こんばんは、白黒茶々です。
前回の後半から、私・波・狛の白黒茶々家の1人と2頭は浜松市西区舞阪町にある渚園のキャンプ場に来ています。 その終盤でご紹介した簡易なキャンプ食は、予定通り平らげて………
(私の)食後は、渚園内にある入場無料のドッグランを利用することにしました。 こちらは、しばらく来ない間にゲートやフェンスが一新されていて、お得感がより増していました。
先客のワンコがいくらかいる中で、波と狛はそこそこ動き回っていました。 その様子を眺めながら、私がキャンプを始めた経緯を語らせていただきます。
なかには「そのあたりの事はあまり気にはならない」という方もいらっしゃるかも知れませんけど、どうか聞いてやってください。
私は昔から物好きで、いろんなものに興味を持っていました。 今からン十年前の独身時代はディーラーの営業をやっていて、外回りのついでにホームセンターに寄ったりもしました。
そこで目にしたキャンプ道具が気になり、テントや折り畳み式のテーブル、寝袋、飯盒(はんごう)、……… など、買い集めていきました。
スキーと同じように道具を揃えるところから入っていき、「近いうちにキャンプをやってみたい」と思っていました。
しかし、なかなかそのような機会がなくて、夏に仲間内でバーベキューをする際に一部を使ったぐらいで、多くの道具は長い間タンスの肥やしになっていました。
そして、今年に入ってから放送された「ゆるキャン△ SEASON 2」を観ていたら、キャンプ熱が再燃 いや、以前からキャンプに行きたい欲はあったので、長年その炎はくすぶり続けていたのかも知れません。
これまでの間、一緒に行ってくれる人が見つからず、箔母さんもアウトドアは好きではないのですけど、「ゆるキャン△」で1人でやるソロキャンプという手があることも知りました。
もちろん、ワンコOKのところがあったら、波と狛も道連れに……… いや、連れていくつもりでしたけど。
ドッグランでの運動と交流を終えた私たちは、ペットサイトに戻りました。 ここで、「テントやテーブルなどのレイアウトが前回と違うような………」と感付かれた方はいらっしゃるでしょうか?そうです
この日はずっと風が強くて、コンロの火が消えそうになったりテントが飛ばされそうになったりしたので、車を風避けにすることにしました。
しかし、せっかく10m四方もの広さがあるのに、その中でよりコンパクトに収まってしまいました。
それからしばらくの間、テントの中で読書をしたりして過ごしました。
持ってきた本は何かですって?もちろん「ゆるキャン△」の単行本ですよ
やがて17時を過ぎ、陽が傾いてきたので、まずは波と狛に晩の御飯を食べさせました。 いつもとは違った、外でのお食事は美味しかったことでしょう。
それが済んだら………
いよいよ今回のキャンプのメインともいうべき、人間用の晩御飯の仕度に取り掛かりますよ クーラーボックスを風避けにしつつも、飯盒やミニコンロは四半世紀以上の時を経て出番が巡ってきました。
あと、昔はなかったアルミ製のケトル、スキレット(ミニサイズの厚手のフライパン)、LEDランタンなどは、新たに揃えました。
それからしばらくして………
ご飯がうまく炊きあがりましたよ 私にとって飯盒もン十年ぶりだったので、ネットなどで炊き方を調べながらやってみました。
その際に、途中でフタを開けて中身を見てみたい衝動をいかに抑えるかが重要だということを、つくづく感じました。
それから、大多数の方は飯盒をひっくり返して蒸らすみたいですけど、私はそれに抵抗があったので、ひっくり返さないでやってみました。
その結果、わずかに蒸らしむらがあるような感じになりましたけど、すぐにかき混ぜれば何の問題もないレベルでした。
広大なフリーサイトのテント群の向こうに夕日が沈む頃………
キャンプ食の晩御飯が出来上がりましたよ カレーはレトルトなのですけど、鍋でゆで玉子を作り、スキレットでウインナーを炒めて、カップスープにお湯を注いで、レトルトのポテトサラダを盛りつけました。
あと、写真映えするように買ってきたデザートのプリンは……… しまった
家の冷蔵庫の中に忘れてきてしまいました。
私が思い描いていたものに僅かに及ばなかったものの、思っていたよりも上手くいきました。 その献立の画像を自宅待機組に送ったら、いっただきま~す
自分で作ったものを野外で食べてみたら、格別の味がしました。はい、美味しかったです。
実は、キャンプに息子のたつぴを誘ってみようとも思ったのですけど、今回は試験的な要素が強いというか、初めて尽くしで失敗する恐れがあったので、人間のほうは私が単独で挑みました。 しかしよく考えてみると、失敗したことのほうが思い出に残るのですよね。
小学校5年生の時に参加した宿泊訓練では、私の班は飯盒で失敗して芯のあるご飯を炊いてしまい、とても食べられたモノではありませんでした。
なので、他の班に少しずつ恵んでもらい、その時の情けなさと美味しさは今でもハッキリと覚えています。
なので、次回は失敗は恐れずにたつぴを道連れに……… いや、誘って「親子キャン△」をやってみようと思います。