JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

チョンガーの歌声が響く

2009年03月06日 | v-x

 ♪ チョンガーどもよ よく聞けよ 独りぼっちが寂しとて
   女に手を出すのは考えもんだ 女はとっても怖いんだよ
   純情なあんたにゃ とっても歯が立たない ♪

ということで明後日日曜日まで、私はチョンガーであります。(笑)
「家に帰っても独りだし、飲みにでも・・・・・」
しかし、一昨日したたかに飲んできたばかりですし、不景気の折、懐具合も怪しいわけで
「う~~~ん、今日は我慢しよう」

とは言っても、帰って夕飯の用意が出来ているわけでもなく、8時過ぎに帰って出来るものといったらたいしたものでもありません、少々のアルコールに頼るのはしかたのないことですよね。

まっ、ササッとこんなんでビールをあおると、
「う~~ん、奴がちょっとばかり余計だったなぁ・・・・ポン酒飲むしかないジャン」
とわけの分からない独り言を言って、日本酒を一合ちょっと、こうなるとどうなるかは自分が一番よく知っているのでありまして

あはははは、趣味部屋に入ってレコードかけちゃったらもうお終いですよね。今は気分よく深酒に突入中で、久しぶりにジェリー・マリガンの「NIGHT LIGHTS」なんか聴いてます。

先日ほとんど飲んでしまったラガヴーリンのボトルを、逆さまにして最後の一滴まで飲み干し、新しいジンビームのボトルにも手を出して・・・・あと1時間もするときっとギターをかき鳴らして歌っちゃってるかもしれません。

 ♪ 虚しい虚しいとつぶやいても また明日も虚しいだけ
   空に浮かんでる白い雲も 今では何も答えてくれない
   強く弱く弱く強く 膝をたたいてみれば
   あ~なんだか生きてる証のような 虚しい痛みを感じるよ
   お~~ 僕たちに今一番必要なものは 熱い恋や夢でなく
   まぶしい空から降ってくる 白雪姫の毒リンゴ ♪
 
今日の熱唱は泉谷しげるで押し通そうと思います。大声で歌っても今日は文句を言う人がいませんもんねぇ~~だ。ワンマンショーやっちゃうぞぉ!!!
「え~『告白のブルース』『白雪姫の毒リンゴ』二曲続けて聴いていただきました。続きまして『ひねくれ子守歌』『春夏秋冬』またまた二曲続けてどうぞ」
なんちゃって

さて、今日の一枚は、フィル・ウッズです。
ちょっとひねくれているのは、ドラムレスで、しかもレギュラーメンバーではなく、トミー・フラナガン、レッド・ミッチェルという、どうにもこの時期のウッズに合っているのか合っていないのか分からない二人が付き合っているというアルバムです。さらにウッズが「YOU'RE ME」でクラリネットを吹いているという・・・う~~んどうなんでしょ?

ただ、「へぇ、こんなアルバムもあるんだぁ」的感覚だけで聴くには、ちと惜しい気がします。それなりに楽しめるし、私的にはけっこう気に入ってたりして(笑)
たしかに、ドラムレスというのは締まりが無いっちゃ無いんですけどね。

ウッズの一枚としても、フラナガンの一枚としても「チョウお勧め」とは言えないアルバムかもしれませんが、今晩熱唱した後に聴くのにはいいんじゃないかなぁ、なんてね。

THREE FOR ALL / PHIL WOODS
1981年1月7日録音
PHIL WOODS(as,cl) TOMMY FLANAGAN(p) RED MITCHELL(b)

1.REETS NEET
2.IT'S TIME TO EMULATE THE JAPANESE
3.TALKING
4.THREE FOR ALL
5.YOU'RE ME
6.GOODBYE MR EVANS