ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

オペラThe Flyパリでワールドプレミア

2007年11月17日 | 指輪物語&トールキン
HowardShore.comによると、ハワード・ショア作曲のオペラThe Fly、パリでのワールドプレミアの日程が決まったようです。
場所は先日LotRシンフォニーがキャンセルされたシャトレ座(と言うのかな一般的に?)で、来年7月の、これによると2日、5日、8日、11日、13日という変則的な公演のようです。それとも間の日は売り切れてるとか??
チケットの発売しているようですが、このチケットサイトいつも繋がらないんですよね・・・あ、もしかしてVistaに対応してないとか?
このオペラ、L.A.で初演するとか言ってたような気がするんですが・・・そういや2007年9月とか言ってたなあ。流れてたんですね、いつのまにか。
音楽監督は変わらずにプラシド・ドミンゴのようなので、場所を変えただけということですかね。でもアメリカのはずがパリってなんか不思議。
で、この間キャンセルになったLotRシンフォニーもこの公演と併せてやるらしいので、この近辺の日程ということですよね。
うーん、私はちょっと行けないですね、この日程では。7月下旬だったら行けるのになあ・・・
でもまあ、これでロンドンの指輪ミュージカルとどっちに行くか迷わずに済みます。パリとロンドン一緒に行けなくもないけど、それも日程もったいないし。
まあ、他に指輪ミュージカルを断念させるようなイベントがなければ、ですけどね。7月にショアがパリで振るなら、この夏は他にはショア指揮のLotRシンフォニーはないと見ていいかな・・・って先のこと考えすぎ?
The Flyのオペラもどんなもんだか見てみたいのですが、わざわざそのためだけに海外行くほどではないですねえ、さすがに。LotRシンフォニーとセットだったらちょうどいいと思ったんですけどね。
そう言えば、今月25日にはストックホルムでショア指揮のLotRシンフォニーがあるわけですが、ちょうどこの時期やっているストックホルム映画祭で、ショアが音楽担当の(そしてヴィゴ・モーテンセン主演の)Eastern Promisesのサントラのコンサートをやるらしいです。もちろんショア指揮で。
これもセットで行けるなら素敵ですねー。
そんなこんなでだんだん数も少なくなっているLotRシンフォニーですが、ショア絡みのイベントとセットで、なんてパターンがこれからもあると美味しいのになあ。
でも来年の夏にやられるとまたイギリス行けなくなるけど・・・いい加減バーミンガムも行きたいです・・・(勝手に行けば、ですよね・・・(汗))
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スターダスト(ネタバレ)

2007年11月14日 | 映画
宣伝文句に「実写版宮崎アニメのようだ」なんてのがあって、嫌な予感はしていたのですが、ファンタジー映画は一応観てしまう私・・・ナレーションもイアン・マッケラン様だし。
観てみて、確かに悪い意味で宮崎アニメっぽいな、と思いました・・・
マッケラン様のナレーションも最初と最後にちょっとだけだったし・・・
最初は結構面白いかなと思って観てたんですが。設定が面白いですよね。
特に、7兄弟王子が面白かったですね。7人とも(まあすでに3人死んでたけど)それぞれに残酷で王位を狙うために他の兄弟を殺そうとしているところが。
その親玉?的な父王のピーター・オトゥールがいい味出してましたね~。これまたほんのちょっとの出番に勿体無かったけど、すごい存在感でした。
この一家で妹だけがいい人、というのも説得力ないけどなあ・・・
この兄弟たちの幽霊が面白かったですねえ。特に裸で死んだので裸のままの幽霊になってしまったプライマスがおかしかった。
魔女三姉妹も面白かったです。動物を殺して占いするところとか、星で若返るところとか。ミシェル・ファイファーがまたいい味出してましたねえ。
星が落ちてくるという設定も面白いと思ったし、トリスタンとイヴェイン(この人Evenstarなんですねえ)のやりとりも最初のうちは面白いかなと思いました。
ユニコーンに助けられるところとか、「その馬車に乗りなさい」と言われて、というあたりも展開としては結構好きでした。
でも、空飛ぶ海賊船が出てきたあたりからつまらなくなっちゃいましたねえ。
またあの船長のキャラクターがなあ。せっかくロバート・デ・ニーロなのに、いい人すぎてつまらないキャラでした。手下の海賊たちも悪い意味で宮崎アニメっぽい感じでどーもね・・・
トリスタンが船の中で剣が上手くなっちゃうのもなんだかなあだったし・・・別に剣上手くなる必要なかったんじゃあ・・・
なんか、このあたりからせっかくの面白そうな設定が陳腐な話にまとまってしまって、ちょっとがっかりでした。
トリスタンとイヴェインの恋も、なんで好きになるのか、あんまり説得力ない気がしました。設定としては悪くないんですが。
嬉しくなるとイヴェインが輝く、という設定もまあ良かったのですが・・・
あ、山羊飼いのバーナードが結構ずっと引き回されてたのが笑えました。でもどうせなら最後まで引き回されてたら面白かったのになあ。
魔女との戦いも、もう少し倒し方にあっと言わせる工夫が欲しかったですかねえ。「なるほど」と思わせる伏線で倒すとか。(たとえば「ウィロー」の手品とか・・・)
まあ、最後まで7兄弟は楽しませてくれましたけどね。
途中からなんだかなーと思って観ていたので、絵に描いたようなハッピーエンドも全く腹が立つことなくフツーに観られてしまいました。
あ、CGも今イチでしたかね。
サントラは、いかにもファンタジーという感じで気に入らなかったのですが、この作品には合ってたかもしれませんね。
しかし、エンドロール、主題歌の後に流れたのがオリジナルのサントラではなく、船長の女装シーンに使われたオッフェンバックの「天国と地獄」だったのがびっくりでした。まさかそんなにサントラに自信ないとか・・・?(汗)

