3日前、ウィルス性の嘔吐下痢で体調崩しておりました。
寝床も隔離されました。
腰痛とのダブルパンチでした。
夜中にトイレの神様を10分毎に拝みました。
今日から お酒も飲めるようです。
そんで そんな時 読んでいたとが この2冊です。
銀座開化事件帖 松井 今朝子さん
明治7年 銀座にガス灯が初めて設置した頃の お話
文明開化のうねりの中で翻弄しながらも新しい時代、明治を生きる
元旗本の次男坊 久保田 宗八郎 元大名の御曹司たちの物語
日本で始めての耶蘇祭典(クリスマス)でサンタは能面の翁をかぶり
袴に革靴のズタ袋姿に、子供たちは怯え逃げ惑う・・そしてやっと渡した
日本最初のクリスマスプレゼントはミカンが一個・・・・・・・・・・・・・。
これから始まる人情泣き笑い・・・・・・・・・・・・・。
続いて
数えずの井戸 京極 夏彦
あまりの本の厚さに借りてきた事ば読む前に後悔したとです。4.2cm771頁
病み上がりに本の重さも少しきつかったけん最初のほうで止めようかいなと
少し思っていたとです。
ばってん だんだんだんと 読むうちに これは何じゃ!
内容は新説 番町皿屋敷ばってん これほど登場人物達の語りが生々しく
現実に存在するごたる気になるとは思いもせんやったです。
屋敷に奉公させられた菊のはかなくも美しい清さ・・・・・・
屋敷の主 青山播磨も悲しか人やった・・・・・。
体調不良でも 途中からは一気に読み終えました(^_^;)。
よか本でした。