上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

新疆路を歩く:上海に砂漠は無かった

2011年01月16日 06時20分11秒 | 上海街角スナップ
海寧路を西に進むとすぐに標識が見えます。

南側にわずかに古い住宅が残っています。



壮大な名前の割には特色の無い短い道でした。



北側は既に再開発が終わったマンションばかりです。


上海駅周辺は、2度の上海事変で廃墟となったため、再開発が先行したのかもしれませんね。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村



西蔵北路・海寧路交差点:閘北区のメインストリート

2011年01月15日 06時10分13秒 | 上海街角スナップ
曲阜路駅を降り、西蔵北路を少し北上すると海寧路にぶつかります。

交差点にある歩道橋から東は虹口区方面が見えます。


海寧路は高架道路の入り口となるため、上下10車線の道路となっています。

北側は鉄道線路があるため地下道となっています。



南側は黄浦区の人民広場辺りが眺められます。


左手の新しい建物が曲阜路駅のターミナルビルです。

ちょうどこの交差点から東南方面(3時から6時方向)は旧共同租界に含まれていました。


皮肉にも2度の上海事変で廃墟と化した華界地区の再開発が先行し、やっと租界地区の再開発に手が付けら始めたようです。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村



曲阜路界隈:閘北区の玄関口

2011年01月14日 06時37分53秒 | 上海街角スナップ
地下鉄駅を上がるとターミナルビルの商業施設に直結しています。

今の上海人の興味はマンションの次にマイカーと海外旅行です。


小型車だと手の届く範囲なのでしょうか。

地下鉄の駅が開通すると、そこには必ずショッピンングセンターができるようですね。



H&Mも開業しています。



ショッピングセンターに併設して、道路の反対側に観覧車ができていました。


夜の電飾は綺麗なようですが、今のところ裏のアパートの窓が覗けるくらいしか用をなさないようです。

駅周辺の表通りから見える古い住宅はほとんど撤去され、再開発の建設用地になっています。


再開発が完了する数年後には高級マンションが建ち並び、付近はまた見違えるような光景になっていることでしょう。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村



今日の昼食:普育東路界隈

2011年01月13日 06時17分26秒 | グルメ
地元の人はあまり外食はしないのでしょうか、自宅近くでは美味しい中華料理店がありません。

最近できた老舗の中華料理店の支店に試しに入りました。


1階はセルフの快餐庁ですが、2階は注文式のレストランです。

今日の注文は2品だけ。


久しぶりに小海老の剥き身炒め。米酢を付けて戴きます。

干し魚、塩干し肉の入った白菜のスープ。



日本では行儀が悪いですが、白ご飯にスープをかけて食べるのが美味しいのです。


塩肉を噛めば噛むほど味が出てきます。

以上2人分のお値段。白ご飯は一杯1元なんです。


家で作るよりも安上がりかもしれませんね。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村



小南門付近:革命を告げた鐘楼

2011年01月12日 06時45分13秒 | 上海優秀歴史建築
浦東と徐家匯を結ぶ地下鉄9号線の「小南門駅」ができ、これから付近の再開発も益々早くなるでしょう。



駅前広場から北方面を眺めたところ。



地下鉄駅のすぐ近くに「小南門火警鐘楼」は残っています。



1911年11月3日早朝、辛亥革命の合図の鐘が打ち鳴らされました。


1927年の工人第三次武装起義の時にもゼネスト開始の鐘が鳴らされたそうです。

今は老朽化が進んでいるようで、架設の補強がなされています。



貴重な歴史の証人は、優秀歴史建築にも指定され保存されています。



にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村

喬家路を歩く:上海城内の歴史古道

2011年01月11日 06時24分47秒 | 上海街角スナップ
1900年代初頭に立てられた集合住宅がまだ残っています。


それぞれの入り口には、集合住宅の名前が表示されています。

当時はハイカラな高級マンションだったのでしょう。



入り口上のレリーフが当時の豪華さの面影を残しています。



建物上部には1921年の表示が誇らしげに残っています。



集合住宅が競って建てられた100年前は、どんなに素晴らしい通りだったでしょう。



喬家路の由来が詳しく表示されていました。



にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村

凝和路を歩く:下町の春節準備

2011年01月10日 06時17分10秒 | 上海街角スナップ
魚屋さんの店先では、干し魚が沢山ぶら下げられています。



巨大な魚は海のウナギらしいです。



背中から開いて内臓を丁寧に取り、塩をまぶしています。



花屋さんの店先を飾るのはz正月には欠かせない、部屋に飾る彩色された猫柳。



雑貨店では新しい暦も売られています。


日本では消えてしまった風景が、まだ残っているようです。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村

