こんばんは、白黒茶々です。
いきなりですけど、皆さんは「クマのキャラクター」と聞いて、何を連想されるでしょうか?メロン熊、リラックマ、ポテくま、くまモン、………は、ご当地キャラですね。 B☆Bは球団のマスコットキャラでしたし、プーさんはディズニーにいますし。そうそう、くまのパディントンのことも忘れてはいけません。
そのくまのパディントンをメインとした特別展が、私の地元の浜松市美術館で開催されることになったのですよ その時点では、私はパディントンについてはあまり詳しくなかったのですけど、絵の感じにグッときてしまい、早くから前売券を買っていました。
そうしたら、今度はいつ行くかですけど、そうですね……… くまにちなんで9月8日なんていかがでしょうか?
※「くまの日」は9月0日になるのでは?(編集部注)
いや、その日は平日なのでムリです。 それならば、ひっくり返して8月9日にしてみては?おおっ、そちらなら日曜日なので行けますよ
………という理由ではなかったのですけど、夏真っ盛りで波や狛を家に置いて美術鑑賞するのにはいい頃合いだったので、その日にしました。
そしてその当日、朝早くに家を出た私は、特別展一番乗りを狙うのかと思いきや………
その途中にあるかっぱ寿司の浜松東若林店に寄っていきました。 こちらでの目的は……… 今回の日記のタイトルだけではなく、お店の看板のところにもヒントというか、答えが出ているので、もうおわかりですよね?
そうです
こちらでモーニングこと、朝食を食べていこうというのですよ
現在、かっぱ寿司は、福島県3店、静岡県4店、愛知県3店の10店で朝食をやっていて、提供時間は平日は8時~11時、土日祝日は8時~10時となっております。
気になるその内容は………
ご飯もの+汁物+コーヒーの3点セット。 ご飯ものがおにぎりかいなり寿司の場合は429円(税込み)、海鮮漬け風まかない丼か海鮮丼にすると649円となります。
それから、汁物は海苔入りうどん、海苔の味噌汁、貝の味噌汁の中からお選びくださいませ
あと、ホットかアイスのコーヒーが付いてくるのですけど、そいつを無しにすると110円引きとなります。
それから朝食の時間帯は、レジでメニューを注文してから席に案内してもらうシステムとなっていました。 私がちょっとトイレに立った間に………
もう運ばれていましたよ おにぎり、うどん、コーヒーのセットには半切りの厚焼き玉子とナス漬けが付いてくるのですけど、さらに私は厚焼き玉子(110円)を加えました。
なので、この「朝からガッツリいくコース」は539円ということに。あと、お茶とガリは回転寿司稼働時間と同様に、盛り放題となっていました。
喫茶店とはひと味違った朝食で、満足感と満腹感を味わってから………
私は、浜松城公園内にある浜松市美術館に向かいました。
大々的な「くまのパディントン TM 展」の看板は、撮影スポットにもなりますね。 ここで、そのパディントンについて簡単に説明させていただきます。「くまのパディントン」は、イギリスの児童文学で、クマのキャラクターを主人公、いや、主熊公にした物語です。
著者のマイケル・ボンド氏は、クリスマスに売れ残っていたクマのぬいぐるみを妻にプレゼントしたことをきっかけに構想が浮かび、その物語を編み出したそうです。
イギリスの駅に1頭のクマが流れ着き、ちょうど娘を迎えに来ていたブラウンさん夫婦は彼を連れて帰ることにしました。 そして、名前は出逢ったパディントン駅からつけることに。パディントンは勘違いからいろんな騒動を引き起こすのですけど、すべてハッピーエンドになるのですよ。
例えば………
スーパーに買い物に行ったパディントンは、そこに並べられている商品はお金を払って買うというシステムを知らず、持ちきれないほど盛っていきました。 ああ、入りきらなくて点々と落ちているではありませんか。
その総額はなんと3万円
もちろん、彼にはそんなにも持ち合わせはないのですけど、迷わずにレジに入ってしまいましたよ
どうなる!?パディントン。
彼はお店の◯◯万人(熊?)目のお客となり、レジに持っていった商品はすべてタダになったのでした。
特別展の入口には、くまのパディントンのパネルや4コマなどが飾られていました。 しかし、そこから先は撮影禁止となっていました。そちらのほうには、画家や漫画家が描いたさまざまなパディントンやマイケル・ボンド氏の直筆の手紙、スピンオフと思われるパディントンの4コマ漫画などが展示されていました。
それらによって、私のようなにわかファンでも「くまのパディントン」の世界を知ることができたのですけど………
そのシリーズは、日本では主に松岡享子さんが和訳していました。 その物語にすっかり魅了された田中琢治さんは、小学2年生のときに彼女に手紙を送りました。
「つづきをよみたいので、いそいで訳してください」という内容が綴られていたのですけど、その実物の手紙も展示してあったのですよ
そこから松岡さんと田中さんの交流は続き、のちに田中さんは「くまのパディントン」の翻訳に携わることになります。
特別展スペースを出たところには、このような撮影コーナーが設けられていました。 それならば、美術館側の思惑通りに写真を撮ってSNSで広めてあげましょう
もう1ヶ所、今度はパディントンの部屋みたいなセットもありました。 これは「くまのパディントン TM 展」に行った記念にもなりますね。
くまのプーさんはハチミツが大好物なのですけど、パディントンのほうはママレード(マーマレード)がキーワードになっています。 こちらのセットには、彼が朝食で食べたママレードサンドも再現されていました。
私が行った2週間後に、浜松市美術館にパディントンの着ぐるみがやって来たそうです。 私はゆるキャラの類が好きなのですけど、混雑するのを避けるために敢えてその日を外しました。大きな帽子にダッフルコートの出で立ちのくまのパディントンは、その姿だけではなく、行動までも愛くるしいですね。今度は絵本や文庫本で、彼の活躍を見てみたいです。
そうそう、「くまのパディントン TM 展」は9月13日まで浜松市美術館で開催されているので、気になる方は足を運んでみてくださいませ。