てな訳で今年見た映画の順位。
1.パンズ・ラビリンス / 2.恋愛睡眠のすすめ / 3.ディパーテッド / 4.それでもボクはやってない / 5.パリ、ジュテーム / 6.ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 / 7.ミス・ポター / 8.300 / 9.拍手する時に去れ / 10.魔笛 / 11.ストリングス / 12.バベル / 13.マリー・アントワネット / 14.ボビー / 15.シッコ / 16.墨攻 / 17.トランスフォーマー / 18.あるスキャンダルの覚え書き / 19.スターダスト / 20.ハッピーフィート 21.リトルレッド レシピ泥棒は誰だ!? / 22.ヘアスプレー / 23.自虐の詩
一応CGアニメよりは上にしてみましたが、「リトルレッド」の方が素直に面白かったような気も・・・(汗)
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RotKサントラ完全版のANNOTATED SCORE

2007年11月14日 | 指輪物語&トールキン
20日発売のRotKサントラ完全版ですが、発売日を前に追加のライナーノートANNOTATED SCOREがダウンロードできるそうです。とTORnに書いてありました。
サントラ公式サイトはまだTTTのままなんだけど・・・
まあ、上のリンクから直接ダウンロードできますので、早く読みたい方はどーぞ。
私も早速ダウンロードはしましたが、まだ読む暇が~(汗)
そうそう、日本のamazonでちょっと値下がりしましたよ。amazonで買う予定の方は注文し直した方が良いですよー。
もう一枚輸入版を買うと・・・のマルチバイならHMVの方がまだ800円ちょっと安いですが。
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LotRO日記:熊狩り

2007年11月12日 | 指輪物語&トールキン
日記書くほど進展してないんですが・・・写真もないし・・・
クエストも行き詰りつつあるのですが、とりあえず古森で熊24頭倒して来いクエストをやろうとしているところだったのですが、荷物が一杯になってしまっていたのでとりあえずブリー村の金庫に預けに。
バック郷への帰り道で、ついでに・・・と南ブリー野原で熊の生皮10枚集めるクエストを片付けました。
そして古森で延々熊狩り・・・なんか熊狩りデーになってしまいました。
古森の熊は2頭来られるとまずやられてしまうので、単独行動している熊を探して狩るという相変わらず卑怯なメイさん・・・
なんとか24頭倒して報告に行ったら、今度は蜘蛛ですと・・・
蜘蛛はすぐに他の奴が寄ってくるので、なかなか厳しいですね・・・。まあやられる前に1匹は倒せるけど、これを24回繰り返すのもなあ(汗)
そうこうするうちに、装備が次々と壊れだしたので、とりあえず古森入り口あたりで狼とか熊を狩って修理代を・・・と思ったら、返り討ちにあってさらに装備が壊れて行く・・・
これはいかん、と、古森を脱出し、ひじりこ村あたりで狩りをすることに。
途中ハーベストフライを倒しまくっていたら、またハーベストフライ殺しの称号をもらってしまいました。
ハーベストフライ殺しの称号の「畑の救世主」ってなんかいいなあ(笑)今は「酒場連盟の会員」の称号をonにしてますが、畑の救世主も捨てがたい・・・(笑)
で、ひじりこ村について浅瀬を渡ってたら・・・あれ、なんかメイさんの太いふくらはぎが見えるぞ?
ブーツは表示offにしてるのでいつも裸足は裸足なんですが、ふくらはぎまで見えるはずは・・・
もしや・・・と思って正面から見てみたら、なんか下着姿になってました~(汗)装備が完全に壊れると、表示されなくなってしまうんですね・・・マント着てるので、後ろ姿を見てたら気がつかなかったんですね。下着姿でずっと戦ってたのか・・・いや~他のプレイヤーに会わなくて良かった・・・(汗)
下着姿と言っても、上は普通のシャツっぽいんですが、下が結構ミニでして・・・(汗)なんか自分が脱いでるわけじゃないのに恥ずかしかったです(汗)
そんなわけで真っ先に足甲の修理をしたのは言うまでもありません・・・
しかし、ちょっと前には倒すのが大変だった泥足一家の畑の狼、一人で全滅させられるようになっていました。成長したものですなあ。
そうそう、今頃になってようやくバーグラーのスキル「不意打ち」のやり方がわかりました・・・(汗)これもっと早くわかってたらかなり楽だったのに・・・
あと、ホビットの種族スキルの「投石」が出来るようになったらしいのですが、使い方がよくわからず・・・
バーグラーは遠隔攻撃が全くできないので、これできるといいんだけどなあ。ってたいして遠くからできなくてあんまり意味なかったりして・・・
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「亀は意外と速く泳ぐ」DVD特典映像