長江が見える冬の公園:上海浜江森林公園

2011年01月09日 06時13分45秒 | 上海街角スナップ
まだ交通の便が悪いのでマイカーでの来訪が便利です。


地図の上部、北が長江です。

公園北の展望台から西の黄浦江の河口を眺めます。


黄浦江対岸には上海事変の時、旧日本軍が上陸した呉松砲台跡があります。アヘン戦争の時には英国軍もここから上海へ侵攻しました。

ここから黄浦江へ大小の船が出入りします。



北の正面は長江。対岸が見えず、海のように見えますが河です。
 

河口には中国で3番目に大きな島、崇明島が見えるはずですが。ちなみに1番目は台湾、2番目が海南島。

今回乗せて頂いた知人のマイカー。


休日には子供とのドライブが唯一楽しみなようです。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村

通販生活:ヨーグルトメーカー

2011年01月08日 06時04分28秒 | 生活
ヨーグルト菌はデンマーク製と書いてありました。


1回に牛乳1リットルに1gの菌を使用しますが、1袋には10回分の子袋が入っています。

1回でちょうど1リットルの牛乳からヨーグルトを作ることができます。


味が淡白で豆腐のようですが、蜂蜜をまぶして食べています。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村




豫園商城:上海城隍廟の門前市

2011年01月07日 06時55分11秒 | 上海街角スナップ
中国宮殿風に統一された商業ビル。


華宝楼は上海最大の工芸品、骨董品市場だそうです。

今年の春節は2月3日ですが、湖心亭の周りに毎年できる春節の飾りつけはまだ始まっていません。



今年の干支は兎ですが、中国はやっぱり兎も赤ですね。



門前に貼る飾りを買って帰りました。



にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村

上海城隍廟:上海城の守り神

2011年01月06日 06時34分56秒 | 上海街角スナップ
文革時の1966年より閉鎖されていましたが、1994年に再開されました。



線香を買って、大殿前で四方へ拝礼。



先ずは広場左手の財神殿へお参り。


正面は武財神の趙公明、左手は招宝天尊の粛升と、右手に納珍天尊の曹宝へご挨拶。

広場右手は慈航殿の慈航大士(観世音)。右手が天后娘娘(媽祖)、左手が眼母娘娘。


健康と平安を守り、苦しみを救い難を逃れることができます。

城隍殿手前左手にある関帝殿の関羽様。


三国志中の英雄ですが、彼の忠孝仁義な生き方が中国では大人気です。

関帝殿の対面は文昌殿の文昌帝。


学業進歩や文学の神様。

最後の城隍殿の主神は秦裕伯(1295年?-1373年)と夫人。


元代末期の進士で明代の翰林院学士(皇帝の文学侍従官)。
彼の死後、明の太祖も悲しみ上海県城の隍神として祭られ、上海に平安が訪れたそうです。

左手に夫人の儲氏。


死後も夫婦仲良く祭られるのは、羨ましい限りですね。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村

方浜中路を歩く:豫園の門前街は上海発祥の地

2011年01月05日 06時07分00秒 | 上海街角スナップ
小東門のすぐ南には、かつて「方浜」と呼ばれる水路と水門があったそうですが、その面影はもう残っていません。

北宋時代の1077年に水路岸に酒税を徴収する役所ができたのが上海城の発祥だそうです。


南宋時代末期頃(1265-1274年)上海鎮が形成され、水路の両側には水運会社や桟橋、米倉や酒倉、治安巡検司や寺院、学塾などが建ち並んで賑わったそうです。

今では清代末期から中華民国初期の繁華街の面影を残す個人商店が、豫園の門前町を形成しています。


売られているおもちゃはラジコンのヘリ、ハイテク時代を反映していますね。

統一性の無い、雑多な雰囲気が面白いです。



中国風の建物も所々残っています。



四牌楼路にも中華門があります。



屋台が所狭しと並び、土産物や食べ物を売っています。



豫園商城に到着しました。


今日は初めて老城隍廟に初詣です。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村

哈密路を歩く:上海の西域

2011年01月03日 06時12分04秒 | 上海街角スナップ
虹橋路から北へ運河に沿って歩きます。


地図を見ると、この運河は北で蘇州河にぶつかるようです。

運河の対岸には比較的新しい洋風の一戸建ての住宅が並んでいます。


静かな環境の住宅街です。

古い建物もまだ残っており、運河が活躍した時代を髣髴させます。


最近までこの運河を使って物資が輸送されていたそうです。

ここまで地下鉄でやってきました。


動物園の入り口のすぐ横に新しい地下鉄の駅ができ、市街中心部までとても便利になりました。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村



今日の昼食:淮海中路界隈(2)

2011年01月02日 06時25分20秒 | グルメ
熱菜の1品目は田ウナギの炒め。


臭いも無く、癖の無い味付けです。

きのこの炒め物。



桂魚のから揚げ甘酢あんかけ。


小エビもたっぷり入っていて、店の人気メニューのようです。

豚ばら肉の煮込み。


干し野菜の煮込みに巻いてあり、ピラミッドのようですね。

牛肉のたっぷり入った珍しく辛い麺。


誕生日には長寿を祈って長い麺を食べる習慣があります。

最後は甘いあんこの入った蒸し饅頭。


小さな桃のような形が可愛いですね。

夜は人気で、なかなか席が取れなかったようです。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村