ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

今週のグイン

2009年06月15日 | グイン・サーガ
なんとなく毎週続いてますがどこまで続くかな・・・(汗)
陰謀編に突入ということで、オープニングからはアストリアスとかマルスとかがいなくなってヴァレリウスとかスカールとかマリウスとかが出てきてましたね。ヴァレリウスかっこ良すぎな気がするなあやっぱり。
で、のっけからマリウス登場でしたが・・・なんじゃあれ~(汗)
兄弟揃って唖然とさせられる登場しますなー。
原作知らない人は???だったのでは・・・
しかし歌が微妙だなあ。ポップスとか歌ったら上手いんだろうけど、こういう曲にはどうかなあという感じ・・・まあ他にも歌うの聞いたら違うかもしれないけど。
昔のミュージカルの時はマリウスなのに歌えない人キャスティングしてて謎だったけど、まあそれよりはずーっといいですけどね。(まあ見せ場は歌じゃなくてギャグだったしなーあのマリウス)
「姫様お帰りなさいー」で幕を落としたらドレスが・・・って何の冗談かと思って大笑いでした。ここ今回一番笑いましたよー。
アストリアス、皆に「まあまあ」と押しとどめられているあたり、結構愛されてるんじゃあ、と思いました(笑)今後の活躍が楽しみです。オープニングからはいなくなっちゃったけど。
そういやヴラド大公の声エルロンド卿なんですね。声色が全然違うから言われないと気がつかない感じですが・・・
アムネリス、ミアイルに優しいなあ。これは良かったです。ミュージカルでもミアイルに優しくていいなあと思ったんですが、それでも「しっかりしなければ」みたいなこと言ってたのに、アニメではミアイルが気弱なことも受け入れている感じ。リンダより優しいじゃん。
アムネリスこれからかわいそうな一方なので、ここでちょっとでも株を上げられて良かったなあ。
なんだか毎回リンダとイシュトヴァーンが絡むシーンを入れようとしてるみたいなんだけど、あまりに毎回やりすぎで同じようなシチュエーションなんで、ちょっと「またその話ですか・・・」な感じだなあ。今回のは原作にもあった場面ではあるんだけど。
しかし、レムスがあんなに隣に座ってるのにリンダ口説こうとするなんて変だろイシュトヴァーン・・・
商人のおやじに変装したルナンが似合いすぎる・・・頬かむりとか特に・・・。本当に聖騎士侯なのかこのおっさん・・・
そうそう、カースロン、公式サイトで見た時から橋本さとしさんに似てるなーと思ってましたが、やっぱ似てるなあ・・・
グインとドードーの対決はちょっぴり期待してたけど拍子抜け。原作ではグインがドードーを持ち上げるところちょっと感動したのになあ。
技も明らかにプロレスって感じでちょっと・・・(汗)締め技で決めようとしてたもんなあドードー。あ、これは原作どおりだったのかな・・・

なんだか今までどおりのペースで進んでいるようなので、後半端折るんだろうなあ。なるべくグインが出てこないところカットするとか。
原作どおりだと最後グイン出てこないんですが、そのあたりはどうまとめるんですかね。
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窓から枝が

2009年06月14日 | 旅行
士林の夜市のあたりのアパートの写真です。
まどから枝が出てる部屋があったので撮ってみました。
どうなってるんでしょうねーこの部屋・・・
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スタートレック(ネタバレ)

