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ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

サンタクロースが歌ってくれた

2010年12月28日 | ミュージカル・演劇
キャラメルボックスに久々に上川さんと近江谷さんが出るというので行くことにしていたら、10日間限定バージョンなんてのもある・・・キャストを観たら阿部丈二さんが入っていて、これは近江谷さんの役をやるよな・・・と思ったらどうしても観たくて、両方観てしまいました(汗)
私はこの作品は初見なんですが、結論から言うと10日間限定バージョンの方が良かったです、総合的には。
全体的に、10日間バージョンの方がキャストが合ってたというか面白かった人が多かったように思えて。
芥川のキャラクターは西川さんより大内さんの方が合っていたように思いました。
あと、奥様とさよのキャラクターが強烈で良かったですね(笑)特に真柴あずきさんのさよがおかしかったー。「獅子舞のようなお嬢さん」とか言われてたし(笑)あのさよだからこそ宝石をキャッチしたところが爆笑でしたね。本公演(?)の渡邉安理さんもなかなか頑張ってましたが、ちょっとあの強烈なキャラクターには及ばなかったですねー。
奥様もあの独特の声とフォルムが強烈でおかしかったです(笑)
畑中くんの巡査も良かったなあ。彼は主役とかやりがちですが、主役よりああいう役やってる時の方が好きだな・・・というわけで久々に畑中くんも堪能できたし(笑)
そして、阿部丈二さんの菊池警部、面白かった! 近江谷さんと比べたらかなわないかな・・・なんて思ってましたが、またちょっと違う方向に行ってて、テンションも高くてすごく変な人で(笑)良かったです。
特に地下鉄のシーンが(笑)近江谷さんは正統派にパントマイムって感じなんですが、阿部丈二さんはちょっと反則技というか違う世界観?の一人芝居って感じで、いやー笑いました(笑)「風を継ぐ者」の銀太夫の一人稽古もそうだったよなあ。
しかし、近江谷さんは、自動改札をくぐり抜ける件での上川さんとの掛け合いがすごかったですねー(笑)毎回アドリブみたいですが、しつこくボケる近江谷さんに、私たちが観た回では上川さんが笑ってしまって、近江谷さんがガッツポーズをしてたら「勝負じゃないから」とツッこまれたりしてました(笑)
私がキャラメルを観るようになった頃は、ギリギリ近江谷さんがまだいたのですが、既に上川さんがほとんど出演しなくなっていたので、二人のキャラメルでの共演は初めてでした。見事なボケとツッコミで、このまま漫才できるよなーという感じですね(笑)
近江谷さんが退団した後に二人が共演した舞台は見ましたが。あの時の近江谷さん面白かったなあ。でもここまで激しいボケ・ツッコミはやってなかった気がするので、初めて見られて良かったです。
あ、300円で売ってた上川さんと近江谷さんの対談?の「同期のサクラ」、Rちゃんに読ませてもらうだけのつもりが、あまりに面白いので買ってしまいました・・・
あと本公演の方が良かった、というキャストは、前田綾さんのすずこですねー。前田綾さんはここ数年なんかすごくテンション高くで変なキャラ、というのがハマっていて、今回も面白かったです。
あとは坂口理恵さんのはなも面白かったですね。メイドというよりはちょっとばあや的な感じで(爆)
そして、終盤の屋上でのシーン、10日間バージョンでは「キャラメルらしいなー」と冷めた目で見ていましたが(汗)本公演ではちょっと感動するかな・・・と思いました。ここは演技力の差ですかねえ・・・
作品的には、芥川の思い、太郎の思い、芥川が好きなすずこの思い、などなどが上手く交差していて、よくできてるなあと思いました。個人的はに芥川とふみのエピソードはいらないんじゃ、と思いましたが・・・でもタイトルになってるくらいだからあれが重要なんだろうなあ(汗)
というわけで、個人的には10日間バージョンの方が好きでしたが、上川さんと近江谷さんのボケツッコミも見られたし、両方行って良かったかなあという感じです。

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