角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

もし、米国による北朝鮮の「核兵器保有の容認」という事態に直面したら・・

2017-09-22 11:40:48 | 時事問題

 もし、トランプ大統領が米国本土と米国民のみの安全を守るため(彼は最初からアメリカファーストと言っている)北朝鮮と妥協した場合、日本と韓国だけが米国の傘から外れるわけですが我々はどうしたら良いのでしょうか。

 ・しきりと対話交渉(外交)を連呼するメディアについて

テレビでは識者と呼ばれるコメンテーター達はよく以下のようにコメントしますよね。

 「圧力だけで、対話をしない安倍政権の方法は間違っている」

「今こそ、金正恩を対話のテーブルにつかせるしかない」

「軍事ではなく、対話による解決しかない」

・・・ってね。

 

 それには反対しないけど、じゃあ、どうやって彼を対話のテーブルまで引っ張ってくるのでしょうか?どのような方法で彼と対話をするのでしょうか?

 対話ないし交渉という「目的」は良いとして、この「どうやって(How)」という「手段」が難しいわけで、将軍様を交渉につかせる具体的な方法をご教示願いたいものです。ちなみに韓国の文在寅大統領が対話呼びかけても、完全にシカトされたでしょう。

 彼ら(コメンテイター)の言い分は、まるで一休さんの虎の屏風のお話と同じだと思うのですよ。

「私が虎を捕えます(目的)から、屏風から虎をだして(手段)ください」

ってね。

 

高尚なこと言ってるようで、何と馬鹿げた惨めな提言なのでしょう。

そんなこと出来るなら、「お前が虎を屏風から出してみろよ」って言いたくなります。

(後述しますが、外交と軍事は両輪であって切り離せない)

 

・対話交渉の危険性について

 仮に北と交渉できたとしても、それは銃武装した銀行強盗に丸腰の警官が説得工作するようなもので、逆に金をせびられ、逃走を手助けさせるに違いありません。

  現に1994年の北朝鮮の核開発凍結交渉妥結において、日本は北が核を放棄することの見返りに10億ドル(1200億円)を北朝鮮に拠出しました。しかしその後、独裁者との「対話」による解決の結果はどうなったかは言うまでもありません。日本はただ騙され、金をせしめた北は嘲笑うかのように核開発を続け、ミサイルは我我の頭上を飛んでるではないですか。

 
1994年北朝鮮核危機時の米国特別大使カーター元大統領

 なので今後、金正恩は核を搭載したICBMを完成させ、米国と対等な立場でしか交渉をしないしょうし、当面日本と韓国は無視するはずです。米国の属国だと思っているから。

 完成後はまた、拉致被害者を人質に金を無心するかもしれませんし、あからさまに核による恫喝で金銭の要求があるやもしれません。

 「対話による平和的な解決」とは聞こえは良いですが、銀行強盗にご褒美を挙げるがごとき最も下等で危険な解決方法であることは言うまでもありません。

 

・北と日本の軍事力の特徴

 さて韓国では核武装論が高まっているらしいのですが、我が日本はどうするべきか?

 で、ここで落ち着いて北朝鮮と日本の軍事的な特徴を観察すると以下のようになります。

朝鮮人民軍(北朝鮮)

 戦略軍によるミサイル攻撃能力は非常に高いが、海軍及び空軍は数十年前のガラクタポンコツ兵器しかなく、兵隊たちに飢えが蔓延している状態。つまり、他国をミサイルで攻撃する能力は高いが、自国を防衛する能力はほとんどない。(ただテロを起こす特殊部隊とサイバー攻撃隊は要注意)

自衛隊(日本)

 他国を先制攻撃する能力はほとんどなく、自国を防衛することに特化された軍隊。陸海空共に、米軍衛星とリンクされたハイテク兵器を多数保有。

つまり

・北朝鮮は攻撃に特化された矛の軍隊。

・日 本は防御に特化された盾の軍隊。

といえるでしょう。

  ボクシングで言ったら、ディフェンス能力がなく、パンチしかできない攻撃型ボクサーと、パンチは出せないけど、そこそこディフェンス能力がある防御だけするボクサーとの試合とみたいなものです。(アメリカはセコンドでリング外からアドバイスだけして見物している)

アポロ・クリードの切れあるパンチに耐え続けるロッキーみたいもんですな。

 

