JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

酒友諸氏に乾杯!

2009年03月18日 | s-u

晴れた空は霞がかかったよう、黄砂なのか花粉なのか、いずれにしても見ているだけでクシャミが出てきそうです。暖かくなるのは良いんですが、花粉症の方々には心底喜べませんよね、まっ「これが春」ということで

二日間更新をサボっている間に、私は一つ歳を取ってしまいました。
「誕生日おめでとう」
と言われても、素直に喜べなくなったのはいつ頃からだったでしょうか、それすらも忘れてしまう年齢になってしまったんですなぁこれが。(笑)

「バブちゃん、3月生まれの常連さんが3人いるから、まとめて誕生会やるよう!」
まるで幼稚園かのようですが、いつものバーのママから声をかけていただきまして、お店がお休みの一昨日はその「誕生会」です。


今回は諸事情により全員顔出しNG、
オールモザイクをかけさせていただきました。

みなさん同店でよく知った顔ばかり四人、それにママが加わって、ビールで乾杯。あとは雪中梅の一升瓶がド~~ン、ウイスキーがバ~~ン、つまみだって、煮物、焼物、乾き物、肉に魚に乳製品、ご飯物だってありまして・・・・
「こりゃ喰いきれんわ、酒が足りるかなぁ?」
「大丈夫、酒なら売るほどあるから」(笑)

しまいには
「バブ、あんた、いかに飲めば喰わない人でも、誕生会なんだからケーキは食べな!」
とHお嬢様
「それだけは、ご勘弁を~~~」

いやいやまったくいい歳のオッサンといい歳のおば・・・いや、お嬢様が集まると、若い連中の集まりとはまた違った楽しさがあるものでして、堪能してまいりました。
それにしても始まり時間が遅かったとはいえ、3時過ぎまで馬鹿騒ぎをするそのエネルギーはどこから生まれてくるのか?感心してしまいます。・・・「って、あんたもね」(笑)


こちらは二次会で押しかけたカラオケスナックのマスター。
誕生日ならとリボンを額に貼っちゃったりして
このひょうきん者!!

仕事関係でもなく、古くからの友達でもなく、たまたま「とあるバー」で知り合った方々と「誕生会」と称して酒を酌み交わす、それだからこその楽しさがそこにはあるんでして、これぞ酒友でありましょうか。
「友達も、胸襟をひらく相手に乏しいが、真の酒友はさらに少ない。」と言ったのは長谷川幸延でしたかねぇ。
真の酒友なんてぇ者がどれほどの者かは知りませんが、酒友なんてぇもんは、その場のノリで酒を酌み交わし、肩を組み合って歌い出すような、そんな者でも良いんじゃないかと私は思うんですねぇ、そんな酒友「とあるバー」に行けばいつでも逢える(ママもその一人なんですけどね)、そんな私は幸せな酒呑みですよね。

いずれにしても「とあるバー」の酒友諸氏、楽しい夜をありがとうございました。

さて、今日の一枚は、ホレス・シルバーです。

若干、他のホレスさんとはイメージの違うアルバムかもしれません。いわゆる「NINETEEN BARS」を除いては、全てミディアムテンポってヤツですか。
正直、聴き入ってしまうといった一枚ではないかもしれません。でも、なんて言ったらいいんだろ?心地よい?花粉を除去した春風のような(笑)そんなホンワカした感じのする一枚です。
ここでのセレナーデは、「恋人や女性を称えるために、夕刻に奏でる」といったものではなく、どちらかというと「もっと明るい時間帯に湖畔を歩く春色の女性」?
ホレスさんのセレナーデはそういったものなんですきっと。

それにしても、やっぱ私はブルー・ミッチェルのトランペットが好きみたいです。「LET'S GET TO THE NITY GREETY」なんか「ヨクヨクナイ?」てな感じ(笑)

そして、最後に「やっぱ、ホレス・シルバーはこれか?」っていう「NINETEEN BARS」をぶちかます。
たまには、こんなホレスさんも私は「有り」だと思いますよ。

SILVER'S SERENADE / HORACE SILVER
1963年4月11,12日
HORACE SILVER(p) BLUE MITCHELL(tp) JUNIOR COOK(ts) GENE TAYLOR(b) ROY BROOKS(ds)

1.SILVER'S SERENADE
2.LET'S GET TO THE NITTY GRITTY
3.SWEET SWWEETIE DEE
4.THE DRAGON LADY
5.NINETEEN BARS

WBC侍ジャパン、残念でしたねぇ、ダルちゃんはやっぱまだちっと若いんでしょうか?こうなったら明日キューバを倒して、今度こそ韓国にリベンジしてもらいたいものです。
「頑張れ日本!原ちゃん、我々世代の指導力を今こそ世に示してくだしゃんせぃ!」