6月22日(日)
早朝から、泡ノ湯自慢の野天風呂に行きます。ここの露天風呂は思いの外広く、白濁したお湯で満たされています。白骨の名に恥じない、白くてヌルヌル感いっぱいのお湯ですが、湧出時は無色透明のお湯であったものが、空気に触れて白濁したお湯に変わるのだそうです。少しぬるめのお湯に入っていると、身体が芯から温まって、日常のストレスが消えていく様な気がします。昨夜はアベックが多く、少々肩身が狭い思いでしたが、今朝は、しばらくの間貸し切り状態になりました。この機会に記念撮影となりました・・・。リラックス・リラックス・・・。
←ロビーから野天風呂を望むことができます。
←内湯は白濁していませんでした。湯中には炭酸分が多く含まれ、細かい泡が身体に付くのがわかります。
温泉好きが必ず一度は訪れたいと思う白骨温泉「泡ノ湯旅館」での夢のようなひとときが終わりました。
さて、安房トンネルを抜け岐阜県に入った頃、T永先輩が車中で叫びました。「しまった。部屋の鍵を返さずに持ってきてしまった。どうしよう・・・。」もはや引き返すのは難しいほど遠くに来てしまいました。早速さっきチェックアウトした旅館にお詫びの電話を入れ、翌日郵送することに・・・
←うっかり鍵を持ってきてしまった阿波影先輩。旅館からのお許しが出て一安心する、元赤影(映画での役柄)さん
高山探訪
一行は飛騨高山にやって来ました。
←朝市に急行し、野菜・つけものを物色します。
←なかよく団子をほおばる映画部OB一行
参上、飛騨民俗考古館
さて、安房トンネルを抜け岐阜県に入った頃、T永先輩が車中で叫びました。「しまった。部屋の鍵を返さずに持ってきてしまった。どうしよう・・・。」もはや引き返すのは難しいほど遠くに来てしまいました。早速さっきチェックアウトした旅館にお詫びの電話を入れ、翌日郵送することに・・・
←うっかり鍵を持ってきてしまった阿波影先輩。旅館からのお許しが出て一安心する、元赤影(映画での役柄)さん
高山探訪
←「しょぼい赤影参上」
後ろに貼られた凛々しい赤影サンのポスターに一同魅入られて、ふらふらと怪しげな<飛騨民族考古館>の格子戸をくぐってしまいました。
高山城主金森家の御典医であった上田玄泰の住まいと伝えられる建物を往時のまま公開しています。築300年と言われる建物内には、湯殿や井戸も残っており、江戸期の町家の暮らしぶりを今に伝えています。が、この屋敷のすごいところは、別にあります。本座敷には忍窓(しのびまど)や吊り天井、中庭から宮川まで通じる井戸の抜け穴など、随所にからくりが施され、まるで忍者屋敷のような造りとなっています。吊天井とは「てこ」の仕掛けで、いざと言う時に2階にある秘密の入り口から天井裏にあるロープ を切断して、天井自体を落とす仕組みがこの屋敷に組み込まれています。外部からの侵入者を防ぐ(どちらかと言えば始末する)ための仕掛けと思われます。あまりに秘密にされてきたため、後年、家人の誰もがこのからくりの存在を忘れてしまったようで、S47になってこの仕掛けが発見されたと言うことです。表向きは医者と言う家業ですが、実は当地の諜報機関の元締めだったのかも?とにかく、謎が謎呼ぶ不思議な屋敷でした。
←飛騨牛の牛串をみんなで分け合う。今日は、朝から食べてばかりであります。
買い食いばかりしてきたので、昼飯の時間が遅くなってしまいました。せっかくですのでご当地名物<高山ラーメン>を味わうことにします。
当初、ガイドBOOKで絶賛の<桔梗屋>*に向かったのですが、裏通りにあった為、捜すのに手間取ってしまいました。ようやく見つけたその店に入ろうとした瞬間、店の方が店先の<のれん>を撤収している姿が目に入ります。PM2:00で<お昼の営業は終了>とのこと。仕方がないので、大通りに面した中華そば<鍛冶橋>に入ります。しばらく待って出されたラーメンは、鶏ガラベースのスープ(チキンラーメンを上品にした感じ)で、縮れ麺に合っています。とは言え、濃い味付けの徳島ラーメン漬けの私には、少し物足りなく感じたたのですが・・・。諸先輩方はどうだったのでしょう?
*徳島に帰り、ネットを検索すると<桔梗屋>の評価が非常に高いのを知りました。残念・・・。いつか高山に行くぞ!ラーメンを食べに・・・・。
腹いっぱいになった高山をあとに、東海北陸道を下り名神を西に帰路につきます。車中では早くも次回のツアーについて激しい議論が戦わされています。