 重要なのは、北はどんなに頑張っても、ディフェンス能力は持ちえない。けれど、日本は法改正(憲法9条の改憲)と決意さえあれば、すぐに攻撃能力は持ちえるということです。

  何故なら、防御兵器はハイレベルな化学技術力と膨大な資金が必要なのに対し、攻撃兵器は技術的に既に日本はクリアできるレベルで、コストパフォーマンスも高い(安くつく)。
 
 現に北朝鮮のGDPは3兆8千億円程度(茨城県と同じくらい)と言われ、人工衛星とリンクしたイージス艦やらパック3など開発する資金もないし、ましてや技術力などチンパンジーにテレビ組み立てろと言うくらい無理なことなわけ。

  そもそも、茨城県(GDP3兆8千億円)が、アメリカ(GDP2000兆円を超す)と対等となろうとする、ないし対等のような虚勢をはるなんて滑稽なわけです。ちなみに日本のGDPは560兆円。

 

 

・日本独自の国防の必要性について

 つまり敵のミサイルを撃ち落とす技術と金があれば、敵地を攻撃するミサイルを多数配備できるってこと。現行の陸海空自衛隊をちょこちょこっと改修すれば飛躍的に敵地攻撃能力は上がります。トマホークミサイルを購入することも検討すべきでしょう。

 

 日本もそろそろ、ディフェンスボクシングばかりしていないで、相手の鼻にジャブ位かませて、相手にパンチ出させないことを考える時期に来ているのではないでしょうか?何せ相手はパンチに対するディフェンスができない。

 北朝鮮がミサイル発射のボタン押したら、10分後に自分たちがこの世から消滅することを思い知らせるような、矛を持つべきなのです。

 

 外交交渉は、その軍事的な背景圧力を持つしか「対話」はあり得ないという世界の常識に日本も目覚める時が来ていると言えるでしょう。

  外交は軍事的なバックが無ければ何も効果が無く、いくら対話、対話と連呼しても全く無意味と言えるでしょう(北のミサイル発射について、政府が「出来る限りの強い表現で北朝鮮を非難しました」ってコメント発表しますが、はっきり言って何も効果はない)。

逆に北だって、自らの生存件について米国と交渉(外交)したいがために、核武装(軍事)というバックグラウンドを持ちたいわけです。

 なので、以下の制度上の整備は急務。

 1.まずは憲法9条2項(武力放棄)の改憲

2.自衛隊の国防軍への昇格

 今こそ「日米同盟」は維持しつつ、米国頼りだけの国防と外交から自立すべき時です

 あくまで、米国による北朝鮮の核武装の容認というのは最悪のシナリオですが、しかし、安全保障は最悪の事態を想定して備えなければならず、決して楽観論で語ってはいけないのです。

 

・北朝鮮有事の今後の可能性

 上記は、あくまで最悪のシナリオですが、まだまだ以下の可能性があります。

 1.戦争。例えば前回紹介した、米国の先制攻撃の4条件をクリアしたうえでの開戦も年内にあり得ます。その場合、米国はでっち上げてでも戦争の責任は北朝鮮にあると言うストーリーを作り上げるでしょう。イラク戦争、ベトナム戦争いや先の我が国の大東亜戦争だってそうでした。米国は戦争する場合その原因を人工的に作り上げる国なんです。で、それを国内外に喧伝し、世論を作り上げる。

 米国による開戦の場合、恐らく米軍は大量のミサイルによって一気に北朝鮮の軍事施設を壊滅させ、相手に一発も打たせないオプションを取るでしょうから、数時間ないし数日で終わると思います。日本への被害はどの程度かわかりませんが・・・。

 2.経済制裁による北朝鮮の降伏。あり得ないとは思いますが、金正恩が方針転換をし、核付きICBMの開発を断念するオプションです。これが、最も被害が少なく済みますが、その見返りに、またぞろ日本が大金を拠出しなければならないことが想定されます。もちろん、またまた騙される可能性大ですね。

 3.クーデーターによる金正恩の失脚。ビラ、ラジオ、ネット(あるか解りませんが)など、あらゆる伝達手段を用いて、北朝鮮の兵及び国民に将軍様を独裁者に戴いておけば、国が壊滅することを北朝鮮全土に流布させて、内部崩壊を促すオプション。まぁ可能性は低いかもしれませんが、これが最もベストだと思います。どちらにとってもね。