2009年06月14日 | 映画
カール・アーバン目当てで観に行きました。
実はスタートレックってほとんど全く見たことありませんでした。ミスター・スポックくらいは知ってましたが、カーク艦長すら知らなかったくらいですから・・・
というわけで観てみたんですが、うーん、映画としてはよく出来てたと思うんですが、わたしどうもスタートレックはさほど好きではないようです(汗)
スタートレックやあのキャラクターたちに思いいれがあると、色々楽しめただろうなあ・・・というのはあるんですが、私は特に・・・(汗)
スタートレックを知らないから、というよりは、ああいうのが特に好きじゃないからなんだろうなあと思いました。
前からうすうす気づいてたんですが、多分、SF好きじゃないんですね、私。X-MENとかトランスフォーマーは観ていてなんか萌えるというか(笑)ワクワクする感じがあったんですが、なんでスタートレックはダメなのかなあ。
観ていて、「宇宙戦艦ヤマト」とか「ガンダム」とかの、宇宙船に乗組員がいてそれぞれの役割を果たしながら宇宙を旅して・・・というパターン、スタートレックに影響受けてるんだろうなあ、と思いました。(違うかな)
思えば、子供の頃もヤマトとかガンダムとかよりも「サイボーグ009」とかが好きだったなあ。(ガンダムは話として面白いことは面白かったけど)
スターウォーズもSFというよりは冒険活劇みたいなとこあるし・・・
というわけでSFには向いてないんだなあと実感した映画でした。
ってそれ感想か?(汗)
あと、カークが、私的にはよくある「どこがカッコイイんだかさっぱりわからない系主人公」のパターンなのもあるかなー。
でも、映画としてはよく出来てたんじゃないかなーと思います。どうも感情移入できないんでフツーにさらっと見てしまったけど(汗)
有名なキャラクターたちの前日譚というだけでなく、パラレルワールドの設定を使って単純にそのままただ過去を描くだけでないのが、ひねっていて上手いなあと思いました。
カークとスポックが対立して・・・というのも、過去が変わったから、というのは上手い理由だなあと思いました。
カークとスポックの子供時代のエピソードは必要なんだかよくわかりませんでしたが・・・とくにカークのが。まあ無鉄砲な子供だってことを示したかったんでしょうけど。
スポックの子供時代、同じ髪型のバルカン星人の子供たちが山ほど出てきたのを観て笑いそうになった・・・(汗)あの人たち、耳と眉がお揃いなのはまあわけるけど、なんで髪型までお揃いなんだろ・・・と思ったら・・・
映像も見事だったんじゃないかなーと思います。バルカンの船のクルクル回り過ぎ加減はちょっと笑ったけど。
カール・アーバンは、最初「結構出番あるじゃん」と喜んでましたが、後半のアクション主体の場面になったらすっかり出てこなくなってちょっとがっかり。
最初に登場した時のむさくるしい格好が一番カッコ良かった・・・(汗)
そうそう、エンドロールでエリック・バナの名前をみかけて「えっ出てた!?」とびっくりしましたー。ネロか・・・あのメイクで全然気がつかなかったよー。
それにしても気になるのは、あの未来から来たスポックはあの後どうしたんだろ・・・ということです。あ、バルカン星人の移住先が・・・とか言ってたからこれから自分の罪の償いのために頑張るのかな。でも元に戻れないのはかわいそうな気がするんですけど・・・あ、続編があったときにまた登場するための伏線かもなー(汗)

てなわけで今年見た映画の順位。
1.レッドクリフpart2 / 2.マンマ・ミーア! / 3.ダウト~あるカトリック学校で~ / 4.スタートレック / 5.アラトリステ / 6.三国志
いや・・・出来から言ったら1位でもいいんでしょうが、自分が楽しめた順位ということで・・・
レッドクリフが1位なの早くなんとかしたいなあ・・・(汗)

あと今年見に行く予定の映画のリスト。
「インスタント沼」「ウルトラミラクルラブストーリー」
6月20日公開 「トランスフォーマー・リベンジ」
7月4日公開 「MW-ムウ-」
7月15日公開 「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
9月12日公開 「キラー・ヴァージンロード」
9月19日公開 「カムイ外伝」
9月公開 「X-MEN/ウルヴァリン」
12月公開 「のだめカンタービレ THE MOVIE Ⅰ」
公開時期未定 「ニューヨーク、アイラブユー」
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崖上の・・・

