ざっと言うなら熟年離婚のお話やったです。
真面目で堅物の旦那が定年後、性悪女の和恵に騙されて財産ば盗られて
そいでも女と離れられんで66歳の奥さんと離婚ばしたとです。
読んでおって、この和恵の悪行にガバイ憎たらしくなってきて
和恵の悲惨な結末ばっかい願っておりました"(-""-)"。
まぁ最後に旦那は見知らぬ場所でひとり淋しく亡くなり
普通の主婦だった聡子は新たな道ば力強く生きていくとばってん
男のアホさと女の強さばつくづく実感したお話やったです(笑)。
藤岡さんの本は二冊目ばってん
最初の「手のひらの音符」がオイには好みやったです。