こんばんは、白黒茶々です。
コロナが猛威を振るっている中では、皆さまは外出もままならない生活を送っていられることと思います。 そのような中でも、映画はみんなして同じ向きの席に座り、静かに鑑賞するので感染のリスクが少ない娯楽の1つと言っていいでしょう。たぶん、きっと。
ただし、その前後の行動で危険にさらされる恐れがあるので、油断してはならないのですけど。
気になる作品の数にもよりますけど、私は一昨年は自身最多の7つの映画を観に行きました。 ところが、昨年は2つに激減。
今年も後半に入るまではゼロ行進だったのですけど、ここにきてようやく「これは
」というような作品と巡り合いました。
それは何かと言いますと………
原作の小説だけではなく漫画にもなった「犬部!」が映画化され、今夏全国の映画館で上映されることになりました。 それは「犬部」というサークルを立ち上げ、動物の保護に献身した青年の実話をもとにした作品であります。波の母犬のゆめちゃんが保護犬だったこともあり、ワンコ好きとしては見逃せないテーマなのですけど……… PRのポスターなどに大々的に出ているサモエドの役どころが気になって仕方がありませんでした。
実は私は、漫画の「ゆるキャン△」も1巻から順番に買い集めていくつもりだったのですけど、12巻の表紙にサモエドが出ていたので、つい飛び越して買ってしまいました。主要メンバーのうちの1人の斉藤恵那がチワワのちくわと一緒に連れているので、「もしかしたら2頭目を迎え入れた 」と期待が高まりました。
そのサモがゆるキャン△メンバーに加わったら、私としては万々歳ですよ
そのようなことを楽しみにしながら読んでいったら………
サモエドの名前ははんぺん。 You TubeならぬWe Tubeの人気犬であります。
恵那はキャンプに行った思い出を野外活動サークル(野クル)の仲間に語る際に、その回想シーンに実際にその場にいなかったちくわやはんぺんをムリヤリ登場させたのでした。
回想なら何でもアリとのことですけど、ちくわやはんぺんが喋ったり、キャンプをしていたメンバー全員が「寒い!」とか言ってワイプの中に逃げ込んだり………と、支離滅裂というか、ある意味でアニメ化するのが楽しみになりました。
………なんか映画の話から思いっきり脱線してしまいましたけど、やはりポスターなどでかなりの場所を占めているサモエドが決め手となって、私は映画の「犬部!」を観に行く決意をしました。
8月1日の日曜日は、私は朝から県境を挟んだ隣町の豊橋市まで行き、せっかくなので映画館までの通り道……… から少し外れたところにある………
コーヒーハウスふじさんにやって来ました 豊橋モーニングのお店を求めて衛星写真のGoogle Earthを眺めていてたまたま見つけたのですけど……… って、こちらでの目的を先に言ってしまいましたよ。
昔ながらの喫茶店で、その店内は常連と思われる方たちで賑わっていました。 朝の時間帯はすべてのドリンク類にモーニングメニューが付いてくるそうですけど、メニュー表が見当たりませんね。
なのに、お店の方が「ご注文は?」と聞いてきましたよ。
ここは定番というか無難に「ホットコーヒーをお願いします」としておきましたけど、勝手知ったる常連さんをメインにしているお店だったら、メニュー表は必要ないかも知れません。
それから間もなくして………
お待ちかねのモーニングが運ばれて来ましたよ マカロニサラダにはリンゴやキュウリも入っていて、さらにお菓子のドーナツ棒も付いてくるなんて、嬉しいですね。
それだけではなく………
しばらく寛いでいたら、食後のお茶も出てきましたよ これほどの内容で、コーヒー代の350円だけなんて……… 近くではなくても、常連さんになりたくなってしまいますよ。
コーヒーハウスふじさんでお腹も心も満たされたら………
今度はユナイテッドシネマ豊橋18にやって来ました こちらの映画館は私にとっては今年初めてで、8ヵ月ぶりとなります。