2009年06月13日 | 旅行
台北ではご覧のように「ポニョ」が絶賛上映中(多分)でした。
これはMRTの駅の広告。
ここで注目したいのがタイトルです。中国語タイトルが「崖上波妞」なんですが。日本語の「の」がそのまんま使われてるんですね。
アメリカの中華街でもよく中国語の中に「の」という字が使われてることが多くて、流行ってるのか?と思ってはいたんですが、まさか映画のタイトルにまでそのまま使われているとは・・・
よくわからないんですが、「の」ってかたちも丸くてちょっとかわいいし、もしかしたら英語の「&」みたいな感覚で使われているのかな。
意味も、中国語の「的」をまあだいたいそのまま使えますしね。
というわけで、この広告に限らず、街中でやまほど「の」が使われている看板等をみかけました。
でも使われ方が日本語の感覚だと微妙に変・・・「青の農場」とか。「無の良品」とか・・・
多分、中国語で「的」を使うところをそのまんま「の」に置き換えてるんでしょうね。(「無の良品」は「無印良品」のパクリだと思いますが・・・(汗))
まあ、日本でも英語圏の人からしたら変な英語が氾濫しているんでしょうから、似たようなものかもしれませんね。
中華料理の店の名前なんかは変な中国語なんじゃないかなーというのもありますしね(笑)
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LotRO日記:ようやく第一巻完了

2009年06月13日 | 指輪物語&トールキン
休み中、何が一番はかどったかって、猫のブラッシングと(笑)LotROでしたねー。
LotROはメインのホビットバーグラーのメイさんがレベル22から25に、altのエルフロアマスターのルイニエルさんが17から18になりました。
ルイさんを20にして服飾を楽しみたい気もしたんですが、メイさんのレベルをなるだけ上げておこうかなあと・・・
あ、前にコメントで裂け谷にはレベル30くらいにならないと行けないとか書いたんですが、ためしに貸し馬やさんに行ってみたらレベル24の時点ですでに裂け谷いけるようになってました・・・あれー?(汗)
でもまあこれでいつでも裂け谷行けるようになりました。でも行けるようになったら「あとでいっか」とか言ってまだ行ってませんが・・・
トップの写真は二周年記念の花火です。
20時のお祭り開始時に行ったらほとんど人がいなくてびっくり・・・まあ平日でしたからねー。
このお祭り、ただ花火を見るだけでなく、人間花火なるものもできたらしいのでした。そういや花火職人の弟子がどうとか書いてあったな・・・(汗)人が少なかったのが仇になったか、全く気づかずに終わってしまいました。残念。

そうそう、今のメイさんはこんな格好です。

全身緑・・・スナフキンじゃないんだから・・・(せめてイシリアン野伏と言えないのか(汗))
もともとシャツと足甲は緑のを軽装備やさんで買ったのですが、なんだか緑のものをもらったり拾ったりすることが多くて、いつのまにかこんなことに。マントも手袋も肩当も拾い物です・・・

ちなみに実装備だとこんなです(汗)かわいくないことこの上ない・・・服飾システム万歳です(笑)

メイさんは最初行き詰まり気味で、仕立てのレシピがかなり溜まってきて金庫もかばんも一杯になって来たので、ルイさんに溜まっていた中厚の皮をなめしてもらって、皮鎧をつくりまくりました。

しばらく生産やってなかったら、ちゃんと皮なめしてる画になってた・・・前は皮なめしだろうがなんだろうが斧で作業台叩きまくってたんだけど(汗)

やっと経験値がいっぱいになった・・・と思ったら、えー、見習いを習得するにはまたクエストやんなきゃいけないのー?
ちょっとメイさんにはレベル高めのクエストでしたが、経験値ためるためにもちょっと冒険するか・・・忍び足で隠れて行けばいいし。
ということで、いきなりエステルディンに行きました。どこにあるのかよくわからず、危うくイヴンディムに行っちゃうところでした・・・
でも、途中の北連丘のクエストでできそうなのが結構あったので、地道に経験値ためてレベル一個上げました。
そしてこのお方に会いました・・・!

