上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

董家渡天主堂:教堂には壮麗な賛美歌が響いていた

2012年10月31日 06時00分00秒 | 上海優秀歴史建築
教会はスペイン人建築家の設計により1853年に竣工した上海では最も古い教会で、来年でちょうど160年になります。



庭にはキリストや聖母マリアの像があります。



文化大革命時は、紅衛兵の破壊を恐れ、前に建物を建て教会全体を覆い隠してあったようです。



上海優秀歴史建築に指定されています。



内部は思いの他広く感じます。



内装も5年ほど前に見た時よりも祭壇の装飾が増え、豪華になっているようです。



賛美歌の歌声はまるで天国から聞こえてくるような錯覚に陥ります。



2階の聖歌隊の場所へも上がらせて戴き、撮影することができました。



信者でしょうか、天国へ召された方の遺影が飾ってあります。


質素な教会ですが、下町に溶け込んでいるような印象です。

撮影:CANON EOS5D3 + EF24-105mmL