朝一番の上映ということもあって、私が入ったスクリーンは2~3割の客入りでした。
従来なら、これから上映する予定の数作品を紹介するところなのですけど、ここに至るまでがあまりに長くなってしまったので、「犬部!」の本編への突入を急ぎます。
それでも、皆さまにより映画館の雰囲気を味わっていただくためにも「ノーモア映画泥棒」はハズせません。 「今どきこのようなビデオカメラを………」と思いつつも、今回もビデオカメラ男のアクロバッティングな逃走劇と、パトランプ男による捕獲&羽交い締めを観ることができました。
その注意喚起の映像を経たら、いよいよ映画「犬部!」が始まります
2003年、青森県十和田市の北里大学獣医学部の学生の花井颯太(林遣都)は、1人暮らしのアパートでたくさんの保護犬と暮らしていました。 動物の保護をライフワークとしている彼のことを、猫好きな後輩の佐備川よしみ(大原櫻子)は敬意を込めて「犬バカ」と呼びました。
なんか、野球が好きでたまらないうえにメジャーでも大活躍している大谷翔平君が「野球バカ」であることにも通じていますね。
そんなある日、颯太は傷だらけの犬を保護し、ニコと名付けて世話をすることにしました。 しかしその犬は保健所の殺処分の対象で、獣医学部の外科実習で殺されることになっていたことが判明。
「俺は1匹も殺したくない
犬も猫も、生きているものはみんな助ける」という信念を抱き、彼は同じ志の親友・柴崎涼介(中川大志)やよしみ、獣医学生で教授の助手をしている秋田智彦(浅香航大)らを巻き込み、「犬部」というサークルを立ち上げました。
「犬部」では動物を保護するだけではなく、譲渡会を開催したりもしていました。
それから16年後、颯太は都内で開業した動物病院で多忙な日々を送っていました。 そんな彼が川瀬美香(田辺桃子)という女性から、十和田市で多頭飼育崩壊を起こしたペットショップのことを聞きつけ、すぐに保護に向かったのですけど、その件で店主とトラブルになり、逮捕されるハメに。
そのことをニュースで知ったよしみや智彦は、彼のもとに駆けつけ………
一方の涼介は、動物愛護センターに就職していました。 そこは行き場のない動物を殺処分する施設で、一見颯太たちの活動に反しているようですけど、彼はそのシステムを改善することによって、動物の命を守ろうとしたのでした。
ところが、颯太がその愛護センターを訪れた時には涼介はすでに辞めていて………
犬や猫をめぐる状況や、保護しようとする活動は、ワンコ好きの私にとっては見逃せないテーマでもあります。 現状では終わりが見えないのですけど、颯太たちは決して諦めるようなことはありませんでした。
私の近くにも、同じような活動をしている団体があるので、今まで以上に尊敬し、応援する所存にございます。
それから、もう1つのテーマは劇中でのサモエドの扱いですよ 映画はまだ上映中で……… えっ、もう終わった?
それなら、ネタバレになってもいいですよね。実は、サモエドは残念ながらチョイ役で、譲渡会のケージの中にさりげなく入っているという役どころでした。
それでも、このサモエドは映画「犬飼さんちの犬」に出演したサモンちゃんだったのは、嬉しかったです。
あと、他の動物たちの演技も素晴らしかったです。
さらに、エンドロールには公募したと思われる動物の写真が流れるのですけど、その中に仲良しのサモエド2頭がいたのですよ 知っている子だったら嬉しいなと思っていたのですけど、のちに私のワンコ仲間のブランシュちゃんとペルルちゃんだということが判明しました
両者とも、スクリーンデビューおめでとうございます。 いい作品に花を添えていますよ。そんな映画「犬部!」が気になる方は、DVDかBlu-ray化されるのを待つか、最近ではネットの有料チャンネルに登録すれば、観られるみたいですね。涙のツボは人それぞれですけど、私からもオススメなので是非ご覧くださいませ。
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