字が小さくてわからないですが、野伏のハルバラドさんですよー!
結構たくましい感じですね。なんかもっと枯れた感じの(汗)細い人のイメージでしたが・・・
確かエステルディンで会ったんだよな? またハルバラドさんに会いに行くクエ受けたんですが、どこだったか今イチ自信なくて(汗)

厚き皮第二章では「川の乙女の糸」というのを捜さないといけないんですが、さっさと終わらせたかったし、もともとレベルちょっと足りないクエなので、ネタバレを調べて効率よく済ませました(汗)
めでたく見習いの修行を終え、早速レシビを読みまくって荷物を軽減。
そのうちにすでにレベル50のセレスさんに手伝っていただいて、さびし野のフェローシップ向きクエストを色々とこなし、またひとつレベル上がって24に。
手伝っていただくと言っても、場所もよくわからないので結局全部連れてってもらうことに・・・(汗)
エリートのオークばっかりとかの怖いところのクエストをいろいろ終わらせることができました。セレスさんありがとうございました!

その翌日、さびし野をウロウロしていたら、セレスさんのお友達のドワーフさんに声をかけてもらったのですが、時間がなくてオスト・グルスに送ってもらっただけでログアウト。
実は「ラストフレンズ」の再放送を見るための中断だったんですが・・・(汗)
で、観終わった後にまたログインして、さびし野でできそうなクエストを片付けてからブリー村に戻り、大塚山のエピッククエストに挑戦して敗北したりしていたら、なんと後を追いかけてきてくれていて、他のお友達も呼んでくれて、大塚山に一緒に行ってくれることに。
行ってみてわかりましたが、ソロでなんてとても無理でしたね・・・(汗)
ナズグルの首領とかでできてドキドキしたり、動き回る腕とか出てきたりで、おおーっと思っているうちに、他の皆さんのおかげで無事クエ終了。最後はトムが迎えに来てくれて感動~
・・・写真全然撮らなかったなー。勿体無い・・・
カッコいいエルフのお兄さんお姉さんとおとぼけドワーフさんの楽しいメンバーでの旅でした。皆さんありがとうございました!
ログアウト前にお会いするだけしかできなかったボンビールさんとご一緒できなくて残念でしたが。

手伝ってもらってようやく終わった第一巻の完了の報告に行ったら、馳夫さんに会えっていうのに馳夫さんいないし・・・
バタバーさんに聞いたら、ガンダルフに会えって・・・えっ、ガンダルフいるの!?
ここで今まで入れなかった2階の部屋に入れて、ガンダルフに会えましたー!

前に裂け谷に連れて行ってもらった時にも会ってるんですが、あの時はガンダルフエルロンドと話中って感じだったし、単独で会えて感激ですねー。
馳夫さんはフロドたちと出かけちゃった後なのかー。もう小馬亭で会えなくなるのは寂しいけど・・・
第一巻のラストは感動と聞いてましたが、なるほど、でした!

というわけで、やっぱり休み中一番成果があったのはLotROでしたね。そんなんでいいのか・・・(汗)
また週一も怪しい状況になるので、ここから先に進めるかどうかわかりませんが・・・
最後にオマケの写真。古森の枝垂川を、ルイさんを必死で追いかけて泳いでくるしもべ熊のバランくんです。小さくてわからないか・・・(汗)
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豆腐の名産地深坑その3

2009年06月11日 | 旅行
深坑は豆腐のお店がたくさん並んでいて、そんなにいっぱいあって商売になるの? という感じ・・・(汗)
中でも写真の店は、なんと廟の前に店があるという、老舗なんだそうです。すごいなこういうの・・・
でも違う店で豆腐食べたわたしたち(汗)
豆腐といってもやはり臭豆腐ですが。
最初の方で写真upしてましたが、もう一度。

