あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

農工大にて春を探す

2016-02-19 | 花・山野草
今日は春、二節気「雨水」です。
降っていた雪がいつしか雨に変わり、
積もった雪や氷が本格的に解け始めるころ。

ところが今年は天候が定まらず今日は暖かく、
明日は各地で雨や雪で大荒れとの天気予報。
本来ならしっとりとした雨が降り、
固かった土がゆっくりと潤い始め、
春の気配に草木が目覚めていきます。
今年はそれらが早く察知して、
桜が咲き4月ごろ咲く花々たちが早々と咲き出しています。

毎年気になっているホトケノザやオドリコソウの様子を、
昨日、農工大に行き見てきました。
ところがいつも群生している場所の地表が、
樹木とともに綺麗に刈り取られていましたので、
農道の通りに行き探しましたら道端に咲いていました。
やはり例年より早い春の花の目覚めでした。

ローバイがまだ咲いていました

カラスノエンドウ(烏野豌豆)
道ばたや畑、野原など日当たりの良いとこで見られるつる性の越年草

ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)
ヨーロッパ原産の2年草・東京周辺に特に多い

ホトケノザ(仏の座)
畑や道ばたに生える2年草



オオイヌノフグリ(大犬の陰囊)
ユーラシア・アフリカ原産の2年草



ツバキ

空は晴れ渡り昼の月が綺麗でした

農工大裏門から出て見たシダレウメの見事さ

竹林の中にシダレウメ





早めに咲いた春植物@野川公園自然観察園

2016-02-18 | 花・山野草
春植物(スプリング・エフェメラル)と呼ばれるセツブンソウ、
フクジュソウなど例年にない気候により早めに咲き始めて、
セツブンソウ等は満開となり、
何箇所かある群生地をにぎわしていました。
ミスミソウも前回よりしっかりと咲き揃い、
セントウソウも真っ白い花が目立ちました。

ミスミソウ(三角草)
落葉樹林内に生える常緑の多年草

セントウソウ(仙洞草)
山野の林内や林縁などに生える高さ10~25㌢の小型で繊細な多年草 

フクジュソウ(福寿草)
山地のやや明るい林内などに生える高さ10~25㌢の多年草
寒さのため花は閉じていました

セツブンソウ(節分草)
主に石灰岩地の樹林内に群生する高さ5~15㌢の多年草







イヌノフグリ再訪@野川公園公園自然観察園

2016-02-17 | 花・山野草
知人がイヌノフグリを探しているとのことで、
野川公園公園自然観察園にご案内してきました。
冷たい風が吹く中小さな花は風にゆれながら2輪咲いていました。
あまりも小さく撮影はやはり難しい。
寒いので完全に開いてはいませんでしたが、
淡いピンクの3mmほどの花はなんとも言えず可愛らしい。

オオイヌノフグリやタチイヌノフグリが日本に入ってきてからは少なくなってしまい、
現在は山間部に行かないと出会えない珍品になりつつあるそうです。

イヌノフグリ(犬の陰囊)ゴマノハグサ科

こんなに小さい

紅紫色のすじが入る

オオイヌノフグリ(大犬の陰囊)ゴマノハグサ科
つぼみ

ルリ色で紫色のすじが入る

冴え渡る月・月齢7.5

2016-02-16 | 空・雲・月
春一番が吹いたと思えば昨日は一転して寒気に見舞われ、
予報より早く昼前から雨が降り出した。
傘も持たずに午前午後と仕事の移動に、
春雨じゃ濡れて行こうなどという場合でなく冷たい雨に出会ってしまった。
一時的に雪が舞い嵐のような状態があったという情報がありました。

というわけで上弦の半月を昨夜は見ることが出来なかったが、
今宵は綺麗な月が少し膨らみ夜空に輝いていました。
星も多数見ることが出来これから満月を迎える頃には、
三寒四温を繰り返しながら春めいてくるのでしょうか。

月齢7.5


幸来花が咲きました

2016-02-15 | 花・山野草
知人から大分前にいただいた幸来花(コウライカ)がこのところの温かさで咲きました。
ベランダにずっと鉢植えのまま置いていたのですが、
昨日の春一番の暑い位の陽気で一気に橙色の蕾が開きました。

幸来花(コウライカ)ベンケイソウ科
マダラスカ原産の多年草
日当たりの良いところで育てる(冬は室内で)と
ありましたがずっとベランダに出しています。