・なんか話それがちだなあ・・・あんまり読み進んでないとはいえ(汗)
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