しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

泉北高速鉄道光明池車庫訪問

2014-10-18 21:41:24 | 大手私鉄

2014年10月11日(土)

明石海峡を渡って久しぶりに関西に来ました。三ノ宮から阪神電車で難波に出ます。大阪難波駅で下車して中古鉄道模型のイベントを覗いて行きます。冷やかしのつもりでしたが、会場内は入場制限が行われており、待機時間を含めると30分の予定が1時間も滞在してしまう事になり、会場の熱気にあおられ予定外の買い物をしてしまう羽目に・・・。

 寄り道を切り上げ南海難波駅に向かいます。ラピート専用乗り場には、走り始めたばかりの白いラピートがいます。確かに物珍しさはあるのですが、最近まで走っていた深紅のシャア専用塗色に比べれば大人しすぎて何か物足りません。

Img_1960難波から高野線の電車で泉北高速鉄道光明池駅に向かいます。2社にまたがるため予想以上の高運賃で驚いてしまいました。ここから歩いて10分ほどの光明池車庫で本日開催されている「せんぼくトレインフェスタ2014」を覗いていきます。この7月に泉北高速鉄道は南海電鉄の子会社となりましたが、いずれは現在の泉北高速鉄道のカラーも薄まって行くのではと考え、独立国の雰囲気が残っているうちに来たかったというところでです。

 

ハッピーべアル、鉄道むすめ、サザン・プレミアムいろんなキャラクターや車両が観客を楽しませます。

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Img_2011 Img_1994 庫内では 鉄道部品の販売も行われていましたが、イベント開始から3時間経てば、もはや終戦モードです。正直、目ぼしいものは見当たりません。

Img_1962Img_1970保線車両の展示は充実していました。

特筆すべきは子供たちを乗せて走るミニ鉄道の車両達がなぜか国鉄タイプの通好みの車両が多かった事。ここでDD16に会えるとは・・・!

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Img_2018松本零士先生デザインのハッピーべアルに見送られ、駆け足でしたが光明池車庫訪問を終えます。

 

 


新今宮でジオンの亡霊を目撃する…

2014-05-06 23:04:33 | 大手私鉄

2014年5月4日(日)みどりの日

 連休後半も2日目になり、ようやく腰を上げます。バスで神戸に出て、阪神電車で難波に向かいます。南海に乗り替え、新今宮駅で下車し難波よりホーム先端に陣取ります。7~8名の同業者さんが既に陣取っています。少し後ろでスタンバイします。やがて噂の赤いラピートが静かに向かって来ます。<冗談をまじめにやっちゃいました>というのでしょうか。でもへんにリアルです。シャア少佐なら<冗談ではない!>と叫ぶのでしょうが、あいにくシャアのにせもの?の愛機をイメージしたものです。でもマスクはガンダムUCの<シナンジュ>よりファーストガンダムの<ザク>の方に似ている様に私は感じます…。もし緑色バージョンが出たら量産型ザクみたいでいいなと思ったりします…。

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Img_1872でも、サイドからの印象は、また違ったマシンに見えます。やはりカッコイぃ!ネオジオンの紋章も誇らしく、VVVFのモーター音を響かせて颯爽と走り去って行きました。それと同時にたくさんいたカメラマン達や取り巻いていた子供たちは一斉に引き上げていき、ホーム先端は誰一人いなくなりました。 私は無人のホームで思わず

<ジーク・ジオン>

とつぶやいてしまいましたが、幸いなことにそれを誰にも聞かれなくて済みました。

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近鉄イベントダブルヘッダー(下)高安車庫

2013-11-06 23:17:49 | 大手私鉄

2013年11月3日(日)文化の日

 五位堂から高安へ電車で移動します。高安駅を南に廻り込む様に歩いて5分程で入り口に到着。イベントのパンフレットは高安車庫と記載されていますが、今回公開されているのは、駅を挟んで東西に広がる高安車庫のうち西側の一画に位置す高安検修センターです。以前は、全般検査・重要部検査を行う総合鉄道工場でしたが、その機能は近隣の五位堂検修車庫に移Img_9269 Img_9265 し、新車の搬入と車体更新工事、廃車時の解体作業を主とする部署になっています。

Img_9249 五位堂とは違い営業車両の屋外展示は今回はありません。保線車両の乗車体験や洗車体験などの催しはしていますが、どちらかと言えば地味な、言葉を替えれば玄人受けする催しです。鉄道部品販売も車両系では無く保線・信号系部品中心です。その場でバーナーでレールを好みの長さに切断してくれるのは、新鮮ですが、販売は苦戦しているようです。部品収集という世界では車両系に比べレール系はあまり人気が無い様です。

 ここでの最大の見せ場はトラバーサーの実演です。トラバーサー好きの自分としては、これだけは外せません。庫から連結器が装着されたフォークリフトに押された改装中の電車がトラバーサー上に載せられます。手作業でフォークリフトとの連結が解かれ、電車はゆっくりと横滑りしていきます。何度見ても、飽きません。子供のころ夢中で見ていたウルトラホーク1号の基地Img_9287内移動シーンを思い出し胸が熱くなります。

庫のさらに西側の留置線上にクラブツーリズムツアー専用車両15400系が待機しています。深緑の近鉄らしからぬ車両を出来ればも う少し近くで見たいという欲望が沸々と湧いて来ますが、この種の電車は、今が稼ぎ時。イベントで休ませておく様な事は出来ないのでしょう。

帰りに物販コーナーを覗いてみたところ、五位堂では長い行列が出来ていて買うのを断念したBトレビスタEXが何の苦も無くすぐ買えました。すこし得した気持ちになりました。

