波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

地域のお祭りで若返り!?

2010-10-16 00:01:21 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
先の「黒ちゃのウチの子秘話」ででも触れた通り、私の住む地域では毎年この時季になると、近所の神社で祭典が行われます。 その神社は伊勢神宮の流れを汲んでいるということもあって、十年に一度盛大な御遷宮が催されます。私はその十年前にはまだこの地域にはいなかったので、どのようなものがどのようにして執り行われるのか、まだよくわかっていません。なので、今年の祭典をじっくりと見据えてみることにします。

御遷宮ということで、まずは神社を建て替えたいところなのですけど、まだ充分使えそうなので、工事のほうは塀を塗り直したり、石垣を固めるだけでヨシとしておきました。
そうしたら、今度はお祭りのほうを盛り上げることを考えなければなりません。その準備や運営は、町内の若衆が中心になっておこなうことになっています。しかし、その担い手が年々減ってきていることもあって、今年は若衆の年齢制限が35歳から40歳まで引き上げられました。 そのおかげで、昨年まで中老に退いていた私は、再び若衆に返り咲くことになったのです。 肩書きは若返ったのですけど、果たして祭りのノリには付いていけるでしょうか?

その後は、太鼓の練習や細々とした準備をしながら祭典の日が来るの待つのですけど、最も気にしなければならないのはその日の天候です。
実は、私が過去に若衆として携わった祭典では、すべて雨に見舞われてしまいました。それだけではなく、私が若衆を引退した翌年からはずっと晴天が続いているので、私には「祭りに雨を呼び込む男疑惑」がかけられています。 しかも今回の祭りは、週間天気予報では、開催期間の二日間はいずれも雨で、そのあとに晴れることになっていました。 お祭りの後に晴れても、意味がないじゃないか~



その一方で、お祭り好きなたつぴは、その日が晴れてくれることを強く望んでいました。 その願いを込めて、てるてる坊主を作ったりもしました。彼手製のてるてる坊主は今までかなりの効力を発揮してきたので、私との一騎打ちということになります。 果たしてこの対決では、どちらが勝利を収めるのでしょうか?

そして祭典の当日となりました。その気になる天気のほうはというと……… 残念ながら私のほうが勝ってしまいました。 朝から降り始めた雨は徐々に強くなっていき、小雨でも決行するつもりだった夕方の屋台の引き回しまでも中止に追い込まれる事態に。 これはもう「お祭りに嵐を呼び込む男、白黒茶々」を認めるしかありません。

しかし、それだけでは終わりませんでした。会所となっている集会所では、私も含めた若衆は、酔っ払った年配者に捕まり、延々と説教を、いや、今後のためのありがたいアドバイスを長時間享受するハメになってしまいました。 その話は50回ほどループし、日付が変わっても終わらず、私たちの心も徐々に曇っていきました。 こういうとき、うまく脱出する術を知っていたら………
そうしたら、せめて祭典二日目だけでもいい天気にしてもらいたいですね。どうか翌日は晴れますように~



そして一晩経って、その翌朝には雨のほうは上がり、見事な青空が広がっていました。 これは、たつぴのてるてる坊主のおかげでしょうか?そうしたら、私との勝負は1勝1敗の勝率5割ということに。その日の早朝に、大人数で揚げた高さ10メートル以上ののぼりも、その青空にたなびいていますね。



今回の祭典は御遷宮ということもあって、午後から広場に設置された特設ステージから餅まきをやることになっています。 こちらでは、4つの町内が2時間にわたっておこなうそうで、かなり大規模な餅まきとなりそうです。ちなみに白黒茶々家でも餅を用意し、たつぴが檀上から投げるようになっています。そちらのほうも楽しみですね~



その餅まきが終わって、夕方になったら、今度は屋台の引き回しがあります。 この屋台と一緒に曳かれる大太鼓を、私を含めた若衆が叩きながら街中を廻るようになっているので、久しぶりに腕が鳴りますよ



その祭典は、午前の神社での御祈祷を皮切りに始まります。 その祈祷の様子は外からはよく見えないのですけど、そのあとにちょっと美味しいオマケが付いてくることもあって、境内にはそれを目当てにたくさんの人が集まっていました。



そのちょっと美味しいオマケとは、小規模な餅まきと、飲み放題のこの甘酒のことです。 こちらの餅はまかれる量が少なく、1個拾えれば御の字なのですけど、私はなんと2個も拾って、いや、空中キャッチしてしまいました。 これは、何かいいことが起こりそうです。それから、甘酒のほうは3杯いただきました。



そして夕方からは、屋台の引き回しがおこなわれました。この日に備えて練習もしたのですけど、太鼓の叩き方はしっかりと覚えていて、トチらずにできましたよ また、その太鼓は時間帯によっては子供も叩けるようになっています。たつぴも、張り切っている様子ですね。 屋台や大太鼓を中心にしたウチの地域の行列は、そのあとも各町内を廻り、祭りの夜はつつがなく終わっていきました。

この祭典では、私は数年ぶりに若衆に混じって、屋台を引き回したり大太鼓を叩いたりしましたけど、途中で限界を訴えることもなく最後まで付いていくことができました。 ただし、その後の撤収作業の際に立ったまま寝てしまいましたけど。 それでも、今世紀初の御遷宮は……… って、よく考えたら、今回の日記にはメインの餅まきのレポートが抜けているではありませんか これは由々しき事態です。 しかし、夜も更けてきたので、このあとに長々と続けるのは読むほうも書くほうも共にツライ。なので、餅まき特集は次回やろうと思います。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 「餅まきを忘れてもらっちゃあ困るよ~」と突っ込みたい方は、こちらに投票してやってください。
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする