◎◎ ふたたび(日本ラブストーリー大賞) 矢城 潤一
ハンセン病のお爺ちゃんが55年ぶりに高校二年生でひきこもりの孫の家に
帰って来た・・・。お爺ちゃんの恋人でもあり孫の御婆ちゃんでもある百合子は
すでにこの世にはいなかったはずなのに・・・・・・・・・・・・・・。
映画化されたそうです・・・・
ハンセン病の偏見と差別によって狂わされた人生・・・改めて考えさせられました。
よか本でした。
△ 玻璃の天(直木賞候補) 北村 薫
昭和初期、お嬢様とお抱えの女性運転手ベッキーさんの
優雅な退屈な謎解きお話し・・・
△ 悪果 (直木賞候補) 黒川 博行
これでも刑事か!むちゃくちゃ刑事のはちゃめちゃストーリー
そんだけの話し
◎◎夜市(12回ホラー大賞) 恒川 光太郎
不思議な夜市で兄はあるものと引き換えに弟を売ってしまう・・・・
ほらほら あの曲がり角は 曲がってはいけません
二度とこちらには戻れんでもよかとですか?
こちらちゃ何処ね?それは読んだら分かるとたい。
△ 廃墟に乞う(直木賞受賞) 佐々木 譲
舞台は北海道 休職中の刑事は知り合いに頼まれ色々な事件の解明に関わる・・・
直木賞受賞後、その時は書店ではだいぶ売れたとやろうね・・・・。
よかったね売れたなら オイは買わんで良かった図書館で・・・・・。
△ うちに帰ろう(芥川賞候補) 広小路 尚祈
彼は主夫、やっと娘と公園デビューしたが・・・・
公園で知り合った母親に浮気しとる旦那さんば懲らしめる為に
心中の誘いば受けるとばってん・・・・芝居のつもりやったとばってん
意外と本気の母親に彼は慌てるとです・・・ばかじゃなかろうか。
△ まずいスープ(芥川賞候補) 戌井 昭人
まずいスープ作ってサウナに行ったきり帰ってこない父・・・
どこに行ったとじゃろかね?ふやけとったら面白かとばってんネ
△ 夜行観覧車 湊かなえ
高級住宅地で母親が医者の旦那さんば鈍器で殺害した
動機は何じゃろか?わかったようで分からんようで
最後は ふん これでお終いかい
△ リアル・シンデレラ(直木賞候補) 姫野 カオル
現代版新説シンデレラのお話ならば オイの思っている結末とは
あんまり違うけん勝手にガックイしたとばい!こいじゃこのシンデレラは
あまりにも不憫ばい!!とこれも勝手にオイは吼えたとです。
◎ 影法師 百田 尚樹
百田 尚樹の「ボックス」の時代小説版
友人のために自分を捨て生涯を閉じた彦四郎はあまりにもカッコ良すぎる。
泣かせるばってん何かどこかで読んだような気がしたとです。
× 3千枚の金貨 宮本 輝
題名だけで予約したばってん 上巻は仕方なく読んだばってん下巻は
だんだんとイライラしてきて途中は飛ばして読んだ。 オイには あわん!!
きょうはオイの誕生日
朝、娘達から腕時計とシャツと靴下のプレゼントばもらいました。
さぁひとつ年をとったけん少し大人になって
これからは あんまり本の文句は言わないようにしたいと思うとです。