2007年11月11日 | 映画
亀は意外と速く泳ぐのDVDが意外と早く届きまして(笑)いや、1~2週間かかると書いてあったのに2,3日で届いたので。
でも早く届いても見る暇がなかなかなく・・・ようやく特典映像だけ見ました。本当は本編もう一回見たいんだけど・・・コメンタリーも・・・(セクシーボイスアンドロボのDVDもまだ全部観られてない・・・)
メイキングは、「こんな風に撮ってたんだ~」というのが面白かったですね。基本的にかなりローテクでやってるのが、映画撮ってる~という感じで良かったですねえ。
これはメイキングじゃなくてライナーノートに書いてあったんですが、ベンチの下の穴、公園に本当に穴を掘ってたそうです・・・公園の地盤は大丈夫なのか?
あと、加東先輩(加藤だと思ってた・・・)が髪をかきあげるシーン、スローで撮ってるんじゃなくて「自分スロー」=スローモーションみたいにゆっくり動いて撮ってたんだそうです。
そういえば「のだめ」のメイキングで、上野樹里ちゃんが「自分スロー」って言ってたけど、ここが原点?だったんですね。三木聡監督の造語だったのか? 樹里ちゃんも要潤さんも「自分スロー」って初めて聴いたようでしたから。樹里ちゃんも要潤さんの演技をカメラで見て大喜びしてました(笑)
要潤さんは最初の撮影がこの「自分スロー」だったためか、かなりお気に入りのようでした(笑)本編見てもわかりますが、とても楽しそうに変な人を演じてたようですね。
スズメが橋から飛び降りるシーンも、下にボートを置いてその上にマットを4人がかりで持っているところに本当に飛び降りてましたが、いい飛び降りっぷりでしたねー。
加東先輩の息子が流されてくるシーンも、どうやって撮ってるのかなと思ったら、ダイバーが潜って下から抱えて泳いでたんですねー。ちょっとウケました(笑)
あと、エンドロールの、スーツケースが転がる下の地面に名前が出るところ、本当に地面に名前が最初から書いてある上をスーツケース転がしていたのが、なんか非常にウケてしまいました・・・(笑)
次に舞台挨拶の映像が入ってたのですが、これが結構面白かった!
樹里ちゃんは、「スウィングガールズ」の頃は体育会系のノリの元気な女の子、というイメージだったので、「のだめ」を観た時には「随分変わったな・・・」と思ったものですが、この舞台挨拶の時にはかなりもう「のだめ」に近い雰囲気になってましたね。役柄に影響受けるのかな。
樹里ちゃんはオーディションでこの役についたそうですが、台本を読んだら三木監督が「いいねえ~」とウケまくっているのが、どうしてなのか自分ではよくわからなかったそうで。もちろん演技もしていたでしょうが、かなりナチュラルな感じで演じていたのが伺えます。
三木監督は特に「やる気ない感じで『はぁ~い』と言わせたらすごく良かった」と言ってました。わかるわかる! あの「はぁ~い」大好きです(笑)
というわけで、最初見た時には蒼井優さんと役反対でも面白かったかも、と思ったのですが、やっぱり樹里ちゃんだからこそなんだなあ、と思いました。
後は予告編が何個か。他の人が監督して作った不条理系の劇場予告、なぜか温水さんが主演?なのは面白いと思いましたし、1本目の「世界の中心編」はなかなか笑えましたが、本編ほどのセンスは感じられませんでしたねー。やっぱり三木聡氏のセンスはすごい・・・と思いました。
あと、ライナーノートに出てた話ですが、あずきパンダちゃんのクッションとか、岩松了さんが着てたロシア語のTシャツなどは監督の私物なんだそうです(笑)

ちょうど映画「転々」が公開されたからか、金曜のR30のゲストが三木聡氏でした。
司会の国分太一さんと井ノ原快彦さんに「書き下ろしくだらない会話」をしてもらうという場面で、ご本人が「フェッフェッフェッフェッフェッ」という笑い方の指導?をしてるのを聞いて、あ、これブラックデビルなのか・・・と初めて気がつきました(汗)樹里ちゃんが言ってるのではブラックデビルは想像つかないなあ(笑)この笑い「時効警察」にも出てきてたそうですね。今イチ記憶にない私・・・
朝日新聞でも今日からテレビ番組欄の短期連載「テレビダイアリー」が三木聡氏でした。なんか短期集中で急に三木聡氏に詳しくなってしまった感が(笑)
「転々」もやっぱり見に行こうかなあ。
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自虐の詩(ネタバレ)

