今年の春は、苗代完了後に突然うちの父親が入院しました。まぁ命に関わりのあることじゃなかったんですが、要は肺が古傷に侵されて菌を抗生物質で気長にやっつけるというもの。2週間~3週間で、退院との見込みが先生から告げられました。
さて、これで一番困ったのが「田んぼ」。三反歩や五反歩ならどうとでもなるのでしょうが、当家でやってる田は五町歩!!
で、自分の知識不足で、進めれなかったのも事実ですが、我々5月決算役員総会を控えた事務局を預かる身としては、この任務上の大仕事は徹夜を何日しても遂行しなければなりません。
うちのおやじは、ベットで「退院してからでも、間に合うから田んぼには構うな」と言うものの、川代のご近所&親戚は気が気でありません。
結局、田打ち、田かきなどかなりの部分助けられてしまいました。挙句に何枚か田植えまでしてもらう始末。ありがとう、たっち&義一さん。ゆうちゃんにも子供送迎してもらいました。
・・・・・で、26日の総会&金賞報告会終了後、すぐさま田植えにとっつきました。正直、自分の中では村のチャレンジデーなんかは意識の外にあり(ただ運動はしましたよ)、植え残ってる三町歩以上の田植え。自分のイメージでは5日くらいかけてやる予定だったのですが、うちの分家で米作りの専門家たっちがいうには「手ぬるい」とのこと。1日に1.5町歩のペースで植え一気に始末するという計画。
そこで、たっちに機械に乗ってもらい、自分がひたすら苗箱をハウスから田に配り並べる作業。
これは↓↓↓当家の最大の田んぼ、1.5町歩。
で、この日自分が配った苗箱550枚。まぁここの田を植え終わるとピークを越えます。
しかし、こうやって植え終わってみると、戸来岳が見えて実に美しいです。しかし、来年再来年と、この田を維持していくにはどうしたらいいのかという現実の問題に直面しています。
また、小生のご近所を見まわしても、後継者のいない家などのことを考えると春に田んぼに水が一斉に入る美しい風景が廃れていくんじゃないべかと不安になるんですね。
戸来岳アップ
しかし、この日本の原風景はこの先どうなっていくのでしょうか。