こんばんは、白黒茶々です。
私は毎年冬になると、スキーに行きます。 その中に長野県阿智村のヘブンスそのはらというところがあるのですけど、そこはスキー場以外の機能も備えていて、四季を通して楽しむことができるようになっています。
さらにヘブンスそのはらは、全国でも有数の綺麗な星空が見える名所でもあって、その観測会ともいうべきナイトツアーも用意されているのですよ
私はスキー目当てで深夜にそこに到着した際に、満天の星空を見たことがあります。星の数が異様に多くて、しかもすべての粒が大きいときたもんだ
その一方で、箔母さんは星座や宇宙に興味があって、たつぴもその影響を受けていました。 私はというと……… 星座はオリオン座しかわかりません。
それはさておき、そんな彼女らにヘブンスそのはらの星空を見せてあげたかったので、コンビニでチケットを買ってきて、そのナイトツアーに行くことにしました。
ただし、今回は波と狛は家に置いていくことに。
そうしているうちに、いよいよその計画を実行する11月12日になりました。
とはいっても、いきなりヘブンスそのはらではなくて、ナイトツアーは夜からで、せっかくそちら方面に行くので、まずは通り道といえなくもないところにある田峯(だみね)観音を参拝していきました。
私は3年前の2月に波と狛を連れてこちらを訪れたのですけど、箔母さんとたつぴは今回が初めてということに。 観音様への祈願も大事なのですけど………
その境内に最近できたばかりのだみねテラスで、お昼を食べていきたかったのでした こちらでは、軽食を出してもらえるのですけど………
隣接する田峯特産物直売所で注文したメニューを持ち込んで、食べることもできるのですよ ちなみに私は、山菜そばと五平餅がセットになった観音定食(950円)にしました。
五平餅は程よい焼き加減と歯応えで、さらに香ばしい味噌だれも相まって、まさに「真実のたべもの」でした。
それらを平らげたら………
次の目的地はだみねテラスからも見えているのですけど、田峯城に向かいますよ
………という勢いで、田峯城にやって来ましたよ 木柵や橋は最近取り換えられたばかりみたいで、新しくなっていました。
こちらは文明2年(1470年)に菅沼定信によって築かれた中世の山城で、以降は田峯菅沼氏の本城としての役割を果たしてきました。
その本丸跡には御殿が復元されています。 そうしたら、その内部に入りましょう
入っていきなりくつろぎ過ぎです。 そういう私は………
上段の間で、城主になった気分に浸っていました。 こちらも畳表が換えられたばかりで、居心地がよかったです。
本丸跡には御殿の他にも、厩や門に加えて物見台も復元されています。 こちらも自由に上れるようになっているので、体感してきます
ただし、階段はあまりにも角度が急で、ハシゴに近い状態でした。
そこをクリアした先の回廊も不安定極まりない状態で、高所恐怖症の方には耐えられないようなところなのですけど………
そこからの見晴らしは抜群 眼下の豊川の流れや、まわりの山々などを臨むことができます。
田峯城に来た目的は城主体験(?)だけではなく、こちらで家族写真を撮るためでした。 決して仲が悪いというワケではないのですけど、一緒に出かける機会が減りつつあるので、久しぶりにみんなでお城めぐりをすることができてよかったです。
そんな田峯城をあとにした私たちは、今度は豊田市でも山間部にある………
稲武温泉どんぐりの湯に寄っていきました。 こちらの施設は、私が昨秋に波&狛と車中泊した道の駅どんぐりの里に併設されている日帰り温泉です。ナイトツアーに温泉を付けたら、温泉好きな箔母さんとたつぴは大喜び
やはり寒空のもとで星を見る前には、温まっておきたいので。
そこからさらに山道の国道を1時間ほど走っていったら………
この日のメインともいうべき、ヘブンスそのはらにたどり着きましたよ その頃には日が沈んで、まわりはすっかり暗くなっていて、星空は……… まだ見えていませんでした。
まずは、山の麓にあるスターショップで宇宙関連のおみやげを見たりしました。
ナイトツアーの予約は7時からにしているのですけど、それより早くから行けるというので………
標高900mの山麓駅から、ゴンドラに乗って1400mの山頂駅へ ちなみにその移動時間は12分程となります。
暗闇の中でどこに連れていかれるのかわからない感じがウケたみたいで、箔母さんたちのテンションは上がっていました。 この日の天気予報は曇り時々晴れで、麓はずっと曇っていたので、山頂に着く頃には雲が晴れて満天の星空が見られるに違いない。
ところが、ゴンドラに雨粒が当たるようになり「ウソだろ」と動揺している私をよそめに、その勢いは増していきました。
山頂駅に着いた頃にはザーザーで、私たちはそのすぐ近くにあるレストハウスに入りました。 しかし、ナイトツアーの内容が気になっていた私は、傘を差してその先の様子を見にいくことにしました。
そうしたら、野外で大きなプロジェクターを使って星の解説をしているのが見えてきました。 時折、本物の星座の場所にレーザーを当てていたのですけど、星はまったく見えていませんでした。
それを見ている人もまばらで、雨足が強まるに連れて1人また1人とリタイアしていきました。
私がレストハウスに戻ったら、そこは行き場を失った人で溢れていました。
その中には、箔母さんとたつぴの姿も。 山の天気は掴みにくくて、今回は星1つ見ることもできなかったのですけど、これはヘブンスそのはらが「また来なさい」と言っているのかも知れませんね。
彼女らの士気も落ちていないので、次の機会を探るようにします。
そんな私たちは、そのあと帰路に就きました。翌日の1時少し前にようやく自宅にたどり着いたのですけど、こちらは雨が降った様子は全くなくて、いつものような星空が見られました。
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