8月8日(土)
今日は三重県桑名で大学鉄研OB交流会が開催されます。私にとってOB会行事参加は2年ぶりです。AM11:40桑名駅集合 この時点で14名集合。
北勢線改札口で世話人の方よりスケジュール表を渡されます。それを見て、あまりのスケジュールの綿密さに驚きます。分刻みです・・・。アイドルのスケジュールみたい・・・。そのスケジュールに従い、そのままナローゲージの旧近鉄、現三岐鉄道北勢線に乗車し東員駅へ向かいます。駅近くの喫茶店で昼食を済ますと地元出身のOB、U田さん兄弟の用意してくれた車に一同分乗して三岐鉄道沿線の鉄スポットを巡るツアーが始まりました。
←まずはめがね橋付近にて撮影Time
←今度は三岐鉄道三岐線で撮影Time
私はこれが撮りたかった!四日市港へ向かうセメント列車!数年前まで全国至る所で見られた鉄道によるセメント輸送も、今ではこの東藤原・四日市港間のみ・・・
三里-丹生川間の立体交差横より狙います。
この後反対側から下り貨物が来る予定でしたが、見事ウヤ(運休)となりました。結局、二十分ほどの間に3本撮影できました。ローカル鉄道での撮影としては、すこぶる効率が良い!次に向かったのは、三阜鉄道丹生川駅側の鉄道貨物博物館へ。通常は第一日曜日のみ開館ですので、本日は休館日でありますが、屋外展示されている車両は撮影可能です。しかも展示車両は当然の事ながら「貨車」がほとんど。それを見た私は、餌を投げ入れられた鰐や養殖鰻のように、展示車両に食らいつき夢中でシャッターを切り続けます。10分という時間は、他の参加者にとっては充分過ぎる時間だった様ですが、私にとっては、少なすぎました。time overを告げる世話役の声に促され、泣く泣く博物館を後にします。ここで、車で来た途中参加のメンバー数人と合流。S上、K松両先輩の顔も見えます。
徐々に人数を増して西藤原へ。近年ウイステリア鉄道公園として整備されています。いぶき502の姿に感激。10年以上昔、近江長岡の大阪セメントで活躍していた姿を、18切符で上京する度、眺めてきました。
←途中撮影可能な北勢線スポットでは、車を停めて撮影time!
阿下喜駅経由であらかじめ見学許可を貰っていた北大社車両管理区を見学します。この時点で一行は総勢19人に膨れあがっています。
現場の職員さん達は、わざわざ撮影しやすい場所まで電車を移動してくれました。
東員駅にて運行システムの見学までさせて頂きました。我々のどちらかというとマニアックな質問にも真摯に応えてくれます。
車庫見学を終え、桑名に戻ります。いよいよ、日も暮れ交流会(すなわち宴会)がスタート。昔話に花が咲き、あっという間にお開きに・・・・。最後は参加者で円陣を組み、校歌を斉唱!その後肩を組み応援歌を熱唱し、暑い夏の宴は終了となりました。
ほとんどの参加者は桑名で宿泊するようですが、私は、翌日のパノラマカー撮影に備え移動する事にします。正直なところ、近年の私は、鉄道に対する熱意を失いかけていましたが、OB各位の未だ衰えぬ情熱を目にして、負けるわけにもいかないなと、刺激を受けた一日でありました。それにしても、今回のツアーのお世話をして頂いたOB会幹部の方々と地元在住のU兄弟様(特に弟様は鉄ちゃんでないのに、今回の鉄分濃厚ツアーをお世話して頂きました)にはお世話になりました。