今日は朝から財政総務委員会が始まりました。
私が会長を務める上新田自治会の盆踊り大会で5~7日の3つ日間に設営、運営、接待、片付けでしたから、今日は身体はクタクタでした。
そんな中で委員会は午前10時40分頃始まり午後5時過ぎまで会議は続きましたが、なかなか方向性は見えてきません。
市長が訴えている“財政非常事態宣言”についての質疑が中心に進みました。
でも議案(市長、副市長、特別職の給与、期末手当、退職金の減額に付いて)について確信の話までに至らない状態でした。
日本経済は当然不透明です。
円高で経済が失速しているかもしれません。
企業、個人の収入(市からは歳入)が増える事は当分の間、望めません。
平成23年度の一般会計当初予算で歳入総額1,103億円の内、赤字地方債(借金)37億円発行し、財政調整基金(貯金)48億円を繰りいれ、合計85億円の不足金を補っています。
市の財政は確実に悪化しています。
市長の選挙の公約を履行するために議案として提案していると考えている議員もおられますが公務員制度改革(特に給与制度改革)を進めていかなければ“次世代に大きなツケ”を残します。
私は今回提出された議案は給与制度改革の初めの一歩と考えております。
明日の財政総務委員会で前向きに議論されることを期待いたします。