刺繍展

昨日は、お友達のYちゃんが参加している刺繍展に行きました。
刺繍と言っても、着物などに刺繍する、いわゆる日本刺繍というやつですね。
いや～、すごいものを見てしまいました!
熟練の方たちの作品は、絵のような細かい柄を繊細に表現していて、「刺繍でここまでやるか!?」と思うような見事な作品の数々でした。
また色合いが素敵で。生地と糸のバランスとかもあるんでしょうねえ。
大きな桜の図柄で、花の色がひとつひとつ違う色だったりとか・・・
こういうの、世界に誇れる日本の文化だなあ・・・と自分では全くできないくせに思います(笑)
実際に習っているYちゃんに話を聞くと、まず糸を縒るところから自分でやるんだそうです・・・この時点で「無理だ～」と思ってしまった・・・(汗)
Yちゃんは家政科で被服を専攻していたので、手先は器用なのですが、それでもあまりの細かさにやっていて泣きそうになるそうです(汗)
生地も生地だし、「あ、失敗した」とか言って何度もやりなおしたらぐちゃぐちゃになるでしょうなあ・・・(汗)
糸が繊細だから、ひっかけたら大変なことになるし・・・
こんなことを考えると、刺繍してある着物とか、恐ろしくて着て歩けないよなあ・・・って着ないけど(汗)
いや～、日常とは違う別世界を見させてもらった、という感じでした。本当に素晴らしい作品ばかりでした!
しかし会場にずっとモーツァルトが流れていたのが微妙にミスマッチで面白かったです(笑)展覧会向きの音楽ではありますけどね。