2007年11月10日 | 映画
かなり前に原作のマンガ読んだことがありまして、結構重い話なんですが、かなり心に残っていたので、見に行くかな、と観てきました。
・・・うーん、わざわざ映画館行かなくても良かったかも、と久々に思いました・・・(ヘアスプレーも思ったけど・・・)
原作と違っても、別物として面白ければそれでいいんですが、原作よりもつまらないものになってしまったら、もう仕方ないですね・・・
原作を知らなかったら、面白いと思ったのかなあ?
原作のシビアなくらいの重さはなんかちょっと感動的な話にすりかえられてしまったし(いや原作も感動的ではあるんですが、あんなストレートなのはちょっとなあと)、原作の笑えるところはトーンダウンしてましたね。もっと貧乏ネタで笑わせてくれるかと思ってました。出前のラーメンで暖を取るところは笑えたけど・・・
イサオの愛情表現も、もっとぶっきらぼうでいいのになあと。海に行く話とかかなり余計だったなあと思います・・・
組に戻るの戻らないの、イサオの父親の話だのも余計でしたねえ。そんな背景なくたって、いやない方がイサオの態度のほんの少しの変化で愛情は感じられるものなのに。むしろその方が泣けたと思うんですけどねえ・・・原作はそうでしたよ。
役者さんは皆良かったんで、脚本とか演出の問題でしょう。多分に脚本の。
幸江に中谷美紀さんは美人すぎ、と思いましたが、キャラクターもかなり違いましたね。少女時代はそのまんまだったので、その変化がむしろ違和感でした。
イサオはそのまんまかな・・・と思ったら、過去が・・・(汗)原作にもあんな話あったかなあ・・・。なんか、パンチパーマでちゃぶ台をひっくり返す、現在のキャラクターとはつながらないように思いました。
幸江の転落事故なんかも、エピソードとしては陳腐でどうもねえ。あんな事件なくても、淡々と話を進められると思うけどなあ。そういうとこが上手くなかったと思いますね。
五円玉のお守りもなあ・・・感動の小道具のつもりなんでしょうが、なんかベタでね・・・
少女時代の幸江と熊本さんはイメージぴったりで良かったなあ。熊本さんかわいかった(笑)結構好きです。
でも、熊本さんの幸江を上回る貧乏振りが出てこなくて残念。熊本さん結構好きだったのですよ。
ずっと泣かないでいましたが、原作どおりに熊本さんの再会で終わったのには思わず泣けてしまいました。原作でもあのシーン好きだったんだよなあ。
でも、だからこそ、エンドロールの後は余計に感じました・・・せめて後姿だけでも良かったのに。子煩悩なイサオなんか観たくないよ・・・
とまあそんな訳で、原作が良かっただけに辛口評価です。

1.パンズ・ラビリンス / 2.恋愛睡眠のすすめ / 3.ディパーテッド / 4.それでもボクはやってない / 5.パリ、ジュテーム / 6.ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 / 7.ミス・ポター / 8.300 / 9.拍手する時に去れ / 10.魔笛 / 11.ストリングス / 12.バベル / 13.マリー・アントワネット / 14.ボビー / 15.シッコ / 16.墨攻 / 17.トランスフォーマー / 18.あるスキャンダルの覚え書き / 19.ハッピーフィート 20.リトルレッド レシピ泥棒は誰だ!? / 21.ヘアスプレー / 22.自虐の詩
最下位更新してしまいました~(汗)年内これ以上下が出ないように願いたいものです・・・
上位は動かないかな? 「転々」がどうなるかなというところです。観にいくかどうかも含めて。
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蜘蛛女のキス(ネタバレ)