臭豆腐の揚げたのが入った麻辣鍋と、シンプルな臭豆腐の揚豆腐。どっちも美味しかったです♪
ただ、朝ごはん食べたばかりなのにいきなりまた食べたので、ちょっとお腹苦しかったけど・・・(汗)
この他、珍しい干し豆腐なんてのもあって、買って帰って見ました。高野豆腐をさらに干した感じ? ちょっと味付けは濃いですが。
なかなか美味しかったので、また台湾でみかけたら買って見たいです。
宿で自炊できるなら、普通の豆腐も買ってみたかったですけどね。(さすがに日本に持って帰るのはどうかと・・・(汗))
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Welcome to KANAGAWA

2009年06月11日 | ミュージカル・演劇
昨日何気なく「デスパレードな妻たち」を見ていたら、タイトルが日本語だと「再起の街」なんですが、英語タイトルは「Welcome to KANAGAWA」でびっくり。
これってあの「太平洋序曲」のWelcome to KANAGAWAだよなあ・・・? 他にあり得ないもんなあ。
「デスパレード-」の内容は、竜巻が通り過ぎて被害を受けたウィステリア通りの人々の様子で、まあ日本語タイトルどおり。まああのまま訳せないよなあ・・・
なんで英語はこのタイトルになったのか考えてみましたが、Welcome to KANAGAWAは、黒船来襲で皆が逃げたりなんだり大騒ぎの中、アメリカ人が来るなら新しいお客をゲットして儲けられる、と考えた神奈川の娼婦の女将が、店の女の子たちにアメリカ人をもてなす訓練?をするというナンバー。
多分、逆境でも転んではタダでは起きない、新しい状況に応じてしたたかに次の生き方を求めるタフな人々を表しているのかなあと。にしてもちょっとぶっ飛んだ使い方だよなあ・・・
気になったのは、これ、アメリカの一般の視聴者には通じるタイトルなのかなあということ。
ソンドハイム人気、アメリカのミュージカル好きな人には根強いですが、一般にそんなに知られているのかなあ、「太平洋序曲」のナンバーが・・・
あるいは、一部の教養人しかわからなくていいよ、な感じのタイトルなのかな。そのあたりがちょっと気になります。
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グイン・サーガ127巻斜め読み(ネタバレ)

2009年06月11日 | グイン・サーガ
ずっと読んでいながらグインの感想なんか書いたことなかったけれど、さすがに今回は・・・
訃報後初めての刊行になったわけですが、事前にはこれで最後の後書きを読むことになるんだろうな・・・と思って、複雑な気持ちでした。
読んでみたら、すっかりいつもの後書きでなんだか拍子抜け・・・
でも、3ヵ月後の話をしていたり、次回の後書きの話をしていたり、そういうのを読むとやっぱりちょっと来ますね・・・
後書きの日付は4月29日。HPの最終更新の翌日ですね。5月7日に入院したそうなので、これが最後の遺稿なのかな・・・それとも書きかけのグイン130巻が最後になるのかな。
なんだか、訃報を最初に聞いた時よりも今の方がだんだん悲しくなってきてます。
昔は一時期かなり心酔してた時期もあったりしたんですが、次第にむしろ好きじゃない作家の部類になってきて、グインも今では「惰性で読んでいる」というよりもむしろ「頑張って読み続けてる」って感じになってました。2ヶ月ごとに出るのをノルマのように頑張って読んでたなあ・・・挫折したら二度と読み直せないと思ったから。
あとがきも、いつも適当に流して読んでいて、楽しみにしていたわけでもないのですが。
それでも、2ヶ月ごとに当たり前のようにあとがきを読んでいて、いつのまにか「いて当たり前の存在」になってたんだなあと・・・。知り合いでも何でもないのに、いつもいて当たり前の人がもういないんだ、と思ったら、なんだか悲しいというか寂しい気持ちになって来てしまってます。
途中からはむしろ好きじゃない作家、だったにも関わらず、栗本薫という作家は、作品やあとがきを通して、長いこと私にとっては身近な、「いて当たり前の存在」になっていんだなあ・・・
人が亡くなるというのは、たとえその人のことを特に好きでなくても、いやむしろ嫌いだったりしても、やはり衝撃を受けるし、悲しかったり寂しかったりするものだなあと、今までの経験から思います。
特に末期がんという、自らの死と向き合って残りの時間を行き続けないといけないという病気を患っていた人が、最後にどんな気持ちだったのかと考えると、悲しくなります・・・最近ガンで亡くなる人が多いので・・・
書くことが何よりも好きだった人が、最後の入院後は途中で闘病記も書けなくなり、どんな思いだったろう・・・と思うとたまらないですね・・・
グインの展開が遅いだのつまらなくなったのだのという文句は、まあ変わらずにあるのですが(汗)それについて故人を責める気にはもうならないかなあ。ご本人が一番心残りだったでしょうから。
病気のことがわかってから展開が明らかに早くなってきてますからね・・・だからタイスに寄り道なんかしなければ良かったのに。(文句言わないんじゃないのか(汗))
どうか安らかにお眠りください。そして、途中までだったけれど、本当にグインは読んでいて楽しかったです。グインを(そしてその他にも面白かった作品全てを)書いてくれてありがとう、という気持ちです。

