波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

クリスマスと今年最後のお城めぐり

2023-12-30 01:14:43 | お城

こんばんは、白黒茶々です。

突然ですけど、皆さまは「メリークリスマス 」のメリーの意味はご存知でしたでしょうか? 今まで私はメリーさんとかいう個人名だと思っていたのですけど、「楽しい」を意味しているということをほんの数日前に知りました。 誰かに誤った見解を言う前に気付いてよかったです。
※そのことをブログで暴露したら、せっかく今まで苦労してきた(?)ことが水の泡になるのでは !?(編集部突っ込み)

クリスマスの時季は過ぎてしまったのですけど、そのネタをスルーしたら新年は迎えられない と、私は思い込んでいるので、どうか今年の白黒茶々家のクリスマスの様子について触れさせてくださいませ。 その日、我が家にはコマタクロースとナミタク……… いや、今回はWサンタではなく、トナカイ仕様のトナミカイにしてみました 昨年はクリスマス直近の日曜日に、彼女らにサンタの装いをさせて浜松城公園に行ったのですけど………

今年は、12月24日のクリスマスイブの日が日曜日でした。 私はその日は朝から波と狛を連れて、まずは豊橋市の二川駅から程近いところにある、お茶とお酒の店 なつめさんというお店に寄っていきました。 こちらでの目的は……… もちろんモーニングですよ 場所はこちらで間違いないのですけど、一般的な住宅にのぼりが立っているだけなので、入るのにはちょっと勇気が要ります。 それでも、喫茶かんらんさんの前例があるので、きっと大丈夫です

………と言いつつも、念のために反対側にも回ってみたら、小さなプレハブの小屋のようなお店が構えられていました。 危うくお店の方のご自宅に入るところでした。 今回は慎重にいってよかったです。 ガラッ(戸を開ける音) 「いらっしゃいませ

その店内は小ぢんまりとしていて、2人掛けの席が2つと、カウンターに3席程の規模でした。 それでも、女将さんは親切に温かく出迎えてくださって、初めてでも居心地はよかったです。

モーニングのメニューは1種類のみ。 コーヒーは、ホットとアイスのどちらかを選べるのですけど………

私はホットコーヒーにしました トーストおにぎり玉子焼き小鉢サラダ杏仁豆腐が付いてきてワンコインの500円なんて、とてもリーズナブルです もちろん、それらは美味しくて満足できる内容でした。 なつめさんで朝の活力を注入した私は、ととともに………

次の目的地となる、城向広場にやって来ました こちらは吉田城跡からは、豊川を隔てた対岸にあります。

吉田城は豊川を背にして築かれ、そちら側には本丸が位置していることから、防御が徹底していました。 川に面したその北側は腰曲輪や高い石垣で固められ、さらにその上には3層の川手櫓鉄(くろがね)櫓、2層の入道櫓が建てられ、さらにそれらを長屋型の多聞櫓で繋げられていました。

現在はそれらの建物は失われているのですけど、高い石垣は残っていて、その上に模擬鉄櫓が建てられています。 なので、吉田城ではこちらからの眺めが最も見応えがあるのですけど………

私たちが行った時間帯は、思いっきり逆光でした。 画像を修正してある程度は見られるようになったのですけど、本当はこんなもんではないのですよ

………なんて嘆いていても仕方がないので、私たちは吉田城がある豊橋公園側に渡りました。 やはりこちらに来たら………

まずは、戦前の歩兵第18聨隊があった時代に建てられた廠舎の中に入っておきました。

さらに、その近くにある豊橋市公会堂の前でも撮っておきましょう ちなみにこちらは中村與資平(よしへい)氏の設計で、昭和6年(1931年)に建てられたロマネスク様式の建物です。 国の登録有形文化財なのですけど、現在でも豊橋市の施設として使われています。

そのあと私たちは、お城の北側に廻っていました。 しばらく来ないうちに、石垣の間に生えていた草だけではなく、幹内がスカスカになっていた古木も伐採されていて、見晴らしがよくなっていました。

高い石垣の上に聳える模擬鉄櫓を仰ぎ見た姿は、壮観ですね。 なんとかスマホカメラに収まったので、その風景をバックにして写真を撮っておきました。 このまま吉田城の本丸に上がっていくと思いきや………

私たちはそこから程近いところにある、吉田神社に向かいました。 こちらは大宝2年(702年)に創建されたとも云われる、由緒ある神社です。 主祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)で、今日見られる拝殿は明治17年(1884年)に、本殿は明治25年(1892年)に、それぞれ造営されました。

さらにこちらの神社は、手筒花火発祥の地でもあるのですよ 本家本元の手筒花火は、点火した手筒を両手で抱え、直立不動のスタイル。 そして、「ハネ」と呼ばれる底抜けでもって締められます。 その手筒花火も含めた豊橋祇園祭は毎年7月中旬におこなわれていて、私は1度だけ観に行ったことがあります。

境内には門松や甘酒処のテントが設けられて、初詣の準備が整っているのですけど、今回は今年最後の参拝(ラス詣)ということで。 私は、来年も健康で穏やかに過ごせることをお願いしておきました。 そういえば、せっかく神社に来たので………

お約束(?)の「狛(犬)と狛」をやっておきました だんだんと狛が狛犬に近づいていると感じるのは、私だけでしょうか?

その日の夜はモスチキンをメインにして、家族でクリスマスパーティーをしました。 とはいっても、歌ったり赤い衣装を着たりするようなことはなく、ちょっと豪華なディナーを食べるのが中心でしたけど。 それらを平らげたら………

クリスマスケーキの出番となります 白黒茶々家では、6号(直径18cm)のケーキを2日かけて食べるのが定番となっています。 ちょっと簡素ですけど、ロウソクは省略し、イチゴは切り分けて食べる際に各自で乗せるようにしました。

その準備が整ったら、シャンメリーでかんぱ~い ここで皆さまにも「メリークリスマス 」とかけ声をしていただけたら、嬉しいです。 きっとそのお声は時空を越えて、あの時の私たちに届くことでしょう。

クリスマスのキキン祭りは、イブの夜だけではありません 翌日の25日には、我が家の食卓にガストローストチキンが置かれました。 やはり今回も、一家の主の私が切り分けたのですけど、このチキンは簡単に骨が外れるほど柔らかいので、分けやすかったです。 さらに味も付いていて、あと引く美味しさでした。 これらの儀式(?)が終わったら、大晦日へと突入していきます。

波狛日記は今回が今年最後の更新となります。 平成18年(2006年)の10月から始めたこのブログは、18年目に突入しました。 ここまで続けてこられたのは、懲りずに付き合ってきてくださった皆さまのお陰です。 来年も波と狛を巻き込みつつも、いろんなことに挑戦していく所存にございます。 では皆さまも、よいお年をお迎えくださいませ。


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