良かったです・・・・・
1960年代後半の出版社で出会った3人の女性の物語です。
会社では雑務係の鈴子は専業主婦になることだけが自分の望みだったとです
イラストレーターの妙子は岡山の山村に生まれ中学まで一人暮らしの女性に育てらたとです
敏腕フリーライターの登紀子は執筆業で財を成した祖母と母からお嬢様として育てられるとです
そんな3人が新宿で発生したデモの新宿騒乱に巻き込まれた夜から
それぞれの人生に3人の絆が生まれたとです。
50年後のある日、主人ば亡くしてマンションで一人暮らしばしとる鈴子に
妙子の訃報が届いたとです。
斎場に出版社に勤めてすぐに体調ば崩した孫娘の奈帆を連れて行った鈴子は登紀子に再会するとです。
その時、奈帆はフリーライターだった登紀子の話を聞きたいと願うとです。
登紀子が話す半生は
時代に翻弄されながらもそれぞれに生き抜いた3人の女性が語られるとです。
年老いた登紀子の最後の言葉・・・・泣かされたとです。
尚、イラストレーターの妙子は平凡パンテの表紙ば描いた大橋歩さんばモデルにしとります。
青春時代ば平凡パンチで過ごしたオイは
平凡パンチの表紙ば切り縫いてミカンの木箱に貼って物入れにしたとです。
今もどこかにあるはずばってん!(^^)!
ご同輩におすすめの本です!(^^)!
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