波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

鳳来寺山を目指せ!

2017-11-25 01:22:39 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
秋といえば、行楽のシーズンでもありますよね。 私はここ数年は、秋になるとを連れて歴史散策に出かけるのがお約束になりつつあります。ちなみに今回は、自宅からはそれほど遠くではないのですけど、奥三河にある鳳来寺山とその周辺を廻ってみることにしました。 その山の山頂部には、1300年もの歴史をもつ古刹の鳳来寺や日本三大東照宮に数えられている鳳来山東照宮があり、さらに紅葉の名所としても知られています。
しかし紅葉の時季は混んでいて、なかなか近付けないので、私はそうなる前の先月のうちに行っておくつもりでいました。ところが、10月の週末はことごとく雨だったのは、皆さんも痛感した通り。 結局、できることなら避けたかった今月下旬にまでワープ(最近、箔波日記ではこの言葉が流行っていますね )してしまいました。 ということで、11月19日の日曜日は、寒いながらも晴れの予報だったので、私はその日に実行することにしました。



そしてその当日の朝に、私・箔・波の白黒茶々家の1人と2頭は、愛知県新城市にある、もっくる新城にやって来ました こちらは新東名高速道路の新城インターチェンジを出てすぐのところにある道の駅で………



近くの湯谷温泉のお湯を使用した足湯や観光案内所があり………



木材をふんだんに使用した建物の内部では、新鮮な野菜や地元産の食材が売られていて、多くの人で賑わっていました。 それだけでも充分魅力的なのですけど、実は私が朝のうちに来たのには、もう一つの目的があったのですよ。 それは、その一角にあるフードコートの……… ってすでに満席で、空くのを待つ列ができているではありませんか ちなみにこのときの時刻は8時30分。私は、混むというウワサを事前に聞いていたので、開店する8時のちょっと前には並んでおきたかったのですけど、出遅れてしまいました。 嗚呼、だんだんとモーニング時間ではなくなっていく………
※当フードコートでは、11時からランチバイキングに切り替わるので、モーニングは10時30分までには食べ終わらなければならないのです。(編集部注)



そうしているうちに、ようやく席に案内してもらえました。 ひと安心したところで、改めて紹介させていただきます。 もっくる新城のフードコートでは、モーニングとして卵かけご飯のバイキング(略してTKGM)をやっています。 それにおかわり自由のコーヒーが付いて、500円(税込)ときたもんだ しかも温泉卵を使用していて、地元産の漬物や、トッピングも充実しているので、いろいろな味にアレンジすることができるのですよ これは楽しくなりそうです



………ということで、私はまずご飯と温玉を基礎にして、和風のTKGMにしてみました。 その組み合わせの模範例として……… ・ご飯・温玉・ネギ・かいわれ・のり・ごま・ごぼう素揚げ・土佐醤油
………という掲示があるみたいなのですけど、見当たらなかったので自分の記憶とその場の状況を頼りにして、ご飯、温玉、ネギ、かいわれ、のり、ごま、ごぼう素揚げ、シラス、土佐醤油をトッピングしてみました。こうして答え合わせをしてみたら、ほぼ満点ではないですか

気になるお味のほうは……… ぞぞっ
美味しい
和朝食をひとつにまとめあげ、さらにそれらを温泉卵が弾力をもって受け止めているという感じで、土佐醤油との相性もよく、もう一杯いきたくなるほどの味わいでした。 しかし、次は中華風にすると決めていたので………



ご飯、温玉、粉チーズ、マヨネーズ、揚げ玉、こしょう、塩、刻みパクチ?、………って、イタリアのカルボナーラ風ではないですか しかも、模範例は………・ご飯・温玉・粉チーズ・マヨネーズ・揚げ玉・ニンニクこしょう・塩・のり
う~む……… のりの代わりに緑のものを入れてしまいましたけど、我ながらいいセンいってます。

和食のTKGに粉チーズやマヨネーズなどを加えたところで、果たしてカルボナーラ風になるのでしょうか? じゅるっ
Buono(ボーノ)
卵、チーズ、マヨでまったりしそうなところを、こしょうと塩のピリ辛味で見事に整えています。このようなTKGもあるのですね。



3杯目こそは、中華風にします。ご飯、温玉、ザーサイ、きくらげ、揚げ玉辛子、山菜、ラー油、土佐醤油をトッピングしてみたのですけど、正解は………・ご飯・温玉・甘味噌・揚げ玉・メンマ・きくらげ・揚げ玉辛子・ラー油でした。う~む……… 1つや2つ違うか抜けるかしていてもなんとかなるのですけど、基礎の味となる甘味噌を忘れたのは、致命傷となるのでは!?と、とにかく、いただいてみましょう。かつかつ………
 好吃(ハオチー)
ラー油+土佐醤油の組み合わせは辛さの一方通行となるのですけど、ザーサイやきくらげといった小兵の手助けもあって、中華風に仕上がっていますよ!この3か国サミットで終わりかと思いきや………



