波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

嗚呼、郷愁の裏小路

2010-02-17 00:03:29 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
先日のバレンタインデーに、私は箔母さんからチョコらしきものをもらいました。



ほほぉ~、これはドラゴンボール関連の商品ですね。 その中にはもちろんチョコも入っていたのですけど、お返しは元気玉にでもしておきましょうか?

最近は寒くて行動範囲が狭くなりがち………いや、春のスピイベントのラッシュに備えて体力を温存しておくということで、ややおとなしめにしております。 そのような中で私はふと思い立ち、箔をお供に連れて隣町の路地を歩いてみることにしました。 そのあたりは私が小学生だった時に通学路として使っていたのですけど、果たしてその頃の面影はまだ残っているのでしょうか?



私たちの路地裏探訪は、街角の共同井戸を起点に始めました。 こちらの井戸はかなりきれいに整備されてはいるのですけど、位置や使い方は昔のままでした。



こんな感じで、取っ手を上下させれば水が出ます。この手の井戸は「となりのトトロ」にも出てきましたよね。ところが、まわりをよく見てみたら「これは飲料水ではありません」と書いてあるではありませんか そういえば、坊だった頃の私は、友達とこの水をがぶがぶ飲んでいたような気が………



さらに先に進んでいったら、「湯りどみ」………じゃなかった、「みどり湯」が見えてきました。 こちらはこの地方に唯一残る銭湯で、やはり昔の風情が漂っていました。私はその銭湯には十数年前に入って以来なので、今度はぜひその核心に迫ってみようと思います。



以前この通りには、明治から昭和初期のあたりに建てられた民家が続いていたのですけど、二十数年ぶりに来てみたらその手の建物はかなり減っていました。



そのような中でも、こちらの建物は昔のたたずまいがよく残されていますね。こちらは最近、国の有形登録文化財に指定されたそうです。



ちなみにこの「小松楼」は明治初期に芸妓・料理屋として建てられたもので、これから半年の間修理&整備され、この地域の観光や文化の拠点として活用されることになっています。



私たちの散歩の終着地には、昔お世話になった駄菓子屋がそのままの佇まいでありました。 ちなみに、こちらのお店は「かどや」と呼ばれています。しかし、昔から看板みたいなものはありません。そうすると、これは屋号でしょうか、それとも通称なのでしょうか?それはさておき、最後にこちらで昔懐かしのお菓子を買って締めたかったのですけど………



さすがに子供がメインのそのお店に、大の大人が単独で入るのにはテレがありました。 だからといって、手ぶらで帰るのもナンですから、新居関所の近くにあるお店でその地方の名物のお菓子を買っていくことにしましょう。



「あと引きせんべい」という名のその煎餅は、小麦粉に砂糖、玉子、植物油等を混ぜたものに海苔や生姜、胡麻などを練り込んだもので、一度食べ始めると止まらなくなる、まさにあと引く美味しさです。 新居関所やその方面にに立ち寄る機会のある方は、そちらのほうもチェックしてみてくださいませ~

この町並みを抱える新居町は来月、私が現在住んでいる湖西市と合併することになっています。個人レベルの昔ながらのお店は、店主の高齢化などで存続が難しいとは思うのですけど、やはりこれからも残り続けてもらいたいです。
う~む………箔日記にしては珍しくマジメな話になってしまいました。


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コメント (12)
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