 その外、日本に潜伏した北朝鮮の特殊工作員による、破壊活動なども想定されます。原発や新幹線など。

 ・・・ともかく、厄介な隣国にはほとほと困ったものです。


第二次朝鮮戦争は起こるのでしょうか?日本にとっての最悪のシナリオ。

2017-09-20 15:18:45 | 時事問題

  日に日に緊迫感を増す北朝鮮問題・・・。昨日のトランプ大統領の演説にもありましたが、米軍による北朝鮮先制攻撃ってホントにあるのでしょうか?
 一説にはXデー(開戦)は12月で決定しており、最近になってトランプ大統領は安倍首相に伝えたとの憶測もあります。なので、首相は衆院解散を決意したのではないか・・・という説。本当は1年後に任期が来る衆院選挙ですが第二次朝鮮戦争の推移次第では選挙どころではなくなりますからね。で、戦後に起こるであろう様々な内外の混乱に対処するために、今のうちに長期政権を樹立しておかなければならないというわけ。・・・ホントでしょうか?

 結論から言えば、小生思うに米軍による軍事的な解決(つまり戦争)ってないような気がします。で、最終的には日本の国土防衛は日本自身で解決しなければならない、のっぴきなならない状況に追い込まれるのではないかと・・・

 

 さて何故そもそも将軍様こと金正恩核を搭載したICBMを急いで開発しなければならないのか? 

 まぁ、これはいろんな所で言われていますが、中東の独裁者カダフィ大佐フセイン大統領らは、この米国を直接狙う核兵器を持たぬが故に、通常兵器で米国によって排除されたわけですが、当然将軍様もそれは先刻承知。早い話が米国に暗殺されるのが怖いわけ。なので、「俺に手を出したら米国に核兵器落とすからな」ってこと。チキンですな、豚っぽく見えますが。

 
リビアの独裁者カダフィ大佐の末路


イラクの独裁者フセイン大統領の末路


テロリスト、オサマ・ビンラディンは米特殊部隊ネイビーシールズが暗殺。

 確かに核を搭載したICBMが完成したら、米国とておいそらと北朝鮮には手出しできなくなります。で、その完成予想ですが2年後という専門家もいますし、最短で8カ月という識者もいます。つまり、米軍にとって軍事オプションを行使できるのは、この数カ月ないし数年しかない。トランプ大統領は「あらゆるオプションがある」って啖呵きってますが時間がないわけですな要するに。(だから12月開戦説ってあるのですが・・・)

 

○対北朝鮮の米軍侵攻条件

 先週だったかBSフジのニュース番組を見ていたら、陸海空のOB(全部将官クラス)の皆さんがテレビ出ていて、アメリカによる北朝鮮への軍事作戦を行使するには以下の4条件がそろわねばならないそうです。

 

1.38度線国境に大量に並べられた大砲の同時破壊。

2.ICBM等ミサイルの正確な所在把握と同時破壊。

3.将軍様・金正恩の正確な居場所の把握。

4.国際社会からの(開戦)合意の取り付け。

 
 北朝鮮の砲兵部隊による軍事演習(1時間で50万発ソウルに砲弾撃ち込めると北は豪語)

 条件1:国境大砲の破壊。さて1の「大砲」ですが、ミサイルと違って飛んできた砲弾は空中で破壊したり撃ち落とせない。これに尽きます。どんなに科学技術が発達してもこの前近代的兵器は防ぎようがないわけですな。しかも、間の悪いことに韓国の首都ソウルは北朝鮮国境にめちゃくちゃ近く(40km)て、大砲群の射程内(60km)にある!!ソウルに雨のように砲弾が飛んで来たら指を加えてみているしかないわけ。しかも、そこに住んでいる在韓邦人は6万人。日本人6万人が人質に取られているようなものです。(更に韓国は自衛隊による在韓邦人救出作戦を拒否するとのこと)

 なので開戦にあたってはまず、この大量の大砲を全て同時破壊する(多分トマホークミサイル)必要があるわけです。


ソウルは北朝鮮国境わずか40kmに位置し、北の大砲射程60km圏内にある

 

 条件2:ミサイルの破壊。次のミサイルも1発でも日米本土に命中したら、こりゃ大変ですから開戦前に全てトマホークミサイルか何かで同時破壊する必要があるとのこと。そのためにはそれらミサイルの居場所を正確に把握しておかねばなりません。

 