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近鉄イベントダブルヘッダー(上)五位堂検修車庫

2013-11-04 16:47:17 | 大手私鉄

2013年11月3日(日)文化の日

 この、土日の2日間、近鉄では<きんてつ鉄道まつり2013>と言う事で五位堂検修車庫と高安車庫の2箇所で公開イベントが開催されています。2つの施設はそう離れていないので、両方訪れる事にします。先にやってきたのは、大阪方から遠い方にある五位堂検修車庫です。ここは10年以上前に同様のイベントで行った事があるのですが、不思議な事にその時の記憶はあまり残っていません。その時はなぜか特急車以外の通勤電車や鮮魚列車などを並べ、とてもの地味だった印象が残っています。ところが久しぶりに当地を訪れると家族連れで賑わっています。前来たときは、マニア向けだったのが時を経てファミリー向けに変化しています。大きく変わったのは物販の充実と混雑ぶりです。ここ最近、同種のイベントを行くたびに実感していますが、展示の実物よりも遥かに人だかりが出来ています。特に開場限定のBトレインビスタカーEXを目指す列は実物の電車の様に長い・・・。私は、それを見ただけで買うのを断念しました。<これが無くても、生きていけるさ・・・>と自分自身を納得させます。

 やっぱりイベントの花は花形車両の横並びです。今年は結構見ごたえがあります。はかるくんに伊勢志摩ライナーに最近塗色をデビュー時に戻した18400系特急車に当時のスタイルのヘッドマーク、そして現代の汎用特急車ACEこと22600系、電動貨車モト90といった渋い顔ぶれが揃いました。

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Img_9136 近鉄が誇る?<はかるくん>は初めて見ました。電車線、信号、通信の3系統の検測が同時に可能と言う事で近鉄版ドクターイエローと言えます。が、本家は軌道検測車も兼ねていますが、こちらはこの機能は無いようです。でもこちらは、台車をチェンジする事で狭軌線に入線して任務を果たします。新しい車体を見てると新造車みたいですが、通勤電車を改造しています。側面扉が通勤電車そのものです。

あずき色に黄色の2つ帯のおImg_9191_2茶目な電車は、電動貨車モト90です。南大阪線系 統の車両を五位堂まで牽引するための車両です。南大阪線古市車庫で出来ない通常検査以上の要部検査・全般検査を行う車両。写真では2両連結ですが、南大阪線車両回送時は2つに分かれ、間に回送電車を挟み込むそうです。

 屋外で車両を撮影しているうちに小雨が降り出します。

あわてて、主研修棟に移動します。こちらでは、車両基地イベImg_9203 Img_9212_2 ントの華とも言えるクレーンによる車体吊上げが行われています。アーバンライナーの大きな車体が上空をゆっくり移動していきます。こんな機会で無ければ、こんな角度から電車をみる事などありません。模型ならあるのでしょうが・・・。クレーン実演を見ると、いつもサンダーバード基地やウルトラシリーズにおけるTDFやMAT等での戦闘機の発進シークエンスとダブります。ある意味<男の子の夢>の光景です。小さな男の子の目が、目の前の光景に釘付けになっています。
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 庫の外にでると鉄道部品を販売しています。思わず物欲が心の奥の方から浮かんできました。が、値札をみて、その心は萎んでしまいました。大人の夢はすこしザラザラしています。

<こんなもの無くても、生きていけるさ・・・>と自分自身に言い聞かせますが、少し寂しい現実が見えた瞬間でした・・・。


GW関東ジグザグ紀行(5)ラファエロ展とグリーンライン

2013-07-15 14:30:06 | 大手私鉄

2013年5月5日(日)こどもの日

Img_6506 モノレール+JR線で上野駅まで戻ります。公園口から下車して国立西洋<wbr></wbr>美術館に向かいます。現在公開中のラファエロ展を見ていきます。今回の展覧会の目玉である大公の聖母とよばれる有名な≪聖母子≫は初来日です。この機会を逃せば次は何年先になるか分りませんし、次は無いかもしれません。大公の聖母は、想像していたより小さなものです。しかし500年前に描かれた画とは思えない鮮やかな色彩に目を奪われます。宗教画にありがちな威圧感は無く、温かで優しいマリアとイエスの優しい眼差しに、心の緊張が解れほっとした気がしました。

 展覧会を観終えたのは4時30分を過ぎた頃でした。5月の日は長く暮れるまでにはまだ時間があります。昨日、つくばエクスプレスに乗り損ねた事で私の私鉄完乗までのスケジュールに狂いが生じました。ここは別の未乗車私鉄を乗る事で少しでも野望?に近づく事にします。
 上野駅から京浜東北線、東海道線、横浜線を乗り継ぎ中山駅へ。上野から、ここまで1時間半掛かりましたが、まだかろう じて陽は沈んでいません。ここから地下に降りImg_6509横浜市営地下鉄グリーンラインに乗車します。2008年3月開業の新しい地下鉄路線で13.1kmありますが、中間部2.4kmが地上を走ります。私の完 乗ルールでは<地上区間は陽が出ているうちに乗車する事>としいます。全線地下区間ならば日没でもOKですが、グリーンラインの地上区間走行時にもし車窓が闇に包まれていたならば、再挑戦せねばいけません。幸い、川和町駅付近、南北センター間の地上付近は日没寸前でした。あと10分遅ければ夜のニュータウンの車窓風景を泣きながら見ていた事でしょう。終点である地下の日吉駅から地上に出ると、もう陽も暮れ、自分がどこに居るのかさえ良くImg_6510わからない状態に。案内板を頼りに東横線に乗り換えます。電車は、ほんの数ヶ月前に地下に潜った新線を通り地下深い渋谷駅に到着しました。これから、Img_6511地上に上がりJRに乗り換え高崎を目指します。