127巻の感想書いてないですが・・・(汗)
いつも買った後はあとがきを読む→ざーっと斜め読み→時間がある時(移動中など)にちゃんと読む という読み方なので、昨日は斜め読みまで。斜め読みだけでもだいたい話ついて行けるんですけどね・・・(汗)
今回びっくりしたのは、おお、ついに「七人の魔道士」まで話が追いついた! ということですねー。ちゃんと話覚えてる人は126巻ですでに気づいていたようですが。
あの裏でこんなことになってたのか・・・というかそこまでは当時は考えてなかったっぽいですが・・・
しかし、いま裏で「七人の魔道士」をやってるとすると、129巻までにはグインもう出てこないんじゃないかって気がするんですが・・・(汗)
スカールが行方不明気味じゃないで終わりそうなのはちょっとホッとするけれど。
イシュトヴァーンがヤガに行くとか言い出した時は、予想はしてたけどこれでリンダの出番終わりか・・・と思ったけれど、まだマルガ行きがどうこうとかあるのでまだ少しは出てきそうでホッ。
しかしイシュトヴァーンは何をたくらんでいるのか。素直にヤガに行かないような気がするんだけど。ヤガに行くふりして一気にクリスタル占領する気じゃないのかなあ?
このあたりのイシュトヴァーンの目論見が129巻までに明らかになるでしょうか。今のペースだと微妙なところだけど・・・
グラチウスがなんだかイシュトヴァーンがリンダを口説くのを応援してたっぽいので(?)そろそろレムスが出てくるんじゃ・・・とも期待してたんですが、そこまで話が進みそうにはないかな・・・
それでも、なんだかんだと話がかなり動いて来てるので、きっとものすごく気になるところで終わるんじゃないかと・・・
なんだかいろいろ切なくなって来ましたが、あと2巻、ですね。ここまで頑張って来たので、最後まで見届けたいと思います。
アニメが終わったら一度原作読み直してみようかと思ってます。どのあたりから私にとってつまらなくなったかを確認するために。一般的には30巻あたりまで、と言われているようですが、私はもっと早かったかも。リンダが脇に回った時点で終わってた気がする・・・(汗)あ、でもグインとシルヴィアの話とかは結構好きだったかなあ。やっぱり30巻くらいなのか?
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豆腐の名産地深坑その2 わんこ

2009年06月10日 | 旅行
深坑の豆腐街をぶらぶら散策。まだ閉まってる店も多いですが。


さすが犬天国台湾、さっそくわんこ発見。って実はトップの写真でも寝てますが(笑)


大人しそうな子でしたが、なんか小汚いので触らなかった・・・(汗)


おーい、舌でてるよー(笑)


いつのまにやら他の子も一緒にひなたぼっこ。


こちらは三兄弟なのかな? 左のおじさんが飼い主みたいです。


なでようとすると立ち止まって頭を下げてきたりと結構フレンドリーな子たちでしたが、なぜか後姿しか撮れませんでした・・・

この他、台湾では珍しくつないであるな・・・と思ったら誰かれかまわずとびつくフレンドリーすぎる子とかもいました(笑)
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ガラドリエルとケレボルンの歴史