もう一杯くらいいけそうだったので、今度はTKにはこだわらないで、山菜とカレー鶏そぼろ、甘味噌を乗っけてみました この頃にもなると漬物が減っていて、コーヒーもおかわりしております。そのコーヒーは、一杯ずつドリップする機械もあったのですけど、私としては作り置きしてあるほうが美味しく思えました。



TKGMでスタミナをつけたら、この日の本命の体力勝負となるところに向かいますよ!ということで、私たちは鳳来寺山の麓にやって来ました。向こうに見える三の門から、かつては門前町が続いていたと思われ………



さらにこのあたりには、田口鉄道の鳳来寺駅があったそうです。その路線は、飯田線の本長篠駅から設楽町田口地区まで運行されていたのですけど、昭和43年(1968年)に廃止されてしまいました。それでも、栄えていた頃のことを想像すると、ロマンを感じます。



それよりも、普段は無料駐車場となっているところなのに、「鳳来寺山もみじまつり」の期間中ということで、お金を取れてしまいましたよ。しかも混んでいて駐車場の先にある草むらに誘導されたので、草むら割引をしてもらいたいです。

こちらとは別ルートの鳳来寺山パークウェイを通れば、車で楽々山頂駐車場まで行けるのですけど、そちらはこの時季は特に混んでいて、待てど暮らせど車は動かず、その目的地にたどり着くことができないのですよ。7年前に鳳来寺山を訪れた白黒茶々家は、そちらのルートを断念し、今回と同じところに行き着いたのでした。



三の門から鳳来寺山の登山口まで1,2kmほどあるのですけど、その道の所々でも紅葉を見ることができます。



箔波ちゃの視線の先にかすんで見える高い山が、鳳来寺山にございます。 今、私たちはそちらに向かっているところです。



やがて、二の門に行き着きました。かつてこのあたりには木戸があり、代官の配下の者が詰めていて、通行を監視していたそうです。



沿道の古民家のなかには、カフェになっていたり五平餅を売っていたりするところもあったので………



私はそのうちの一軒で、おしるこ(100円)をいただきました。 確か7年前は、箔母さんはこのあたりでリタイアしたのですよね。晴れていても風は冷たいので、この一杯はより暖かく感じましたよ。食べ終わったら、次に向かいます。



次に私の目には、旧門谷小学校が留まりました。こちらの学校は明治5年(1872年)に創立したのですけど、昭和45年(1970年)に鳳来小学校に統合されて閉校してしまいました。



それでも、木造平屋建ての校舎はそのまま残されていて、いろんなイベントに使われているそうです。 この日は、午後から火渡りの儀式が予定されていました。



古い木造校舎に日本スピッツ、さらにそれらを白黒写真にしたら、よりノスタルジックな絵となりました。



そのあと、アートな若山牧水の像があったので、そこで写真を撮ったりして………



上浦橋を渡ったら、道は狭い上り坂へとなっていきます。 前回はこのあたりでサモマジックがあったのですけど、この日は他の白ふわと逢うことはありませんでした。それからまもなくして………



鳳来寺山の登山口にたどり着きましたよ 寄り道した時間を除いたら、駐車場から25分ってトコでしょうか?その脇には………



鳳来寺山ということで、鳳凰の像があったので「箔波ちゃ、鳳凰に散歩されるの図」を撮っておきました。



鳳来寺山は標高695mの死火山で、その山頂付近には大宝3年(703年)利修仙人によって鳳来寺が開かれました。そのお寺は、真言宗の由緒ある寺院であります。しかしそこに行くのには、1425段もの石段を登っていかなければならないのですよ。 7年前は、ここで満足したというか断念したというか……… そういうこともあって、「次に来たときには、石段を登ってお寺まで行きたい」と思うようになりました。しかし、今回は13歳9ヶ月の高齢の箔も一緒で、彼にはあまりにも酷なことに。
案内によると、こちらから10分ほど登っていけば仁王門があるというので、とりあえずそこまで行ってみることにしました。



このような巨岩を仰ぎつつ、石段を登っていったら………



朱色の仁王門が見えてきましたよ



確かに、目安の10分ぐらいでたどり着くことができました。



門の両側には仁王像が立っていて、その蛙股には虎の彫刻が埋め込まれていますね。 こちらの門は、三代将軍の徳川家光が寄進し、慶安4年(1651年)に完成しました。そして、昭和28年(1953年)に国の重要文化財に指定されました。
ここから先は箔の様子を見ながら、あくまでもムリをしない程度で行くつもりですけど、果たして彼は登りきることができるのでしょうか?いや、彼より私のほうが大丈夫なのでしょうか?次回に続かせていただきます。


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コメント (2)
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