2007年11月09日 | ミュージカル・演劇
基本的にネタバレですが、直接的なネタバレには一部反転文字も使用します。
昔、ハロルド・プリンス版の上演を見てとても感動して、大好きだったミュージカルでした。再演だかの時に「日本最終上演」となっていてショックを受けて以来、いつかまた観られたら・・・と思っていた作品でした。
それが久々に再演、というので大喜びした・・・のですが、演出が日本人だと知って一抹の不安が・・・
それでもやはり楽しみにはしていました。
今回とてもチケット入手が困難だったようで・・・。久々にぴあの会員予約でなんとか入手できましたが、チケット買えなかった人も多かったようですね。
というわけで観てきたのですが・・・
うーん、ハロルド・プリンス版の印象があまりにも強い、と言ってしまえばそれまでなのですが・・・大作ミュージカルが、一気に「地味な小品」に変わってしまった感じです・・・
演出でここまで作品のイメージが変わってしまうとは・・・
もしかすると、演劇的な深みはハロルド・プリンス版よりも増していたかもしれません。ハロルド・プリンスの演出は、良くも悪くも、派手で、わかりやすい感じです。
今回の演出では、モリーナとヴァレンティンの最後の会話はもしかするとプリンス版よりも良かったかな、と思えました。プリンス版ではそのままの状況での会話でしたが、今回の舞台ではちょっと観念的な心の対話のような感じ?
プリンス版ではモリーナの健気さと優しさだけを感じたように記憶していますが、今回の演出では、モリーナの優しさでヴァレンティンが救われるところまで表現していたように思いました。
ヴァレンティンも、プリンス版ではモリーナになかなか心を開かずに冷笑的な感じで、モリーナを利用しようとし、最後の場面でようやく気づく・・・という感じでわかりやすかったですが、今回の舞台では、もっとモリーナに癒され、本当に心を開いていたように思えました。
まあこれは、演じる宮川浩さんと浦井健治さんの違いかもしれませんが。浦井健治さんのヴァレンティンはなんだかんだと繊細で優しそうでしたから。(ヴァレンティンというあの役でなりに、ですが)
そういうモリーナとヴァレンティンの心の動きとか、そういうのは深みが増していたかもなあ、と思います。だから、もしかしたら演劇としてはこちらの方が深いのかもしれませんが・・・
でも、ミュージカルとしてのこの作品の魅力は活かされてなかったよなあと。
演劇というなら、二人芝居などのストレートプレイもあるし、ミュージカルにはミュージカルの表現があると思うんですよね・・・
原作の小説、映画、ストレートプレイといくつものバージョンの「蜘蛛女のキス」がある中、ミュージカルはちょっと異色の存在だと思います。暗い刑務所の中から、オーロラの映画の場面が本当に出てくるのはミュージカルだけだそうです。(実は原作も読んでないし映画もみてません(汗))
その明るい場面が出てくることを、上手く活かせてなかったように思うのです。従来の、刑務所の中だけが舞台のバージョンと同じような感じになっていて・・・
プリンス版では、オーロラの出演シーンはそこまでやるか、というくらいに派手でした。オーロラの衣装も笑っちゃうくらい派手・・・サンバカーニバルみたい(汗)
その強烈な原色の色彩とラテン系のナンバーが、原作や映画と違う意味での南米らしさを醸し出して、そして強烈にモリーナの幻想と夢を描き出していたと思います。牢獄の暗さとの対比に目がくらむようで・・・
最後の夢のシーンなど、パーッと明るいセットになった中をモリーナの母が映画館の案内係の衣装で歩いてくるをところを見た瞬間にボロ泣きしたものです。あの暗い刑務所から明るい世界への転換が最も効いていたシーンだと思います。
今回の演出では、セットがかなり固定されてしまっていて、夢のシーンとの切り替えがあまりありませんでした。刑務所の中に部分的な幻想としてオーロラが出てくる感じ。アンサンブルも囚人服のままだったりして・・・
それはそれで悪くないのかもしれませんが、それでも決定的にプリンス版のインパクトには負けてましたし、ミュージカルとしてのこの作品の本来の魅力も伝えきれていなかったように思います。
オーロラ=蜘蛛女の扱いも、プリンス版では死を表す蜘蛛女と、映画の中のオーロラ、この二つに限られていて、わかりやすいといえばわかりやすかったですね。
今回の舞台では、蜘蛛女でありオーロラであり、さらにモリーナの分身でもあり、一種狂言回し的な役割も担っていたりして、いろいろやりすぎでどんな存在なのかがはっきりしなかった、と思います。
また、プリンス版では舞台前の鉄格子がものすごいインパクトだったのですが、その目玉がないのも・・・
鉄格子が動く時に使われていた機械的な音楽も、鉄格子がない中で流れているのはなんだか違和感でした・・・あの無機質な感じはやはり鉄格子にしか似合わないと思います。
あ、オケはまあまあ上手かったです。トランペットが音はずさないのなんて日本のミュージカルでは久々に聴きました・・・(汗)やっぱりラテンノリのナンバーが多くて、演奏的には難易度が高いので、ある程度上手い人を揃えて来たのでしょうね。
ふと、バーンスタインをひどいオケで演奏させていた某劇団のことが頭をよぎってしまいましたが・・・(汗)なんでこのくらいのレベルの人を集めて来られないんでしょうかね・・・
しかし、演奏は難易度高そうでしたが、意外と歌は難しくないんでしょうかね。いや、今回は以前の公演よりも歌の上手い人が揃ってたんですが、以外に前回公演よりも歌の印象が変わらなかったので・・・(汗)あ、浦井健治さんのソロはかなり良かったですが。
キャストですが、チラシでは美しいオカマになっていてうーむ、だった石井一孝さんのモリーナ、舞台ではちゃんと「美しくないオカマ」になっていましたし、熱演でよかったです。
ただ、ちょっと背が高くて、無力なオカマ、な感じが見た目薄かったかもしれません。蜘蛛女よりも背が高いし・・・(普通そう!?)
モリーナに関してはどうしても市村正親さんのイメージが強いので、比べるのは酷かなあと思いますが・・・
浦井健治さんのヴァレンティンは、頑張ってワイルドなメイクしてましたが・・・どこか繊細で優しい感じで、無理してるなーと思ってしまいました(汗)
ただ、その優しい感じのおかげで、モリーナに救われている部分もあっていいかな、とも思いましたが。
朝海ひかるさんのオーロラ=蜘蛛女は、踊りも綺麗だし、男役まんまの発声で低音のナンバーも迫力で良かったのですが、意外とかわいい感じでしたね。麻美れいさんの蜘蛛女はとにかく怖かったからなあ・・・。あのインパクトにはかなわなかったです。まあこれは多分に演出のせいだと思いますが・・・
サンクトペテルブルクの映画の場面、撃たれた後に「Viva la guerra, Viva revolusion」と歌うところで、死んだと思ったら何度も起き上がって歌って・・・というのがものすごくインパクトがあって好きだったのですが、普通に男の腕の中で死んでてちょっとショックです・・・
最後のシーンは、プリンス版ではもう泣きじゃくるくらいボロ泣きしたものですが、今回は涙全く出ませんでした・・・
先に少し書いたように、場面がはっきりと転換していないことも原因だったと思いますが、ヴァレンティンとマルタが踊ったりとか、いらない部分が多かったなあ・・・あそこはモリーナの夢の中、という視点をはっきりさせた方が良かったように思います。というか、私はそれでボロ泣きさせられたんですよね。
とまあとりとめもなく感想を書きましたが・・・始めの方に書いたように、演出が変わったことで、大作ミュージカルの名作が、渋い小品に変わってしまったような、そんな印象でした。いや、渋い小品でも名作ならいいんですが・・・(汗)
プリンス版の「蜘蛛女のキス」は、今まで見たミュージカルの中でもベスト5くらいに入る作品ですが、今回の「蜘蛛女のキス」は圏外ですね・・・。そのくらい差がありました。とても好きな作品だっただけに残念です。
いつかまたプリンス版が見たいなあ・・・。ブロードウェーでもリバイバルしたらいいのになあ。
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ヘアスプレー

