ジニのパズル 崔 実 (チェ シル)
内容(「BOOK」データベースより)
オレゴン州の高校を退学になりかけている女の子・ジニ。
ホームステイ先でステファニーと出会ったことで、ジニは5年前の東京での出来事を告白し始める。
ジニは日本の小学校に通った後、中学から朝鮮学校に通うことになった。
学校で一人だけ朝鮮語ができず、なかなか居場所が見つけられない。
特に納得がいかないのは、教室で自分たちを見下ろす金親子の肖像画だ。
1998年の夏休み最後の日、テポドンが発射された。
翌日、チマ・チョゴリ姿で町を歩いていたジニは、警察を名乗る男たちに取り囲まれ…。
二つの言語の間で必死に生き抜いた少女の革命。
21世紀を代表する青春文学の誕生!第59回群像新人文学賞受賞作。
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この間、移動図書館が近くの公園に来たとです。
久しぶりに行ったとです。
入院前はこの公園までさえ歩くのがきつかったとが思い出されたとです。
その公園の図書館で一番新しい本がこれやったです。
図書館購入日付が7月14日のスタンプで誰も読んでいないとです。
どうも新し過ぎる本は苦手です。
汚してはイカンけん気ば遣うとです。
麺類の汁が飛ばないように・・・・・・・とか
ばってん、この本は食堂では読む気にはなれんかったです。
まだ中学生のジニの強い叫びが静かに深く書かれていた本でした。