 条件3:将軍様の逮捕か暗殺。仮に米軍による圧倒的な勝利に終わったとしても、狂気の独裁者、金正恩委員長をそのまま残すことは、将来の安全保障に支障をきたすから排除せねばならない。まぁ当然でしょうけど、影武者だけで5人いるとか、地下180メートル下のコンクリートに隠れているという情報もありますしね。厄介でしょうね、コイツ捕まえるのは。

 

 そして、一番厄介なのは条件4の国際社会の(開戦の)コンセンサスを取り付けること。これが一番ハードルが高い。特にロシア中国はね、国境に直接米軍と対峙するなんて一番いやでしょう。OKって言うわきゃない。まぁ先に北朝鮮側からグアムあたりに先制攻撃すれば、話は別ですが・・

 でも、小生は北朝鮮側からの先制攻撃は無いと思いますね。そもそも先制攻撃のメリットが北朝鮮には何もない。数時間後には、ボコボコにされちゃって全滅してしまうことは自分らが一番承知していることでしょう(だから、核付きミサイルを早く完成させて米国と交渉したい)。
 彼らが勇ましい言動とは裏腹にどれだけ気を使っているか・・・
 今までのミサイル実験見ても、北海道と本州の海の上を通過させて、日本本土に部品なんかが落下しないよう細心の注意を払ってコースを決めていることがわかりますし、恐らく空にも(被害者出ないよう)旅客機に当たらないよう、それが飛んでいない時間帯を詳細に調べていると思われます(早朝しか発射しないでしょう)。
 つまり、日米側に開戦の口実を与えないよう、相当気を使っていると思われます。

 

 さて上記の4条件がクリアできないまま、もし戦争に突入したとしたら、もう朝鮮半島は復興するに何十年とかかる焦土と化すでしょうし、日本の被害も甚大なものになるでしょう。数十万人に及ぶ朝鮮難民が押し寄せ、治安と経済も滅茶苦茶となり、全世界を大不景気が覆うことは目に見えています。

 この朝鮮動乱後の甚大な被害の代償の代わりに我々日本人が受けるメリットと言ったら、1.まず二度と将軍様のミサイル攻撃におびえることはない。2.拉致被害者を救出できる可能性がかなり高まる。3.半島戦後復興に日本のゼネコンが特需を享受できる可能性。そんなもんでしょうか。・・んでも割に合わないですよね。

  さて、それらを総合的に勘案すればトランプ大統領とその側近は開戦というオプションは取らないような気がします。

  第一に彼は米国経済復活を公約として大統領になったわけで、大不景気に陥るリスクが高い戦争には踏み込まない。

 第二に米国民の世論調査見ても、朝鮮半島有事への関心は低い

 

だとしたら最後に残された結論は・・・・・・

 米国による北朝鮮の「核兵器保有の容認」

これです。

  北朝鮮はどんなに妥協しても核兵器だけは手放さない(命綱)でしょうし、恐らく米国本土を直接狙うICBMだけは破棄することをせまるのではないでしょうか。

  つまり、米国にミサイル攻撃する能力を破棄したら、北の核保有だけは容認するというオプション。

 もちろん、日本や韓国へは「米軍は全力で同盟国を守る」と約束はするでしょうが、日本にとっては悪夢です。

 国防を70年間も他国任せにしてきたツケが今、我々の頭上を覆わんとしているのですが、これは日本と韓国だけが米国の核の傘から抜けることを意味しています。もしそうなった場合、日本はどうしたらいいのでしょうか?・・・・

 

続く・・・・


ブルース・リー マニアが狂喜するに違いない「イップマン3 継承」!!

2017-09-18 14:46:44 | 映画

久々の映画ネタ。(時々、見てるんですが更新できない)

 さて、東京では4月22日公開された「イップマン3 継承」ですが、ここ八戸ではやっとフォーラム八戸さんで8月25日に公開されました。しかも一週間だけ。(まぁ盛岡では9月9日から公開だからまだましか。)小生最終日の9月1日の夜に見ました。

公式ホームページ
http://gaga.ne.jp/ipman3/

 さて、本映画の主役イップマンこと葉問は言わずと知れた、かのブルース・リーのお師匠さんで詠春拳の達人!! 演じるのはおスター・ウォーズでもお馴染みドニー・イェン。


師匠の葉問とブルース・リーの訓練写真 (本物)

 史実では、この師弟の関係は様々な諸説があり、ここでは詳しく述べませんが(小生もほとんど知らない)、ま、史実なんて本映画では全く関係ありません。はっきり言って前作の2作品見ていなくても、十分楽しめるようにできています。

 
葉問とブルース・リー(本物)

で、映画冒頭から若かりし頃のブルース・リーが登場するではありませんか!!