2007年11月09日 | 映画
一部ネタバレには反転文字を使っていますが、それ以外はネタバレじゃないと思います。
元気で明るいブロードウェーミュージカルにはあまり興味がない私・・・
なのですが、一応ミュージカルファンとしては、映画くらいは観ておくかな・・・という感じで「プロデューサーズ」も見に行ったのですが、今回もそんな感じで見に行って見ました。
レディースデーとは言え、シアターも小さめだったとは言え、公開3週目なのに結構人が入っていてびっくりでした。
公開3週目のレディースデーに行くのが基本な私としては、隣の席に同行者でない人が座るなんてかなり久々のことでした。
そんなに人気あるんか? と思って観たのですが・・・
ん~、まあそんなに悪くはないんですが、あまりにもストレートすぎて、どこにもひっかからずに滑り落ちて行った、そんな感じです・・・(汗)
いや、主人公がいい子すぎて鼻につくとか、話が都合良く行きすぎでムカつくとか、そういうのはなかったんですが。
ミシェル・ファイファーの悪役ぶりも、あまりにもあからさまなのでかえって微笑ましいくらいだったし・・・
人種差別の話とか、「人と違うことが素晴らしい」というテーマとかは、悪くはないんですが、何もかもがストレートすぎてうーん。鼻についてムカつく、までは行かないのですが、だからこそ余計に「どこにもひっかからずに滑り落ちていく」感じかなー・・・
ちょっと面白いかな、というシーンもあったんですが(トレーシーの妄想シーンとか、トレーシーのパパとママのダンスシーンとか)、もうちょっと毒があったら別の意味で笑えたのになあ。特にパパとママのダンスシーンなんか、結構マジで感動のシーン?になっていたので、非常に中途半端な気持ちになりました。
そういう意味では、「プロデューサーズ」の方がずっと面白かったなあと思いました・・・
まあ、街中で、学校で、踊りまくっているのは、ダンスが半端じゃなく上手いので、爽快感はありましたが。
ジョン・トラボルダ扮するママも、結構かわいかった・・・(笑)さすがにダンスには無理がありましたが。
あと、メイベルのデモの時の歌はカッコよかったです。ここは曲が終わった後に思わず拍手したくなりました。
ミス・ヘアスプレー(でしたっけ?)の優勝者がアイネスだった、というのはまあ良かったなあと。でもあの子そんなにダンス上手いと思わなかったんだけど・・・(汗)ここ、唯一ひねりを感じたところでした。
でも、全体的にはやっぱりストレートすぎ、かな・・・。ひねくれものでごめんなさい・・・

てなわけで今年見た映画の順位
1.パンズ・ラビリンス / 2.恋愛睡眠のすすめ / 3.ディパーテッド / 4.それでもボクはやってない / 5.パリ、ジュテーム / 6.ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 / 7.ミス・ポター / 8.300 / 9.拍手する時に去れ / 10.魔笛 / 11.ストリングス / 12.バベル / 13.マリー・アントワネット / 14.ボビー / 15.シッコ / 16.墨攻 / 17.トランスフォーマー / 18.あるスキャンダルの覚え書き / 19.ハッピーフィート 20.リトルレッド レシピ泥棒は誰だ!? / 21.ヘアスプレー
最下位・・・! いやでも、リトルレッドの方が明らかに面白かったんですよね、私の中で・・・(汗)
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1年遅れのショアのインタビュー

