波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

掛川城に至るまで

2008-06-25 01:39:53 | Weblog
こんばんは、箔ですワン。
6月のある晴れた日曜日のことになりますけど、またしても我が家はどこかに出かける雰囲気だったのだ。 前もって、おれっちには何も知らされていなかったのですけど、隠そうとしてもてももうお見通しですワン さあ、早くクレートを用意しなさい。おれっちが勢いよく飛び込んでいくので。 果たして今回はどこに連れて行ってもらえるのか楽しみなのだ

こんばんは、白黒茶々です。
「せっかく盛り上がっているところ、申し訳ないのですけど、今回の目的地はワンコを連れては入れないところなので、箔には留守番を所望したい、許せよ、箔 」



ちなみに今回の目的地は静岡県内にある掛川城です。そのお城は、もとからあった今川家の支城を「功名が辻」で一躍有名になった山内一豊が大改築したもので、幕藩時代からの遺構もいくつか残っています。 そんな掛川城に私はふと行きたくなってしまったのでした。 ちなみにそこには2年ほど前に、NHK大河ドラマ「功名が辻」の放映に合わせて城内に千代と一豊掛川館というものが特設されていたのですけど、私たちはそこ目当てに行って以来ということになります。



期待に満ちた箔を尻目に自宅を出て、車で1時間ちょっと先に進むと、掛川城にたどり着きます。

 

巨大な大手門をくぐり、川沿いを歩いていくと………
一豊と千代にあやかった書き割りが見えてきます。 それにしてもよくできた書き割りですね~ これは、写真に撮っておくしかありません。   じゃあ、いきますよ~ハイッ  カシャッ



………勢いに任せて撮ってみたですけど、書き割りからのぞいている顔に目隠しをしてしまったら意味がないではありませんか ………ま、まあいいでしょう、ここは気を取り直して、さらにお城に迫っていくことにしましょう。



本丸跡の広場には、前回来た時には千代と一豊掛川館の仮設の建物がありました。 そちらでは山内一豊とその妻千代が生きた時代の資料や、ドラマで実際に使われた小道具が展示されていて、また、それ以外にも甲冑や振袖の試着もできるようになっていました。 せっかくなので、その時姫様を演じてくれたたつぴ君の様子をお見せしちゃいましょう。では、たつ姫様、こちらにどうぞ~



この頃はまだ嫌がらずにこのような格好をしてくれたのですけどねぇ~(遠い目) ちなみにその掛川館は、「功名が辻」が放映されていた頃は盛況だったのですけど、そこでやめておけばよかったものを、調子に乗ってその翌年に戦国時代にまつわる展示にリニューアルして営業を続けたら大の大赤字に。 その後、建物は取り払われ………



つわものどもが夢の跡は、現在は花広場になっています。 その先を見上げてみると、掛川城のシンボルとなっている天守が聳え立っています。



この天守は、資産家が寄付した5億円と市民が寄付した5億円を合わせた総工費10億円でもって平成6年に本格的に木造で復元されたものです。 ちなみに小高い丘の上に建っているので、石段を登って………



さらに建物内の急階段を登っていかなければなりません。ハアハア……… そして、最上階に登ると………



このような素晴らしい景色を見ることができます。 視界を遮るようなものはないので、眺望は優れているのですけど、今度は画面の向かって左の東側下方を見てみることにしましょう。



そうしたら、江戸時代後期に建てられ、今も現存している二の丸御殿の建物全体がよく見えました。 次はこの建物に迫ってみましょう
………と思っていたのですけど、時間切れ(?)となってしまったので、今宵のレポートはここまでにいたしとうございます。 (つづく )
コメント (10)
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