2011年11月17日(木)
朝、目覚めたとき自分が今どこに居るのか分りませんでした。そうだ、今小郡駅(改名後の新山口という名前は頭に浮かびません)前のビジネスホテルに居るんだと認識するまでかなりの時間を要しました。こんな時は、相当疲れが溜まっているいるのでしょう。昨夜は浜田ICからの高速に上がり、山口県を目指しましたが、映画を見る為、広島で寄り道→http://blog.goo.ne.jp/hally583/d/20111123
をしたりして、ここに着いたのが午前0時。昨日は1日で800キロ移動しました。身体は、まだ寝ていたいと言うメッセージを発しています。今日からは、ゆっくりと旅を楽しみたい気持ちが強くなってきました。せっかくの休暇ですから。でも、せっかくの休暇だからこそこの時しか出来ないことをせねばと、私としては珍しく誘惑に打ち勝ち、寝床から抜け出し、次なる目的地に出発します。
今日こそは、納得のいく<岡見貨物>の写真を撮りたい!という《しょぼい》野望を胸にして・・・。
向かったのは、美祢線四朗ヶ原-南大嶺の田園地帯の直線区間(お立ち台通信Vol.5、P184)に紹介されていたポイントです。今回、ここに的を絞ったのは作例では、影が編成に落ちていなかったから。昨日は、これに泣かされました。今日こそは編成全体にバッチリ陽が当たっている写真を撮りたいのです・・・・。高速道路ICからも近く、またカーナビのおかげもあり、迷うことなく現地に到着出来ました。一目で、このロケーション気に入りました。が、作例と違い、後ろの方に山の影が落ちています。やはり11月ともなるとここでも光線状態は芳しくない様です。上手くクリア出来る場所を探しているうちに、予想より早く列車がやってきます。この時ばかりは、慌てました。このワンショットに懸けて、那須与一の心境でシャッターを切り続けます。
結果は、後方のタキに影が掛かっていますが、これなら合格点を上げても良いかなと自身で納得します。
先ほどの貨物列車が南大嶺駅で対向待ちしているのを確認して、美祢駅北方にある貨物列車の到着地に先回りします。駅前ロータリーの傍にある踏切横で黄色いスイッチャーが待機しているのが見えます。3人の宇部興産セメントサービスの方が、先ほどの貨車を受け取る為、待機しています。「写真を撮らせてください。」と言うと、「どうぞ、どうぞ、好きなだけどうぞ」との返事が返ってきました。このありがたい言葉を無駄にはしまいと、入替えの一部始終をカメラに収めることにします。
列車はここより北にあるヤードに到着。黄色いスイッチャーは貨車を受け取りに出発します。
JRから引き継いだ貨車を牽いて工場に続く専用線を黄色いスイッチャー<No.12>はゆっくりと走っていきます。緑の絨毯を行く綺麗な機関車は絵画のようです。
当初は、おまけの様に思っていた専用線探訪でしたが、予想以上に充実した時間を過ごせました。去りゆく貨車を眺めていると、昨日の朝に撮影したものが、何両か含まれていました。貨物の世界は奥が深い・・・・。
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