2007年11月06日 | 指輪物語&トールキン
昨日紹介したTracksoundsの記事で、なんだかTTTサントラ完全版が出た頃にインタビューの記事がリンクされていたので、読んでみました。
この記事、日付がないんですが、TTT完全版が出た直後みたいです。
サントラを全部リリースしたい、というのはTTTのレコーディングをしていた時に出てきたアイディアなんだそうです。もちろんその時は1枚のCDしか出せなかったのですが。
やっぱりTTTのサントラは良い出来だったもんなあ、と思うのはTTTのサントラが一番好きな私の贔屓目?
完全版を作るために、ほぼ1年つきっきりのチームがいたんだそうです。今回もそうなんでしょうね。
その後は他でも聞いた話が続きますが(シンフォニーにはまだ手を入れていてるとか、シンフォニーのCDは完全版が出てからだとか。でもこのインタビューだと「出したいけど確定じゃない」という感じですね)、その後にまたちょっと違った話が。
ショアは自分で作曲して、レコーディングもしていたのに、パーツごとで聞いていたので、全体を通して聴くのは初めてだったとか。そして、通して聴いたら全く違う印象だったそうです。自分で作曲したのに・・・と自分でも不思議な感覚だったそうですよ。
作品が一人歩きする、とよく言うけれど、音楽にもそういうのあるんですねえ。
そしてさらに面白かったのが、ショアは作曲している時には部分部分を追求していたので(このあたり超意訳・・・他もだけど(汗))、音源を集めてみて初めてそれらの音楽の関連性に気づいた、というんですね。作曲していた時に意図していたよりも遥かにそれぞれの音楽に関連性があった、というのです。
この書き方だと、Doug Adams氏のライナーノートは、ショアからの聞き取りではなく(もちろんそれもあるでしょうが)、Doug Adams氏がLotRサントラを聴いて分析した結果が占める部分が大きいのでしょうね。ということは、私の意見と違うところは、私が間違っているというよりは、Adams氏との意見の相違と考えてもいいってことかな、と都合の良いように解釈(笑)
ちょっと話が逸れましたが、とにかく当初意図した以上に音楽が関連性を持っていたということは、トールキンの原作を音楽で表現しようとした結果なのだろう、とショアは言っています。(これも超訳かも・・・(汗))
これはなんだか納得できるような気がしますねえ。あくまでも原作を念頭に置いて音楽を作ってくれたからこそ、映画自体が原作から離れてしまった部分を音楽がつなぎとめていたような気もしますから。
そして、LotRサントラについて、ここまで深く細部に渡って音楽を作ることができたのはLotRだけだ、と言っています。(ここも訳自信ありませんが多分・・・)確かにここまで時間を費やして映画のサントラを作るということは、まずないでしょうね・・・
今オペラを作っているけれど(The Flyのことですね)、それはLotRサントラのような音楽(曲が似ているとかではなくて、スタイルの話でしょう)を作りたかったからだ、なんて言ってますよ。(これも訳自信ないですが)うーん、そんなの聴くとThe Flyのオペラ見に行きたくなってしまうではないですか(笑)
そして、いつかまたLotRのような音楽を作れる作品に出会いたい、と思っているそうです!
そしてここからが注目の「ホビット」の話。
ショアはPJと自分は「ホビット」の映画を作りたいと思っている、と現在進行形で言っています。ということは、「キングコング」の降板以降にもその話をしていると考えていいのかな・・・?
そして、ショアの頭の中ではすでに「ホビット」の音楽を考え始めているのか、との問いにYesと答えてますね。昨日の記事ではこの発言を捉えて言っていたのでしょう。これがBilbo's Songが映画「ホビット」に出てくるという根拠にどうやったらなるのかは謎ですが・・・(汗)
この後には韓国のオンラインゲーム、SOUL OF THE ULTIMATE NATION(略してSUN)のサントラの話が出ています。これLotRにも似ていて、なかなか評判いいのですが、入手してません・・・もう買えないかな。
これについて、インタビュアーも「LotRに似ているけれど」と言っていますが、もともとモスクワのロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団(これも略してNPOR)とLotRシンフォニーをやって、また彼らと仕事がしたいと思っていたところにこのゲーム音楽の話が出てきたので、彼ら(コーラスも含む)の演奏を前提として作ったのだそうです。題材もファンタジーだし、LotRっぽくなったのは当然の結果かもしれませんね。
私は聴いてませんが、このサントラ、なんと古代韓国語の歌詞とか出てくるらしいです。うーんやっぱりLotRサントラを踏襲してる(笑)
ただ、まだ製作途中で映像などがなかったため、より自由に作れたとは言っていますね。
そんな訳で長々と1年前のインタビューを読んでしまいましたが、いまさらながらになかなか面白かったです。
でも、聴いたことのある話があまりに多いので、もしかしてこれ去年読んでたら笑うなあ・・・。まあ、私が覚えてないくらいなら誰も覚えてないだろうから問題ないですね(笑)
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RotKサントラ完全版のレビュー