↓↓↓
 
詠春拳を訓練する若きブルース・リー(本物)

 

 演じるのは「小林サッカー(2001年)」で、「死亡遊戯」コスチューム(黄色のトラックスーツ)をまとったゴールキーパーを演じたダニー・チャン!!当時もブルース・リーマニアを熱狂させたものです。



「小林サッカー」ダニー・チャン

で、このシーンがこちら。
↓↓



 

 ブルース・リーの立ち振る舞いと動きをよく研究しているし、本人も相当なマニアに違いないと推察します。物語中盤にもこの若きブルース・リーは重要な役目で再登場するわけですが、(ヒントは彼がダンスの達人だったということ)、もう、ブルース・リーマニア垂涎の1本といえるでしょう。

 

 で、ストーリーはまぁ、当然悪い奴らが出てきて、それに奥様の挿話を絡め、さらに、同じ同門の詠春拳の達人(マックス・チャン)が重要な役どころで登場しラストまでノンストップで楽しませてくれます。多分史実通りではなく、面白く脚色したとは思うのですが、小生には確かめようがありません。しかし一つ言えるのはもう唯々ひたすら面白い!! やっぱね、その格闘シーンの凄いこと凄いこと!!

 
 VS マイク・タイソン

 悪徳不動産屋役でのマイク・タイソンとの一騎打ちもすごいですが、彼に雇われたヒットマンがなんと、タイ人おかまキックボクサー!! オカマとは思えない強さで、もうどうやって撮影したか解らないほどのカメラワークで、凄まじいバトルシーンは息を飲むほど。


VS おかまムエタイ

 

 そして、終盤の詠春拳の達人同士の闘い!!。主人公とマックス・チャン演じる詠春拳の達人(役名何だったけなぁ)は、同じ詠春拳でも微妙に流派が違うわけ。確か史実でも3派あるはず(南斗聖拳は百八派ありますが・・)。

その二人が激突します。

自らの「詠春拳」の正当性(レジティマシー)をかけた闘いは、もう鳥肌ものです。

もうね、まさに北斗神拳vs北斗琉拳!!

  ・・・というわけで、もうすでに本作はDVD/ブルーレイ共に発売&レンタル開始(9月2日)されていますので、興味のある方(ブルース・リーファンは特に)お勧めいたします。


一つの事実の伝え方もこれだけ新聞社で違うことを証明した見本のような記事。

2017-09-15 16:25:45 | 時事問題

 今朝も、国連常任理事会の制裁決議を小ばかにするように、北朝鮮のミサイルが我が国の上空を通過しましたが、まぁ「軍事力・武力を持ってはいけない」と憲法で自縛してるわけだから当然っちゃ当然でしょうね。いくら、軍事的な挑発したって、相手は反撃してこないの解っているんですから。

  さて、そんな憲法改正(9条)を巡る面白い記事が昨日載ってたのでご紹介します。

 産経新聞ニュース
[阿比留瑠比の極言御免]
9条改正案報道 「事実」のような「政治的主張」を伝える新聞でよいのか 
より
http://www.sankei.com/politics/news/170914/plt1709140001-n1.html

 それは9月12日(火)に自民党憲法改正推進本部会合の報道の在り方についての記事。

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(略)
 会合では、9条の1項(戦争放棄)と2項(戦力不保持)を維持した上で、自衛隊の存在を明記するとの安倍晋三首相(党総裁)の提案に関しては意見が分かれた(略)

興味深いのは、この自民党の一会合をめぐり、在京各紙の報じ方もまた見事に割れたことである。同じ会合を取材しても、書きぶりは全く異なる。

 

「首相案に賛同する声が相次いだ」(読売)

 

「出席議員からは(中略)賛成意見が相次いだ」(毎日)

 

特に東京「首相案支持が大勢」との3段見出しを取り、安倍首相の提案に反対・慎重な見方については「こうした意見は少数派にとどまった」と書いた。(略)

