今、沖縄の米軍基地の問題が盛んに報じられとりますが
そんな時、琉球王朝末期の物語「テンペスト」ば読むと
今も昔も変わらず繰り返される沖縄の人々の苦悩と悲劇の歴史を知る事が
出来るような気がしたとです。
まるで戯曲ば観るような よか本やったです。
同じく池上永一さんで
「風車祭カジマヤー」は現代の沖縄のお話ばってん
島をさまよう少女の魂に恋をした17歳の少年と
97歳の老婆の誕生祝ば無事に迎えようとする
恐ろしくパワフルな、その「ばあば」と妖怪と巫女たちが登場する
笑いあり涙ありの物語やったです。
では これから またボチボチ 本の話も しようと思うとります。
お付き合い頂ければ 幸いです。