2007年11月05日 | 指輪物語&トールキン
TORn経由のニュースですが、Tracksoundsというサントラサイト?にRotKサントラ完全版レビューが出てるというので、読んでみました。
なんかこの人私とは意見合わないんだけど(汗)評価は高く、10点満点の評価のようです。
内容については、映画で使われてない音楽にはムマキルのシーンの音楽とか(じゅうの足音を活かすので出てくるシーンは音楽使うのやめたとか言ってたような)、冒頭のシーンの音楽とか(デアゴル殺害シーン? 通常版CDには入ってたけど)があるそうです。
レビューの下の方にトラック名が全部出ていて、一部の曲が聴けるようになってます。(要real player)一瞬だけだけど・・・しかもこの人が好きな部分のみ(汗)
最後のBilbo's Songは、わざわざSEE引っ張り出して聞くのが面倒な人にはいいかも・・・と思いましたが、一瞬すぎてどんな曲なんだかわかりませんな・・・
この人、意見合わん! と思ったのが、毎度ついてくるDoug Adams氏のライナーノートを「冗長なredundunt」なんて言ってるんですよ。
え~、あれでもさわりだけでまだまだ足りないと思うのに・・・と思うようなマニアが買うからいいんだよ、ほっといて! という感じです。
後、絶賛してる曲も微妙に私と意見合わないんですよね~。
ディスク1が烽火を見た後のセオデンの「and Rohan will answer」の後の曲で終わってるのがいいと絶賛してるのはまあいいんですが。あそこは好きだし。
(あ、烽火の曲は通常版サントラより随分長いと書いてありましたが、単に映画バージョンなだけですかね?)
ディスク3がFor Frodoの後の「旅の仲間のテーマ」のコーラスで終わっているのを絶賛していて、ここが通常版CDに入ってなくて残念だったと言ってるんですが、あそこは割りと単調でつまらんサントラだな・・・と思ってたんですが私は(汗)
(mp3も早速そこが使われてたりして・・・)
CDには入ってたけど、やっぱここは「黒門開く」が聴き所だと思うけどなあ・・・まあ、CD未収録の曲中心に取り上げてはいるのでしょうが。
でもCDに入ってない曲だったら、冒頭の「帰りの分です」のところが私は一番好きなんですが、そこの評価は星5つ中3・・・(評価星3以上しかないからこの中では最低ランクということ・・・)そんなのあり得ないんですけど!!(あ、もしかしてJourney to the Crossroads じゃなくてその次の The Road to Isengard に入ってるのかな。それなら納得ですが(汗))
かの有名なミナス・ティリスの曲が入っていると思われるトラックも星4つだし・・・
Merry's Simple Courageも、レビューで言及してる割には星3つ・・・
そして、ローハンが突撃する場面が入っていると思われるThe Battle of Pelennor Fieldsが星4つというのもなんか納得行かないなー。
その後の、Dernhelm in Battleが星5つというのもなんだかなあ。あのにぎやかな曲でしょ?(まあ確かに曲だけ単独で聴いたらカッコよかった気もするけれど・・・)
「黒門開く」が含まれていると思われるThe Mouth of Sauronが星4つで、さっきも出てきたFor Frodoが上ってのもどうもなあ・・・
Bilbo's Songを絶賛してるのはわかるんですが。なんか発想がいいですよねえ、ビルボで終わるってのが。(ここは意見一致)
ついでに、もしPJで「ホビット」が決まれば、このテーマがサントラに出てくるだろうというんですが・・・そうかなあ。
なんでも以前ここのサイトでショアにインタビューした時に、もう「ホビット」のサントラの用意は始めている、みたいなこと言ってたらしいんですが・・・(時間がないので次回読みます(汗))
いつの話かな、と思ったら、どうやらTTT完全版が出たあたりの話のようで。それならありかな。なんか「キングコング」降板以来、ショアとPJが不仲になったんでは? と心配してたんで・・・(いや別に「ホビット」PJ監督にこだわってないし、ショアのサントラにもこだわってはないんですが)
あと、ついでの情報として、Doug Adams氏の本(前から言ってたMusic from The film of the Lord of the Ringsのことでしょう)と、更に別に"rarities"(映画で使われなかった音源)のCDが出るって書いてあるんですが・・・本当かなあ。完全版にもすでに結構rarities使われてるのに、それだけでCD出すってあり? 第一売れるんでしょうか(汗)
LotRシンフォニーのCDの話はどうなったんでしょうねえ・・・更にその後?(汗)
まあ、日本でもちゃんと手に入ることを祈るばかりですが・・・
ってその前にRotK完全版ですねー。年末年始聴きまくりになりそうです。
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