地下鉄曲阜路駅を降り、曲阜路を少し東へ進んだ辺りにある建物の一階の壁面に、古い町並み写真の展示が在りました。
1909年建築の古い鉄道上海北駅です。

2度目の上海事変の時、旧日本軍との戦闘ですっかり破壊されました。

今は復元され、鉄道博物館となって開放されています。
右は1987年に開業した現在の上海駅。

旧上海北駅よりも西側に建設されました。
当時の市民生活の様子です。

日本の昭和初期の下町風景に似て、懐かしい思いがします。
上海タワーの下にある歴史博物館にも展示がありますが、1950年頃までこの辺りは上海最大の貧民窟だったそうです。

地域には電気も水道も無く不衛生で、住民は「蕃瓜弄はまるで暗渠、三歩歩いて1回おじぎをする」と不平を言ったとか。
すぐ南には蘇州河が流れており、沿岸にはこのような倉庫が建ち並んでいたようです。

租界当時も蘇州河は上海市発展のシンボルだったのでしょう。

「100年ぶりに河底の浚渫が始まった」と、最近TVが報道していました。投棄された「お宝」がざくざくと出てくるかもしれませんね。(笑)
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1909年建築の古い鉄道上海北駅です。

2度目の上海事変の時、旧日本軍との戦闘ですっかり破壊されました。

今は復元され、鉄道博物館となって開放されています。
右は1987年に開業した現在の上海駅。

旧上海北駅よりも西側に建設されました。
当時の市民生活の様子です。

日本の昭和初期の下町風景に似て、懐かしい思いがします。
上海タワーの下にある歴史博物館にも展示がありますが、1950年頃までこの辺りは上海最大の貧民窟だったそうです。

地域には電気も水道も無く不衛生で、住民は「蕃瓜弄はまるで暗渠、三歩歩いて1回おじぎをする」と不平を言ったとか。
すぐ南には蘇州河が流れており、沿岸にはこのような倉庫が建ち並んでいたようです。

租界当時も蘇州河は上海市発展のシンボルだったのでしょう。

「100年ぶりに河底の浚渫が始まった」と、最近TVが報道していました。投棄された「お宝」がざくざくと出てくるかもしれませんね。(笑)

