淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 「この本を盗む者は」 深緑 野分

2021-01-11 07:02:44 | 棚の上の本

あれから半世紀 いつも思うとです。
成人の日は1月15日に戻さんかい!



偶然にもファンタジー小説が続いたとです。

今回は深緑さんの本ばってん
以前読んだ「戦場のコックたち」とはまるで違う作風に戸惑ったばってん
やっぱし定評ある深
緑さんの力量が発揮されたファンタジー小説やったです。

お話は
女子高校生の深冬の曾祖父は書物の蒐集家やったとです。
ある日、膨大な書物が納められとる「御倉館」から本が盗まれたとです。
その日から「御倉館」の本ば盗んだ泥棒には本の呪いが・・・・。

物語の中では5冊の本が盗まれるとばってん
それぞれに違う5話の世界の中で本泥棒ば探す深冬が引き込まれて行くとです。

本の中の本の展開に頭がこんがらがって来た人には
読み直してみるとばオススメします(笑)。
面白かです。