今日は『啓蟄』、久しぶりの太陽に起こされた虫もきっといることでしょう。
私も今朝はむくむく起き出して、昨晩飲み過ぎたアルコールを充分に感じながらも輝く太陽にご挨拶、ちょっとだけ黄色く見えたりしてね。いえいえ、悪いことは何もしてませんよ。(笑)
行きとどく春の日影や虫の穴 高桑闌更
これからは一雨ごとに暖かさが増して行くのでしょうねぇ、一昨日降った雪なんて「なんちゃない、なんちゃない」まだ東北地方の桜の開花予想は出ていませんが、関東以南のそれを聞くかぎり、このあたりの開花も例年よりかなり早いのでしょう。
「寒いの寒いの飛んでいけ~~~!」
話はコロリと変わりますが、なんだかんだの『定額給付金』、いよいよ各地で配布が始まったようですね。のし袋なんかに入ったお金を、ありがたそうに受け取るおばあちゃんの姿がニュースでも流れておりましたけど、「経費がかかるんだからのし袋なんてやめりゃいいのに」なんて穿った見方をしてしまうのは、私の悪い癖です。
ところで、都市部ではいつもらえるのか未だ分からない給付金ですけど、みなさんは何にお使いになるんでしょ?あっと、もちろん辞退される方もいらっしゃるでしょうね。
私?私はおそらく酒代か、家計の穴埋めか、そんなところでしょうか。
まぁ、あの手この手で使ってもらおうと各方面でいろんな商品やらアイディアが出ているようですから、どんどん使って景気の起爆剤になればと・・・・・それはちょっと無理だろうなぁ。
そうそう、辞退者のお金は国庫に返るんだそうですねぇ、国に返してもろくな事に使わないんだし、必要ない方は一度もらったうえで、逼迫した我が家の家計を哀れと思い、私に郵送していただければ助かります。もちろん郵送費はそちらさん持ちで(笑)
冗談はさておき『啓蟄』は「いよいよ動き出すべき日」でありますから、大いに張り切って動き出しましょう、そしてこの不況を乗り切ろうじゃありませんか。
「よ~~し、『啓蟄』に俺も目覚めて、空元気でもいいから頑張るどぉ!!!」
「おう!」
さて、今日の一枚は、コールマン・ホーキンスです。
空高く飛ぶ鷹、「いよいよ動き出すべき日」に必要なのは、まさにこの鷹のような姿でありましょうか。
ホーキンスのサックスには、どうしてもちょっと古さを感じてしまうところはあるのですが、こうして聴いてみるとそれはそれとして良いもんです。
「BLUE LIGHTS」なんか、なんともたまらない良さを感じるのですがどうでしょう?御大ホーキンスに若さすら感じてしまう・・・このバイタリティーですよね。
「そうこれこそが必要なんだ!」
って、今日は何かと自身に言いきかせているようになっています。(笑)
ホーキンスという人は、御大のくせにじつに時代時代に適応する能力をお持ちです。レスター・ヤングとの最大の差はそこにあるのかもしれません。
今日は勉強させていただきました。(笑)
THE HAWK FLIES HIGH / COLEMAN HAWKINS
1957年3月12,15日録音
COLEMAN HAWKINS(ts) J.J.JOHNSON(tb) IDREES SULIEMAN(tp) BARRY GALBRAITH(g) OSCAR PETTIFORD(b) JO JONES(ds)
1.CHANT
2.JUICY FRUIT
3.THINK DEEP
4.LAURA
5.BLUE LIGHTS
6.SANCTICITY