今から、一カ月前にもなるのですが(更新さぼっていたため今頃書きます)、全国各地から一流料理人が八戸に集結して“本物の和食”をふるまう「和食の祭典」がきざん八戸で開催されました。
今、先進国を中心に全世界で“ニセ和食”の店が乱立し、和食文化のレジティマシィー(正統性)が危機に瀕している中でこのようなイベントが地元八戸で開催されるなんて、こりゃエライことです。
ちなみに、誰が“ニセ和食”を広めてるかって?・・・・・決まってるでしょう、日本を大っきらいなクセに、なんでも日本文化をパクりたがるお隣さんです。小生、L.Aなんかでそれ系の居酒屋多数目撃しホントいやな気分になったものです。
さて、この会は二部構成で、昼の部は懐石弁当3,500円。夜の部はコース料理で15,000円!!。本当は夜に行きたかったんですが、平日だったことと、ちょっと予算的に・・・・懐具合の関係で厳しかったです。
で、きざん八戸のAシェフが準備しといてくれた、チケットを受付の係に渡すと、下のような引換券を渡されるました。
弁当メニューはこんな感じ。
そして、ズラリと並んだ料理人の各コマから、AかBのどちらかを選んで料理を四角い弁当皿に並べていくと、6種類+デザートの懐石弁当が完成するワケ。うちのカミさんがB,自分がAの料理を注文して行ったのですが、2種類くらい無くなっちゃった料理があり重複した皿出てしまいました。
A弁当:小生
B弁当:カミさん
まぁ、この本物中の本物和食に、小生ごときが論評してもおこがましいので、各皿については解説しませんが、ただただ美味の連続に「酒無し!!」で食べることのこの苦痛の連続!!しかも、目の前で日本酒コップ売りしてるじゃありませんか!! しかし、そんなもん頼もうものなら激怒するカミさん目に見えてます。ここは耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ぶしかありません。
まぁ、しかしこの昼食後に会場内を大爆笑の渦に巻き込んだのがこの人。東京の名割烹「つきぢ田村」の田村隆氏。
「NHK・今日の料理」なんかでも面白いトークするオジさんなんですが、和食会を代表する名料理人なんです。
けれども、実際本当に会場内は、その軽妙なトークに沸き、小生なんかは料理じゃなくても、コレ(話術)で飯が食えるんじゃないかと思いました。
そして、何が嬉しかったって、この「ヨーグルトのムース」はうちのヨーグルトが主原料なんですね。
ありがとう、Aシェフさん。 持つべきものは料理人の友人です。
ちなみのちなみに、夜の部のメニューが、これ。参加割烹料理店もご確認ください。
しかし、協賛のドリンク類見ると・・・・・・・
地元の「八仙・八鶴」はじめ、越後の「久保田」や、佐賀の「鍋島」「天山」「東一」・・・・・・・このの名酒の数々!!
やっぱり、夜行けば良かった。