鬼神の狂乱 坂東 真砂子
蜂起 森巣 博
曼荼羅道 坂東 真砂子
ばんば憑き 宮部 みゆき
メモリーを消すまで 山田 悠介
無銭優雅 山田 詠美
下流の宴 林 真理子
女神記 桐野 夏生
傀儡 坂東 真砂子
今月読んだ本ばってん
何故か女性作家の本が多いとです。
そして、その本に登場する女性達がパワフルとです。、
どんな苦境ににも立ち向かう姿が共通しているとです。
最近のお気に入りは坂東 真砂子さんばってん
その中の曼荼羅道 ・・・戦時中、南の島で富山の薬売りの現地妻になった娘は
我が子ば連れてジャングルから男の住む富山まで船に揺られて逢いに来たとです。
傀儡・・・・・鎌倉時代、村ば襲った武士達に家族ば殺された女が復讐するとです。
鬼神の狂乱・・・・村中が昼間から踊り狂う集団狗神憑きにあうとです。
取調べに来た役人のひとりも狗神憑きにあおうとするとです。
そんで村の娘たちの気丈さがよう書かれているとです。
下流の宴・・・・馬鹿たれ息子ば溺愛する母ちゃんのすごさ
美貌を利用して玉の輿ばかり狙うその娘
医者の父ばもっていた家系をひけびらかしながら
ばか息子が同棲しとる年上で沖縄出身の珠緒とその家族までもば見下した時
珠緒はついに切れて、そしたら自分は医者になってやる”と宣言したとです。
さぁそれからの珠緒の頑張りは・・・・・・・。
女神記・・・久しぶりの桐野 夏生
神話物語 黄泉の国の女神イザナミと夫のイザナキの話しばってん
まぁ そいにしてもイザナミの強くて恐ろしか事
気の毒にイザナキは ケチョンケチョンされるもんね。
愛は 裏返せば時には残酷になるとたいね・・・・。
ばってん男に騙され殺されて黄泉の国でイザナミに仕える島の娘ナミマは
悲しかねぇ・・・・・。
そいにしても表紙の裸婦のイラストは人に見られたら恥ずかしかったけん
管理には気ば使ったとです・・・・すんません絵心が無いもんやけん(笑)
メモリーを消すまで・・・・・・近未来の処刑は記憶ば消すとです。
刑の重さによって消される期間が違うとです。
それからどうなると一気に読んだばってん 最後の結末がオイには納得イカンやったです。
ばんば憑き・・・・・短篇集
さすがの宮部さんです、す~~と胸に残る江戸の怪奇小説でした。
以上、 蜂起と無銭優雅ばどうでもいいけん省略しました<m(__)m>。