かつて炭鉱で栄え現在は経済破綻した北海道のある街で
細々と理髪店を営む向田康彦53歳は通りに人が歩いていなくても
今日もひとりで客を待っている・・・・・・・・。
取り残された老人たちと町の復興に動き回る僅かばかり町に残っている若者たちとの日々が
康彦の優しい視点で描かれております。
よか本でした。
勝利を信じろ。
足袋作り100年の老舗がランニングシューズに挑む!!
と帯に書いてありました。
もうこれだけで下町ロケットの池井戸作品だと納得です。
世の中の理不尽さに耐えながらも成功への道へと進む物語は
読んでいると力が入り楽しくなってくるとです。
よか本でした。
余談
この二冊の本の前に読んだ同じく二冊の本があるとです。
久しぶりに最初の数ページで放り投げました。
いつの日か放り投げ本特集など考えようかとも思っております(笑)。
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