祝 アカデミー賞

昨日の夜、晩酌ば終え９時３０分上映の「おくりびと」ば
下の娘と観に行ったとです。
館内は平日ばってん結構お客さんも多かったです。
アカデミー賞受賞と言う快挙に連日マスコミは大盛り上がりしとるけん
観客動員もやっぱ影響しとるとたいねと思うたとです。

さて
話の内容は皆さんご承知じゃけんあえて言わんばってん
死と言う誰にも平等に訪れる題材を取り上げた映画が評価された事は
多いに意義ある事だと思うたし感動もしたばってん・・・
観終わって車の中で娘に言いました「何か物足らん気がするばってん・・・。」

オイの場合、受賞作品と言うことで過度な期待と言うと語弊のあるかも
知れんばってん
う～～～ん、わざわざ映画館まで行かんでもＤＶＤで観ても
いいかなぁと思ったとです。

それでオイは、こう考えておるとです。
受賞前の内容も何も知らなくて、たまたまこの映画を観た人のほうが
感動は大きかったとではないかと
そして、それがアカデミー受賞となれば、その喜びは
格別なものじゃろと思うとです。

これは誰も知らない原作で感動して映画を観てガックリするとに
少し似とる気がすると勝手に自分で解釈しとるとです（笑）。

ばってん主演の本木　雅弘も、勿論よか演技やったばってん
余　貴美子と山崎　務の二人はやっぱ存在感のある
さすがに、よか味ば出しとったです。

で、広末　涼子の相変わらずのふくみ笑いワンパターンの
くさい演技については大きな声では言えんばってんミスキャストです。

にしても、やっぱよか映画でした。