2009年06月10日 | 指輪物語&トールキン
終わらざりし物語の「ガラドリエルとケレボルンの歴史」の感想です。
最初読んだ時、「ガラドリエルとケレボルンの物語」じゃないの?と思ったんですが、読んでみたら確かに「歴史」だったんですね。
トールキンが、ガラドリエルがどのようにしてロリアンに落ち着くことになったのか、ケレボルンとはどこでどう出会ったのか、という設定等を何度も変更しつつ書き留めておいたものを集めたのがこの章です。実は「シルマリル」に出ているガラドリエルの設定はあくまでも一つの案?で、その後も色々と設定は変更されたりしていたようです。
「指輪」出版以降もガラドリエルの設定については手を入れられていて、時には「指輪」本編の記述とは矛盾するところも出てきていたりしたとか・・・
このあたりを読んでいて、おそらくガラドリエルというのは「指輪」の中でフロドに出会うために生み出されたキャラクターで、その際にそれまで考えていたノルドールの物語の中に組み込んでガラドリエルの来歴を考えたんだろうなあ、と思いました。
ノルドールによるテレリ族殺害に関して、ガラドリエルたちフィナルフィンの子供たちが少なくとも関わってなかったとか、むしろフェアノールの息子たちと戦ったとか、なんとかガラドリエルに罪がないように考えようとしてたりとか。
ガラドリエルが中つ国に来た手段も、他のノルドールと同じように苦労して歩いてたどり着いたのではなく、先に来ていたというような設定も考えていたり。
ガラドリエルがなぜずっと中つ国に留まっていたのかについても、ケレボルンが留まったからとか、ヴァラールに西へ行くことを禁じられていたからだとか、逆にプライドから自ら拒んでいたとか(西へ戻ると言ってもヴァリノールではなくエレッセアまでしか戻れないから)、色々と考えていたようです。
西へ戻ることが禁じられていた、という設定では、フロドに一つの指輪を差し出されて拒んだことで「試練に勝って」西へ行く権利を取り戻した、という設定もあったようで、これはちょっと感動的ですよね。
また、ケレボルンの設定についても色々考えていたようで、シンゴルの近い親類だった設定から、もっと近いオルウェの親族という設定もあって、ガラドリエルに釣り合う身分を色々考えていたことがうかがえます。
そして、なぜロリアンに落ち着くことになったかについても色々考えてますね。もともシルヴァン・エルフの土地に、なぜノルドールのガラドリエルが治めることになったかについて。
とまあ、私は先入観からいろいろと穿って読んでしまうのですが、クリストファー・トールキン氏は、あくまでも残った資料でわかる事実しか書かず、余計なことは書いていないのがさすがだなあと思います。研究家としての正しいやり方ですね。読む方はこれで想像を膨らませて楽しめますから。
しかし、ガラドリエルってすごい強いですよね。「かの女か体も心も、意志の力も強靭であり、昔日のエルダールの伝承の大家や闘技の達人に太刀打ちできるほどだった」って書いてあったんですけど・・・戦っても強いんだー(汗)
ケレボルンの存在も、映画ほど薄くはないけど(汗)やはりどうしてもガラドリエルの添え物のような雰囲気があって(大汗)なんか面白い存在ですよね。初めて「指輪」を読んだ時から思っていたけど。
この強い女性像、モルウェンもそうですが、やっぱりトールキンの母親のイメージから来てたりするんでしょうかねえ・・・なんて野暮なことはクリストファー氏は決して書いていなくて、そういうところも良いなあと思うのですが。(でも自分は色々想像してしまうなあ)
しかし、ケイト・ブランシェットのガラドリエルは、そのあたりのちょっと裏がありそうな妖しさも含んでいて、ハマってたよなあと思います。
「ホビット」でも白の会議は出てくるらしいから、ケイト・ブランシェットがガラドリエルをやるんでしょうかね。
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