一方、産経と日経はそれぞれ賛成論・反対論のどちらが優勢だったかには触れていない。

「安倍晋三首相(党総裁)の改憲案をめぐり賛否が真っ二つに分かれた」(産経)

「戦力の不保持を規定した2項を維持するか否かで出席者の主張が割れた」(日経)

各紙の中で突出していたのが朝日である。1面カタの記事で「2項の削除を求める意見が続出」「異論が噴出」と強調した上で、3面の特集記事では「首相案押し切れず」「求心力低下物語る異論」との見出しをつけ(略)

東京では少数派だったはずの反対論が、朝日を読むとまるで多数派だったかのような印象を受ける。安倍首相の憲法改正方針に最も先鋭的に反対している東京と朝日がまるで食い違い、両極端のトーンで報じたのはなぜか。繰り返すが、同じ会合に関する記事であり、コラムでも社説でもないのである。

(略)

新聞記事が日々伝えているのは「事実」のようでいて、その実は「解釈」にすぎないことが多い。残念ながら、事実とはほど遠い露骨な「政治的主張」である場合も珍しくない。

 (略)

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 全く同じ会合を見聞きした新聞記者たちが、これだけ記事にすると食い違うことを証明した見事な内容です。

 首相案に対して賛成が多く、反対は少なかったと報じたのが・・

 読売新聞 毎日新聞 東京新聞 の3紙

 

いや賛成派・反対派ともに五分五分(フィフティフィフティ)と報じたのは・・

 産経新聞 日経新聞 の2紙

 

いやいや首相案は反対が多く、賛成する人はわずかだったと報じたのが・・・

  朝日新聞 の1紙

  さて、事実(ファクト)を正確に伝えたのはどこの新聞社で、ねじ曲げた解釈をしてフェイクニュースを垂れ流したのはどこの新聞社だったのでしょうか・・・実に興味深いところです。

  一つだけはっきりしてるのは、ある特定の新聞社ひとつだけ読んでると、嘘八百に騙され、洗脳されるということ。

 きょうび読者側も新聞記事を鵜呑みにしないで、自分で様々な角度から検証し真実を探る努力が必要ということをあらためて思い知らされ記事でした。

我々は今後の国の進路を決める有権者なのですから。


平成29年8月の「日本酒を楽しむ会」八戸「鬼門」さん&「恋活」!!

2017-09-05 17:13:52 | お酒関係(日本酒など)

 8月の日本酒会くらいは、8月中に更新しようと思ってたのに、何かとバタバタしてまた9月に越しちゃいました。

今月(8月)は第三週じゃなくて8月26日(土)。会場はもちろん、鬼門さん。

記憶があやふやなので、味のレビューはなし。
(最後の最後に重大情報あり! 記事の地図の下まで見てね)

最初は・・・

雪の茅舎 純米吟醸
秋田県由利本荘市

火入れしてるって聞いたけど、凄いフレッシュ感ありました。


 

んで、地元の出たばかりのひやおろし。

八仙 ひやおろし 特別純米 緑ラベル

 

東京の前会長から送られてきた、これもひやおろし。

多賀治 山廃純米雄町 ひやおろし
岡山県倉敷市

(ひやおろしだけど、結構山廃独特の香りがたまらない。小生ちょっとこれにはまっちゃって、密かに、「鮨武」まで持ち込んでしまった!)

 

これも、東京から来たやつ。ひやおろしじゃないけど秋味。

大信州 秋の純吟
長野県松本市

 

で、ノブ社長一押しがコレ(確か・・)
宮の松 特別純米酒 生酒
佐賀県有田町

 
今回は、ひやおろしは、2升だけ(まだ時期が早い)だったけど、どれもハズレの無いおいしいお酒いただきました。



・・・というわけで、今回も楽しい「日本酒を楽しむ会」となりました。




次回は・・・・

平成29年9月「日本酒を楽しむ会」

次回:9月23日(土)18時~
会場:「鬼門」八戸市鷹匠小路17
電話0178-44-7356

今度こそ、「ひやおろし」のオンパレード!!・・の予定ですよ、ノブ社長。

 

・・・・で、新郷村より重大情報!!
詳しくは下記参照↓↓↓


独身の皆さまは是非、恋活にご参加くださいまして、そのまま「日本酒を楽しむ会」へ直行してください!!
(もし、できちゃって)カップルで参加されたら、この日本酒の会長より、特別日本酒差し上げます!!

シングル参加でも、あげるかもよ・・・